宮台真司のレビュー一覧

  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    一筋の希望の光とともに、この先のエネルギー問題について考えたいひと必読の一冊。

    ここでは「3.11以後の日本」について、社会学者の宮台真司氏と環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏ふたりの対話を通じて、おもに「エネルギー」面から論じている。

    宮台氏はここまで原発社会をつくってきた日本人の「心性」について、「《悪い共同体》とそれに結合した《悪い心の習慣》」「知識社会」「ガジェットの集積を尺度とした豊かさ」といったキーワードから語っているが、まさに核心をついている。

    一方、もともと技術者として原発開発の現場に身を置き、原発行政にも深く関わってきた飯田氏の話も生々しく興味深い。その後訪れたス

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    2011年06月24日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    民主党に政権交代した後に出版された本。その後、首相は変わるし、民主党のマニフェスト自体も変わってきてる。今読むとだいぶ状況は違うが、本書で触れられた内容が現在、問題として噴出している部分もある。領土問題しかり、地震による原発問題の裏にあるエネルギー政策しかり。マスコミ報道のありかたについても問題が多い。今読んでも面白かった。

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    2011年05月05日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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     オウムの問題を切り口に、当時の社会を分析する。共同幻想が崩壊した後のどのように生きていくかを述べている。要所々々で挟まれるコラムは意味不明だけど、当時の空気をよくあらわしている・・・ように思える?

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    2011年03月23日
  • 父として考える

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     父として、教育、社会、子育てについて対談する。現代社会を鋭くえぐりとって、論議している。つべこべ言わずに読みなさい。

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    2011年03月23日
  • 父として考える

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    同時代に父なった同世代として共感できる内容が多かった。論壇でもとがった二人が「父」としての表情に照れている感じが好感もてました。

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    2010年11月01日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    対談本としては類を見ないレベルの高密度。
    日本の難点よりは政治の背景部分が丁寧でわかりやすい。

    これと対決するような本と合わせて読むとより政治の理解がより深まると思うのですが
    そういった本,どなたかご存じないですか??

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    2010年07月25日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    宮台真司氏の本は初めてやったんやけど、興味深い意見やったし、歯に衣着せぬ言い方もよかった。毒舌という訳ではなく、変な遠慮はしないという言い方。他の本も読んでみたくなった。

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    2010年07月19日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    日本の政治の本質を捉え、タイトルで掲げるように自民党政権下の日本は民主主義とは呼べない「お任せ」政治だったこと、政権交代を機に日本に初めて民主主義が生まれようとしていることを訴えかけている。その上で、民主主義のコストや難しさに触れ、決して楽観できる先行きではない、むしろ困難な道ですらあると注意を促してもいる。これを読むと自民党→民主党の政権交代が革命だったと言われても納得できる。民主主義というものについて改めて考えさせられた一冊。

    また、対談本ということもあり、同著者の『日本の難点』よりも内容が噛み砕かれており、とても読みやすかった。

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    2010年11月09日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    鳩山首相は自信の政治資金問題で参院選まではとても持ちそうにないが、それで衆議院多数を持つ民主党の政権が終わるわけではない。

    そういう点で、もう一度民主党のマニフェストについて再検討し、本当に不都合があるのであれば、次の機会にその修正を行動で示すことができる。

    そういう点で、民主党のマニフェスト作成の責任者だった福山外務副大臣と宮台教授による対談形式でマニフェストの背景、狙いが掘り下げられており、ニュースショーの短い時間で且つ、頭の悪い人間による上っ面だけの解説だけではわからない点も理解できる点で民主党の支持者にも不支持者にもおすすめしたい。

    政権が変わり、ゲームも変わった、あるいは変えよ

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    2009年12月15日
  • 計算不可能性を設計する ITアーキテクトの未来への挑戦

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    社会における計算能力を扱った対談本。

    この本での議論は、もはや社会にとって計算機による計算能力やそれによる計算可能性内での意志決定は常態化しているが、その社会的重要性を踏まえられていない情報技術者・研究者(アーキテクト)たちと、そこへリーチできていない社会学という今の日本社会の現実を踏まえて、計算不可能性をキーワードによりよいではないな、もう少しましな社会とそれを支える計算能力への道筋をつけようと努力している。

    対談の中で明確な結論と道筋が出ているとは思わないが、その中から拾い出すべきものは多いと考えるし、アーキテクトの末席を汚しているかもしれないぐらいの自分のとっても考えさせられることが

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    2009年10月26日
  • 絶望から出発しよう

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    ここではないどこか。

    入れ替え可能な仕事をする入れ替え可能な存在。

    かけがえのなさを望むものたちの、パターン化された凡庸さ。

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    2009年10月04日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    90年代の時代の指南書として良くも悪くもまとまってる本。これとポストモダンを押さえれば現代がいかなる時代か俯瞰出来ると思う。むしろこれよりも「まぼろしの郊外」の方にまとまった記述があるのでそちらもぜひ

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    2009年10月04日
  • 聖と俗 対話による宮台真司クロニクル

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    宮台真司の学者としての功績は何だ。そこから考えると、こうした思想家然とした学識タレント、一種の芸能人として消費されるポジションは、例え教職や論壇であっても“パフォーマー“という枠を出ないという気がする。

    だが、安全圏から発言する卑怯な人間だというつもりはない。現に宮台は暴漢に襲われ、本書はその内容にも触れるものだ。それなりの覚悟を持って露悪的に振る舞っている。

    露悪的にしか、日本社会に巣食うアノミーに気付かせる術がない。

    ー 日本は、残念ながら失敗した。「クズ=言葉の自動機械・法の奴隷・損得マシン」が不安ベース・不信ベースなのに対し、クズは横に置いて幸せベース・信頼ベースで生きようよと、

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    2025年12月21日
  • ルポ 日本異界地図

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    ネタバレ

    カテゴリはエンタメにしているけれど、全体的にはまじめなテイストの「異界」ルポタージュ。
    いわゆるダークツーリズムに通じている面もありつつ、それを含めた場所や記憶の話はとても興味深い。

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    2025年10月09日
  • 聖と俗 対話による宮台真司クロニクル

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    対談というかインタビュー。
    近田春夫氏が絶妙な合いの手を入れるのと、ちょいちょい鋭い質問を投げかけるので、宮台真司氏も「いい質問」という言葉から答えているので、気持ちよく話しているのが感じられる。
    宮台真司氏のナンパ師としての活動や、援交女子高生との関係、大学教授など、様々な立場や視点を通してみる、当時の世相はとても興味深く、世代は違うので、同じ目線ではなかったにせよ、同じ時代を見てきた自分の目が、いかに表面しか見てなかったか感じさせられる。

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    2025年08月09日
  • 経営リーダーのための社会システム論~構造的問題と僕らの未来~

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    現在の社会の問題を構造的に捉えて、その原因が何であるかを考察し、何をしていけば良いのかを対談形式でまとめた本である。
    対談形式ということもあり、読み易さがありながらも、問題の深掘りは哲学や実例を交えているため、本質をついてると感じた。
    本書を読むことで、主に日本社会で起きている問題を考えるきっかけとなり、自分がどんな社会を良しとするのか?どんな社会に暮らしたいのか?そして、そのために何をしていきたいのかを考える良いきっかけになると思う。

    今の政治に一般意志が反映されているのか?という疑問もふと浮かんだ。
    さて、私はこの問題に対して何をしていくのか?改めて考えていきたい。

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    2025年08月07日
  • 制服少女たちの選択 完全版 After 30 Years

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    30年前になるのかと思うのと、それを今改めて完全版として再び世に登場させた事が感慨深いというか、やるせないと言うか、複雑な気持ちになる。
    しかしお金の為だったり、自分を満たす為に援助交際をしていた女子高生達が、その後不幸な境遇になっている子が多いと言うのも、悲しい話。
    プルセラショップがあるからとか、女子高生と大人をつなげるアプリやサービスがあるから、援助交際が広がったという意見は、まあ普通だと思うが、あるからやってしまったという彼女たちはどうなのか、またなかったとしたら彼女たちはどうだったかとかも大きな問題だし、買う大人の側についてももっと深掘りしてほしい。

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    2025年07月12日
  • 日本の難点

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    本書は2009年出版で時代と共に一部劣化した情報もあり割愛した。「この社会」をどう読み、どう国民は考えるべきかを問う本書だ。その中で気になる内容は当時から「防衛は重装備+対米中立」を掲げ「農業は農協+農水省+自民党水族を解体し農業の抜本的な改革」と主張している事だ。現実米国は防衛費の増額を毎年要求し、米国武器の購入、日本の駐留部隊への補助を求めているが、2025年には見直すべき項目でありEU諸国が対米国で動き出したように、いつまでも米国頼りではなく、日本独自開発の重装備が必須であり、米国とは中立的な立場(貿易含め)での交渉が必須となった。また農業に関する「2025年の米不足問題」は農協+農水省

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    2025年07月08日
  • 経営リーダーのための社会システム論~構造的問題と僕らの未来~

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    面白かった。孤独の危険性とシステム化された社会との付き合い方について、理解が深まる。システム化された社会における感情の劣化など、実社会で感じていたことをしっかり言語化してくれていた。

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    2025年04月14日
  • 子どもを森へ帰せ 「森のようちえん」だけが、AIに置き換えられない人間を育てる

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    知らない言葉が多くて理解しきれていない箇所もあるけど、お話はすごく良かったです
    身体性を身につけること、アフォーダンスの重要性、などなど、始終頷いたり、そうかと感嘆したりしながらそこに参加してる気分になって読みました。
    ギリ昭和で田舎育ちの自身の環境を振り返るとオーガニックな森のようちえんだったなと思いました。自然の中で過ごした経験は今思えばとても豊かだった。そのような環境に身を置くことでしか育たない感覚や身体性があり、それはとても大きな価値で、子供が成長する上で決して蔑ろにしてはいけないものだと改めて思った。

    少し話は逸れるけど、以前、スタジオジブリの鈴木敏夫さんが「走ったり飛んだり、身体

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    2025年03月23日