中山祐次郎のレビュー一覧

  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    シリーズもの。

    成長するにあたり、ぶつかる壁も高くなるような気がします。
    出会いもあれば、別れもある。くじけても、立ち上がり続けるのが大切なのかもしれません。

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    2024年09月18日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    ネタバレ



    どこまでも真面目で、そして不器用な隆治。
    不器用さも彼の長所。

    医学部で医師を目指す過程での物語であるが、あくまでも過酷である。
    1人の医師が誕生するまでには、膨大な勉強時間、お金、マンパワーが必要なんだな、と改めて思った。

    最後、隆治が医師国家試験に合格したシーンは本当に感激した。
    とりわけご両親の喜びようと言ったら。涙
    そうだよね、嬉しいよね。それにしてもこんなに嬉しいんだ。泣笑

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    2024年09月15日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    ネタバレ


    医師として6年目の隆治。
    手術の執刀をすることが増え腕が上がっていく一方で傲慢さが増えていくことに少し悲しさを覚えた。

    エピローグでの、【人の死になんて慣れない⠀】という一文にホッとする。

    葵ちゃんの最後の方はやはり辛かった。
    まだまだ若く可愛らしい女性の病の進行は無慈悲だ。

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    2024年09月12日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    シリーズもの。

    成長している過程が見られて、たくましさを感じました。患者さんのためなのか、自分のためなのか分かりませんが、きっと葛藤しながらも最善を尽くしているんだろうなと思いました。

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    2024年09月11日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    ネタバレ


    今回も盛りだくさん。

    とにかく医師が超多忙ということ。
    病は例え年齢が若くても無常に襲いかかるということ。

    凜子の間延びした可愛らしい話しかたに癒されます。
    きっと患者さんも同じなんだろうなあ。
    そんな凜子ちゃんも長く医師をしていると少しずつ変わっていくのだろうか。

    佐藤先生、隆治、凜子ちゃんの医師として、人としての思い悩みが臨場感溢れる表現で書かれている。

    葵ちゃんが無事、富士山に登れてよかった。
    ハラハラドキドキでした…。

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    2024年09月08日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    9人の現役医師による医療小説アンソロジー。
    医師作家でしか表現できないと思われる臨場感あふれる詳細な描写、ヒューマンでミステリアスなストーリーが魅力の作品集だ。
    1〈研修医ヒナノの洞察〉
    上司からパワハラを受けている研修医が患者の膠原病を見つけ上司を見返す痛快な話
    2〈魚類譚〉
    封建的で理不尽な医大の内部構造、詳細な手術シーンにミステリーとホラーの要素を取り入れた作品
    3〈パイナップルのある光景〉
    同じような引きこもり系の精神疾患でも、一方は入院治療、一方は家族による対処という示唆をする精神科医。専門的な見解が押し付けなく、ふわっと伝わってくる秀作
    4〈救いたくない命〉
    救急外来に運び込まれて

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    2024年09月04日
  • 泣くな研修医

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    巻末の解説が秀逸。これ以上の感想は書けません。この著者初読みでしたが、このようなお医者さんがおられたのですね。文章も上手い。専門用語もありリアルな感じ?がします。次巻を読んでみます。

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    2024年09月01日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    雨野隆治、31歳になった外科医。半年間の任期で離島の診療所へ。
    島ではあらゆる病気を診なければならず、設備も整っているわけではない。東京のような都会では助かる命も、助けられないこともある現実。
    雨野先生は離島医療が向いているような気も。
    志真さんとは進展がなく残念でしたが、これからも雨野先生の活躍、楽しみです。
    ただ、殺人事件のエピソードはいらなかったかなー。そこに至った理由も、??で、納得いくものじゃなかった…。

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    2024年08月31日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    シリーズは以下の順番らしいです。
    ①泣くな研修医→読んだ
    ②逃げるな新人外科医→読んだ
    ③走れ外科医
    ④やめるな外科医
    ⑤悩め医学生
    ⑥外科医、島へ

    2作目まで読んだけど、順番通りが良いです。
    1作目より主人公の研修医が成長したけど、恋愛も実家もあと一歩というところが、歯がゆい。

    3作目も読みます。

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    2024年08月29日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    雨野先生も三十歳。
    オペもだいぶこなしてきて、難しい手術にも参加する機会も増えてきた。
    前作までは、医者だけど医者らしからぬ面をもち、患者や家族の立場にたって考えようとする、ある意味医者になりきれていないあめちゃん先生が、どうかすれていきませんように、、、と思っていたが、そんなあめちゃん先生にも、末期癌の友達、葵ちゃんをみても「医者らしい」視点から見てしまったり、慎重だったオペでも、慢心からか、ありえないミスをしてしまう。
    付き合っている彼女の誕生日を忘れていたり連絡をしなくても、「しょうがないじゃないか、忙しいんだから」と、自分の事しか考えられない。

    さて、この次のあめちゃん、どっちの方向

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    2024年08月26日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    シリーズ6作目。今回はいきなりの離島勤務。
    バリバリの外科医が突然こんな風に派遣されることがあるんだろうか。
    医療格差、命の重みを感じる雨野先生の気持ちがリアルに伝わってきた。
    6ヶ月の派遣中に色々な出来事があったけど、検死までとは!
    このシリーズはミステリー要素なしの方が、個人的には好き。

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    2024年08月25日
  • 泣くな研修医

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    初めのほうは主人公の研修医が急がなければならないプレッシャーから、確認もせずにエイヤで医療行為を行ってる感があって、ちょっともやもやしたけど、段々と人に寄り添いながら成長していく様が良いなと思いました。
    シリーズものらしいので、他の作品も読みたいです。
    因みに以下の順番らしいです。
    ①泣くな研修医→読んだ
    ②逃げるな新人外科医
    ③走れ外科医
    ④やめるな外科医
    ⑤悩め医学生
    ⑥外科医、島へ

    処置や治療が細かく描かれており、ちょっと基礎知識がついた気もします。

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    2024年08月24日
  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    本屋で発見して小生初、中山祐次郎さん。現役のお医者さんなんですね。病気や手術の描写がホンモノで、ベテラン医師達と、葛藤を続ける若き外科医の関係が巧みに描かれています。

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    2024年08月16日
  • 泣くな研修医

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    「あの本読みました?」で紹介されており読んでみた。研修医の日常だが、医者のあるべき姿や現実を考えさせられる。
    患者にとってよい医者とは?

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    2024年08月16日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が描く小説はリアリティがあります。専門的な用語も飛び交うがそれもまた面白い。本短編集はよく知った医師作家が多かったので、新たな面も見れて楽しめました!

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    2024年08月07日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    シリーズ3作目。若くしてステージⅣの癌になったら、と考えてしまう。一瞬一瞬を大切に生きようと教えられる作品。

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    2024年07月17日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    雨野の医学生時代の話。
    医学生って、こんなにも大変なのかー。と、思わずにはいられない。
    息つく暇もないような学びの日々。
    そして、研修医になった後も、しばらくは息つく暇もない日々が待っている。
    医師にならないと決断をした人も、医師になった人も、みんな真剣に戦った人々なんだなー。。、と、しみじみ思う。

    それにしても。。
    肛門の授業、面白そう。。。

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    2024年07月12日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    泣くな研修医シリーズ。
    久しぶりに手にしたシリーズだなー。
    読みながら、過去の3作を思い出していく。

    今回は、「死」というものが結構でてくる。
    遠くのように感じるが、ものすごく身近にいるものなんだよな。
    その近さに気づいた時、患者は、不安を覚え、生きていたいと切に希望したり、その逆の反応を示すものもいる。
    つい最近、それを肌身で感じたばかりなので、彼らの気持ちが痛いほどわかった。
    まあ、自分の場合、そこまで深刻ではないのだが、医者が脅すし、自分に余計な知識が豊富だから。。。苦笑

    医療者は、死に慣れてしまっているように感じる。
    丁寧ではあるが淡々と話す医師の姿に、そう思っていたが、あめちゃん

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    2024年07月10日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    研修医シリーズ5作目。遡って医学部時代の話。
    医学部って入るのも、そして入ってからもこんなに大変なのか…
    「その生活の全てを患者に捧げよ」という教授の言葉。医療を受ける側からしたらありがたいけれど、皆さんお体大切に!と思ってしまった。
    そして、肛門科のエキスパートの教授の授業、とても面白そうで受けてみたくなった。

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    2024年06月27日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    若手外科医・雨野隆治のもとに急患で運ばれてきた21歳の向日葵。彼女はステージ4のがん患者だった。自分の病状を知りながらも明るく人なつっこい葵は「人生でやっておきたいこと」を打ち明ける。医者としてとめるべきか?友達としてかなえてあげるべきか?

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    2024年05月16日