宮台真司のレビュー一覧

  • 音楽が聴けなくなる日

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    再帰性=セルフモニタリング 自分を俯瞰 立ち位置確保
     結果としてのコンプライアンス
      不祥事の防止・企業価値の向上
      事なかれ主義=前例の踏襲

    「リキッド モダニティ」液状化社会 ジグムント バウマン
     決定しない優柔不断が合理性 ⇒その都度 選ぶ人になる
     
    「キャラ」
    「自己責任」
    「状況的な人間関係」
     関係に応じた人間関係 すべてをさらけ出さない
    「多元的な自己」リースマン

    ーーー
    「法」 古い法を排して市民が勝ち取ってきた財産 暫定的で不完全なもの
     法は統治の必要から制定
      民主制=価値観の多様性 道徳感情は反映してはならない
      定住の営み支える所有とともに法が生まれ

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    2020年09月21日
  • 音楽が聴けなくなる日

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  音楽が聴けなくなった日
    第2章  歴史と証言から振り返る「自粛」
    第3章  アートこそが社会の基本だ
    おわりに

    <内容>
    「電気グルーヴ」のピエール瀧が麻薬で捕まって、その楽曲の販売、配信が一切停まった。発売元のソニーミュージックエンターテインメントの「自粛」によるものだった。本によると、日本独特の風習(商習慣?)らしい。そして、90年代以降それが始まり、どんどん悪化?の方向らしい。帯にかかれる坂本龍一のコメントではないが、「聞かない自由」「聞く自由」があり、創作、演奏している本人たち(電気グルーヴはほとんど石野卓球が創作、演奏している)以外に、聞き手にも自由が

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    2020年06月21日
  • 音楽が聴けなくなる日

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    ‪アーティストが逮捕されると過去の作品が自主回収や配信停止などの手段で速やかに世間から消えるというバカすぎる風潮を分析した一冊。音楽に閉じずに他の事例も交えて社会の在り方を考察している。正直このレベルのことを書籍化してわざわざ論じなければいけない時点で気が遠くなるわけだが、音楽や映画を愛する人ならば改めて読んでおきたい。‬

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    2020年06月14日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    対談をまとめたからなのか、読みにくいところもあるが、結構腑に落ちたりする文もあって、なんとか読み終えた。相手の幸せを望むことが大事。

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    2020年04月11日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    僕が今生きる地平はどのようになっているのか。
    とりわけ戦後からの日本。現代日本とは何なのか?

    失われた30年
    日本が停滞していたことしか経験として知らない僕にとって過去の世代の断念がどのようなものなのか

    オウムに魅せられた当時の若者
    全共闘の終わり、シラケ世代、60年代生まれ

    終末思想
    アニメや漫画で描かれる終末後の共同体
    あるいは現代の終わりなき日常

    80年以降の生まれは世代としての断念を知ることなく、ゆっくりと衰退していく日本で終わりなき日常を生きている。

    積極的な未来の希望があるわけではない。
    むしろ未来をしっかり直視するのであれば、日本の将来は不安だらけだ

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    2020年03月21日
  • 社会という荒野を生きる。

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    作者の講演会に行きました。勉強の哲学を読んだ時と同じような爽快感がありました。ゼミの学生にはクオリアが大事だとといているそう。体験質。表現は全て体験のデザイン。ナンパの話だとか援助交際の話だとか性愛の話だとか、いちいち社会背景があり理由がある。私たちが社会に組み込まれた存在であるということをはじめて意識することのきっかけになったといえる内容でした。規定時刻で退出しましたが2部もあり宮台さんのゼミの学生を羨ましく思いました。

    本の中で第3の承認、こんなはずじゃなかった感。ホネットの第3の承認の場というのが長年の疑問を少し紐解いてくれたような。して、絶望の時代の希望の恋愛学も読もうっと。

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    2019年03月31日
  • 社会という荒野を生きる。

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    ラジオ番組でいつも聞いているので、本をみつけてすぐ買いました。期待通りでした。鋭くて深くて、そうなんだろうな、と思いつつ読みました。こちらには簡単に賛成できるほどの見識があるわけではないので、そうなんだろうな、どまりですが、とても心に残りました。

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    2019年01月03日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    二村さんの「あなたがモテないのは、自分について多面的に考えていないから」に納得。宮台さんの、好みからかけ離れた相手を好きになることが恋に落ちるってことというのも心に残った。

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    2018年10月14日
  • 父として考える

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    対談が「父として」を超えてその周辺テーマ・領域を広く縦横無尽に語られているのが面白い。しかし、良く読んでみると出発点はやはり「父として」であり、その微妙さ加減が興味深い。対談という形式によって、お二人の特徴も良く表れていると思う。

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    2018年10月13日
  • 日本の難点

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    かなり乱暴に要約すると、最近よく取沙汰される社会問題の要因は人と人の関係が希薄になっていること、そして、それ故に行き詰まった人を拾う仕組みがないことだと解釈した。以前から宮台氏に一目おいていたこともあり、特に教育論若者論は共感できるところが多かった。
    しかし最近人文系の書物を読んでないせいか、引用が多すぎて返ってわかりにくい箇所が多かった。

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    2021年08月08日
  • 宮台教授の就活原論

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    おなじみ宮台真司さんの本。
    出版されたのは2011年だからかなり前。

    「就活原論」とタイトルにあるけど、就活を通して社会を見るための本と言える。著者は社会学者なので当然の視座だとは思うけど。

    個人的にはすごく面白かった。
    けど、今まさに就活してる学生に役立つかというと、たぶんあまり役に立たないかな?とは思う(笑)宮台さんが提示する処方箋は、すぐに実践できるものではなく、どうしても時間がかかるので。

    とはいえ、この社会で就活という変なイベント(ゲーム)に参加する必要があるならば、読んでおいた方が良い。どちらかというと、小学生前後の子供がいる親が読むべき本だと思う。今まさに就活してる子がいる

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    2018年08月16日
  • 日本の難点

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    宮台真司の本を読むのは初めて。だって、テレビや論壇でお目にかかると、何か人をバカにしたようなひねくれ者って感じでハナにつくじゃない。確かに読んだこの本もそうだった。
    でも「社会的包摂」に注目し、それを重視した社会を築くことがいじめや基地問題、そのほか数々の現代日本の難点をすくうことになるという主張には大いにうなずける。もう少し理想家肌的なところから社会的包摂を学んできた自分だけど、ある意味、それ以上に現実的かつ急先鋒として社会的包摂のある社会構築を論じているといえる。
    書かれたのはリーマンショック直後の2009年であり、東日本大震災も知らない10年近く前のこと。震災を経験し第二次安倍政権が跋扈

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    2018年07月22日
  • 反グローバリゼーションとポピュリズム~「トランプ化」する世界 マル激トーク・オン・ディマンドvol. 11~

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    トランプ大統領の誕生は、米国における白人のマイノリティ転落に対する恐怖(白人によるアイデンティティ・ポリティクスの行使)、急速なグローバル化やインターネットの登場による中間層の没落(豊かだったものが貧しくなったという感覚、インタネットの登場による生活様式の共有への不信)といったより大きな問題を表象しているに過ぎない。こうした社会の流れや急速な変動への揺り戻し、(移民に対して非同化政策を採ったことに起因する)共有できる敵を常に必要とする従来のアメリカン・ウェイという観点から、トランプ政権が徹底して自国第一主義に走ることは当然の予想である。政治的正当性への不信も含めた民主主義の劣化、享楽化(ポスト

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    2018年07月08日
  • 父として考える

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    父になったら、子供の成育環境には嫌でも興味がわきますわな。しかしあの宮台真司がねぇ、と思いながら興味深く読めました。公立小中高を出た公立至上主義としては、共感する点が多かった。

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    2018年06月11日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    自民党から民主党への政権交代を果たした直後の興奮と、その後の凋落を知る立場からすれば、まさに虚しいばかりの宮台真司と福山哲郎による対論。
    ここで変えようとしていたものが、なぜ変えられず、それどころか退行してしまったのはなぜなのか、改めて考えないといけません。次の政権交代のために。

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    2018年03月16日
  • 日本の難点

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    如何に自分は正しかったか、そしてブレてないか、2割。
    如何に自分の子育ては正しいか、1割5分。
    如何に論壇人はバカか、1割。
    社会システム理論によると・・・、2割5分。(数値は全部評者による推定)
    要らないんですけどね、そういうのは。
    だから新書にしては、少し厚めになっちゃうんですよ。

    大学の講師が生徒を食事に誘うくらいでセクハラ扱いされるアメリカ流の風潮は、あほらしい。
    そういうのは、フランス人に馬鹿にされるんだよ。大学の講師が女子学生とつきあう権利を奪うのか、
    と言ってね、というくだりは笑ってしまった。

    というのは、学生時代に、後輩の女の子と一緒にいたとき、宮台氏から彼女の携帯に電話が

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    2018年03月10日
  • おどろきの中国

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    あの愚策である、文化大革命の良い面として、中国の長い歴史に根付いた伝統を無化した功績が大きいとある。それにより、伝統の拘束力が低下してこの後につづく改革開放がいっきに進んだ。今日の中国の資本主義化がスムーズに移行できたのも納得がいくわけである。

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    2018年02月11日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    損得勘定の意識が強くなっていた自分に改めて社会生活をする上でもっと重要な事を気づかせてくれた本。

    性愛時にフェチ系という自分の趣向のみを追求する人とダイブ系という相手と一緒にトランス状態(変性意識)になる人がいるが、前者は相手は代替可能なので長続きはせず、後者は相手は代替不可能でいつ迄も幸せな性愛生活を送る事ができる。

    日本の若者の性的退化が言われて久しいが、その原因としては体育会的なホモソーシャリティ文化が失われた事が原因と著者は分析する。周りから強制・サポートする人が居なくなったから、若者の性に対する意識は退化してしまったのだ。

    社会が良くなれば性愛的に幸せになれるかと言うと全くその

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    2018年02月10日
  • おどろきの中国

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    このシリーズはなかなか面白い。
    橋爪先生をちょっとよいしょしすぎなような感じはするが。
    中国に住んでいたものとしては、納得できるところが多くあったような気がした。
    毛沢東に散々な目に合わされても、打倒するわけではないというのは今の北朝鮮に近いものがあるのかなというところ。
    しかし、毛沢東はブチギレてる人物だよな。

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    2018年01月14日
  • 戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島

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    かつては犬猿の仲だった小林よしのりさんと宮台真司さんに東浩紀さんを加えた3人の鼎談本です。題名通り安保・沖縄・福島について徹底的に安倍政権批判をしている本ですので好き嫌いが別れると思います。

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    2017年12月23日