【感想・ネタバレ】がん外科医の本音のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年02月24日

がんを経験しました。その時になって初めて色々と調べました。そしてその情報量と選択肢の多さに訳が分からなくなり、結局主治医に任せようと決めました。
手術、入院を経て、ドクター始め病院のスタッフさん達の真摯で懸命な働き方とチームプレイの優秀さに当たり前ながら標準医療は優秀な人達によって精査されつくされて...続きを読むいるに違いないと思えるようになりました。

本書はそんな私の考えと一致するものでした。
まだまだ全容が解明されていないなかで、どのように考えればよいのか、偏りのない潔のいい姿勢で、かつわかりやすい親しみある文章で書かれていました。

なるほどと思ったのは先進医療とは優れている治療という意味ではなく、承認間近な医療なだけということ。同じ手術でダ・ヴィンチで受ける方を羨む気持ちもありましたがケース・バイ・ケースであるようです。

また、セカンドオピニオンに怒るような医師がいたら筆者まで教えて下さいとまで言い切っています。

そしてがんになったのはあなたのせいではないの一言に救われました。

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Posted by ブクログ 2020年06月03日

医者が書いた暴露本みたいなイメージですが
著者が日々のがん治療の中で
医師として感じていることを
しごく素直に書いてくださったんだな と感じました

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Posted by ブクログ 2019年09月05日

非常にフラットな立場で、重要ながん情報の読み方を教えてくれる。本音というから、言ったもん勝ちな内容と思いきや、意外に良かった。

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Posted by ブクログ 2022年10月31日

セカンドオピニオンに行くタイミングが分かった。

また、医療保険やがん保険について詳しくはないものの医療者側の目線での見方があって良かった。

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Posted by ブクログ 2022年02月24日

非常にことばを選ばれ、さらに弁護士さんとも相談のうえ執筆されています。
ありがとうございます。
かなり本音で書かれていますが、言えないところは多少なりとも残っているかも、と思って読みました。

No.1041
タバコに関する研究結果には注意が必要です。かつてタバコと健康についての研究で、タバコ会社が...続きを読む出資した研究で「タバコはそれほど健康に害がない」というような結果が出たことがありました。これについて医学会では、タバコ会社が出資した研究であれば、そもそのその研究の結果を全く認めないという流れが加速しています。

私もお客様からお仕事いただいていますが、当然忖度します。
どうなんでしょう。第三者委員会やNPOがあったとしても、結局天下っていた、なんてこともありそうですしね。

薬の研究、ワクチンの研究も同じだ、とわたしは感じています。
製薬会社の出資が無ければ研究できないので、どうなるかというと、都合の悪い結果が出た場合は公表しない、調査母体からうまく除外し、結果を合わせる、ということになっていそうです。効果95%を100人中95人が感染しない、と思わせるまとめ方にしているところは問題です(←何を指しているかわかりますよね? これは中山先生のこの本とは関係ありません)。

No.2062
人間とは遺伝子が次世代に継承されていくための「乗り物」であるという考え方があります。

子孫を残したら親は死ななくてはならないのです。遺伝子を残したのですから、親はもう必要ない、という意味ですね(←昨年たくさん売れた生物関係の本の内容だったはず。書評で読んで、いつか読みたいと思っています)。カマキリも、鮭も。ひとも同じ動物なんです。ただ、どの本か。もう思い出すことができません。

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Posted by ブクログ 2022年02月06日

がん患者を相手にしている外科医である著者が「本音」と題して書いた本。
タイトル通り著者自身の想いと客観的事実とが分かりやすく述べられており、がんについて一般人が理解するのに適した一冊だと思う。
そこまで斬新な内容というか、病院の裏側を暴露!みたいな刺激的な内容ではないものの、一医師の本音を知ることが...続きを読むでき一つの安心材料になった。
私にとっては知っているようで知らなかったことも多く勉強になった。
そして、本書を通してあらためて著者の人柄の良さを感じた。
こうして患者に向き合ってくれる医師が増えますように。

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Posted by ブクログ 2020年04月01日

皆に身近ながん
専門家から平易に説明してありわかりやすかった。

また、文から先生の丁寧さが伝わってきた気がする。

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Posted by ブクログ 2020年03月16日

がんの標準治療ってのが大体決まっていて、どこでやっても同じ、最初は抗がん剤治療。抗がん剤も一頃に比べると副作用をかなり抑えられるようになってきているとか・・・ちょっと安心した。

がん検診のメリット・デメリット・・・大腸がん(便潜血検査)以外は、やらんで良いなぁ

がん保険、特約など・・・ほとんど意...続きを読む味なさそうで止めたいけど、マーフィーの法則(止めた途端に必要になるって)しょっちゅう経験してるんでなぁ。お守りだと思って続けるしかない。

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Posted by ブクログ 2020年01月09日

好評前著の続編ってことだけど、内容比較しても、そんなに目新しいところがないのでは…?非医療従事者が、医療リテラシーを少しでも高めるために、って意味ではそれなりの効果もありそうだけど。

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Posted by ブクログ 2019年09月19日

《死生観を学ぶ》

がんによる余命宣告。
残酷なものと考えていた。
だが「残された命」という考え方は決して悪いものではない。

突然の死は、何の準備も無く周囲への影響が大きい、心構えが無い分悲嘆が大きい。

余命宣告を受ければ、やり残したことをする時間であり、別れへの準備期間と考えられる。

もちろ...続きを読むん人それぞれの考え方はあるでしょう。私もPPKが理想と思っている。
とはいえちょっと考えてみようと思うキッカケになった。

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Posted by ブクログ 2019年08月19日

がんの治療、予防、検査、家族の負担、医者の立場などについて、現役のがん外科医が、真摯に実情を書いている。
2019年時点の情報として、かなり信頼できると思われる。

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Posted by ブクログ 2019年07月08日

非常に真っ当な医療本です。医療者は経験が長くなるほど、非医療者との認識のギャップに無自覚になる傾向がありますが、この本は良い意味でニュートラルな姿勢を保っています。
実際に当事者になる前(自分や身近な人ががんになる前)に読まれるといいと思います。

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Posted by ブクログ 2019年06月21日

医師の本音の続編的な作品。前作同様に他の先生方にも確認いただいているということだが、著者の考え方、真摯な姿勢は前作以上に伝わってくるものがあった。
トンデモが幅を利かせる世の中で、こういった本が患者さんに限らず沢山の方の目に触れて欲しいと感じた。

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Posted by ブクログ 2021年08月09日

ところどころ歯切れの悪さを感じるが、概ね、タイトル通り本音なのだと思う。いつか自分がガンになった時に改めて読みたい。

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