宮台真司のレビュー一覧

  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    表現が理解できてない部分が多々あったものの、なかなか楽しく読めた
    でもオウムを肯定することはできないし、自分がオウム側の立場に立つ可能性、これに限っては絶対にないと断言できる

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    2014年02月11日
  • 日本の難点

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    ネタバレ

    著者の本は初めて。人間関係や教育、日本の社会や民主主義について章立てして著者の考えを述べています。
    関心を惹かれる部分は多かったですが、まずは日本の民主主義について書かれた中での”民主主義の不可避性と不可能性”の部分が印象に残りました。
    単語の概念が難しい(ここに限らず…)ですが、”民主的決定であれば正しいということはあり得ないし社会の複雑化に伴って益々あり得なくなる。かといって、一部のエリートに任せてもうまくいくわけでもない。そうなると民主的決定に任せるしかなくなる。” ”この状況を何とかするには、民主的なプロセスで「様子を見る」→そこでの社会学的啓蒙を通じて民主主義を社会的なものにしていく

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    2014年01月11日
  • おどろきの中国

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    内容の濃い鼎談.中国の特性を細かく分析している.中国との関係を欧米風の国際関係の観点から見る危険性を指摘している.朝貢体制が存在していたと述べている.また、日本の侵略に関して明確な意図がなかったとも指摘している.日中関係はやはり難しいことが再認識できた.

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    2013年12月15日
  • 日本の難点

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    「ポストモダンでは、第一に、社会の「底が抜けた」感覚(再帰性の主観的側面)せいで不安が覆い、第二に、誰が主体でどこに権威の源泉があるのか分からなくなって正統性の危機が生じます。不安も正統性の危機も、「俺たちに決めさせろ」という市民参加や民主主義への過剰要求を生みます。
    不安や正統性危機を民主主義で埋め合わせるのは、体制側にも反体制側にも好都合です。体制側は危機に陥った正統性を補完でき(ると信じ)、反体制側は市民参加で権力を牽制でき(ると信じ)るからです。」

    社会の底が抜けたポストモダンにおいて、関係性の学である社会学に何ができるのかはよく分からなかったけれど、立脚する大地のない思想は根付かな

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    2013年12月11日
  • 宮台教授の就活原論

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    就活の本ではあるが、前半の労働環境に対する考察は、就活生で無くてもとても参考になる。

    「適応」と「適応力」は違う、前者は既存の会社のカラーに染まる事、後者は会社がどのような形態に変わったとしても、追随できる能力の事。
    今の会社は後者を求めている。

    このくだりが一番ツボにはまった。

    企業側の目線を意識もでき、労働に対する考え方を見直すこともできる。
    就活前はもちろんのこと、仕事の覚えたてのころには非常に有益な一冊になると思う。

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    2013年11月11日
  • 父として考える

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    最初に読んだ時は全く刺さらなかったのに二回目に読んだ時に刺さりすぎてびっくりした。子育てをするようになったインテリ二人の会話という感じで面白かった。

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    2013年11月07日
  • おどろきの中国

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    13年前に中国に1年ほど留学したときの感想は、
    「なんなんだ、この国は!」

    本書でも紹介されている小室直樹先生の『中国原論』でその“特異さ”はある程度予習したつもりだったが、実際見て体験した国はまさに驚きの連続だった。

    本書は3人の社会学者の鼎談で、中国なるものの原理、日中の近代化の近代社会学的な考察、日中の歴史問題、そして今後日本が取るべき針路などについて語っている。

    国家や国民と行った欧米のフレームにはおさまらない国、カリスマ毛沢東は現代の皇帝、「改革開放こそ文革の最終的な仕上げ」などなど、「おどろき」の理由がだいぶ明らかになった。

    歴史問題も含め、「日本は米中関係の付随物にすぎな

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    2013年10月16日
  • 日本の難点

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    ネタバレ

    全体を5章に分けて、それぞれの分野での社会学的な知見を”躊躇せず”書き下ろした一冊です。
    かなりディープな領域まで行ってて、門外漢な自分にはbeyond understandingな点ばかり。。。

    日本における「社会的包摂」を高めるためには、地域の近接性を軸にした「みんな」への「価値コミットメント」が必要だというのが、一つの大きな主張であったように考えます。
    自分の思う方向性といい具合に一致したのがちょっと感動でした。

    同時に、まだまだ全然知らない世界があるんだなと痛感させられた一冊でもあったわけで、自分の学をどのように修めていくのかも大いに悩まされます。

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    2013年08月10日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    東日本大震災、福島原発事故から2年を過ぎても、
    いっこうに収束の行方が見えない…
    本書は、震災事故1週間めの対談をもとに編まれた一冊。
    肝心で不可避な問題点が明晰に言及されていると感じた。

    著者の飯田哲也は「あとがき」でこう書いている…
    ―この国の「旧いシステム」は、あまりにも日本社会を構成する
     大多数の善良な人々、とりわけて最底辺層や将来世代への
     眼差しが欠けているだけでなく、その善良さを愚弄し、
     見下し、しかもそこに付け込んで「寄生」しているとしか思えない。
     しかし他方で、それを批判して理想像を美しい論文にまとめても、
     どろどろした「現実」に手を突っ込まなければ、
     それはエク

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    2013年03月16日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    ネタバレ

    あの震災の日、津波で流されゆく建物や燎原の火に焼かれていく家々を、遠い九州の地からワンセグで見ながら抱いた妙な感情。明らかに「日常ではない」光景に対する、恐怖にもワクワクする気持ちにも似た気持ち。

    その後様々な言論誌で見た、「『終わりなき日常』が終わった」という言葉。
    例えば東浩紀は、「震災で僕たちはばらばらになってしまった。それは、意味を失い、物語を失い、確率的な存在に帰られてしまったということだ。」という(思想地図βvol.2 11頁より)。
    その意味するところは、私にはわからなかった。しかしその言葉には、強烈に引きつける何かがあった。
    震災以前に私がなんとなく過ごしてきた「終わりなき日

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    2013年03月01日
  • 増税は誰のためか

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    身近な税金である消費税。この税率アップが妥当かを旧財務官僚や経済学者等が分析している。
    消費税の増税をめぐる議論の中で、政治をいかに私達が、政府に丸投げしていたか気付かされた。

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    2013年02月06日
  • 日本の難点

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    頭いい人が書いているんだろうな。と思える。論旨はなるほど、と思うところと、そうかな?と思うところと半々。ものを考えるきっかけになるという点ではいい本。新たな視点を与えてくれる部分も多い。

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    2012年10月14日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    言葉が足らないと~ からのリファレンス。

    次の総選挙に備えた定点観測という意味で参考すると非常に面白い一冊。

    当時、外務副大臣、民主党参院政審会長の福山氏と首都大学東京教授の宮台氏による対談2009年11月の第一刷。

    本書にたびたび出てくる「事情変更の原則」について、実際に法理として適用されたのは、ワイマール憲法下でわずかに事例があるだけ、という点は留意しなければならないですね・・・。

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    2012年09月03日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    社会学者、宮台真司さんと環境学者?の飯田哲也さんの対談形式によって原発依存社会について言及された一冊。
    全体としては飯田さんが環境的、エネルギー政策としての専門的な側面から論じ、宮台さんが(どちらかといえば)読者目線で的確な疑問を投げかける、といったような構成。宮台さんのコメントについては、読んでいて気になる部分を的確かつわかりやすい表現で突っ込んでくれたり、理解を促進する言い換えをしてくれたり、さすが宮台さんって感じでした。

    個人的に一番面白かったのは第二章「変わらない社会、変わる現実」で、ここではなぜ日本社会が原発依存社会から抜けだせないでいるのかを、抜けだしたスウェーデン社会との比較か

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    2012年08月02日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    エネルギー問題についてなんも知らなかったおれには目から鱗な情報満載だった。例えば自然エネルギーが実は結構量的な意味でもいけるんじゃないかとか、北欧の例とか。原子力ムラも聞いたことあったけど実態が垣間見えたし。エネルギーの問題から日本の共同体自治についても考えたり。
    ただ対談形式なんで、おれみたいな無知な人間にしたら知らないキーワードが解説なしで出てくるのが難点。

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    2012年07月19日
  • 宮台教授の就活原論

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    先日、金沢での集まりで話題となったので、早速、読書!
    筆者は、首都大東京(昔の都立大)の教授で、女子高生の援助交際研究で話題となった人。彼が就職委員長として活躍していたときに感じたことをまとめたもの。

    金沢では、学者先生の独りよがりな指摘が多いものの、現場に立つと感じることが多いと話されていた。確かに自分も学生に『自分の頭で考えろ!!!」と思わず言ってしまうことも多く、共感する点も多かった。

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    2012年07月04日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    エネルギー政策を取り巻く背景と、政治のカラクリが読めた気がする。
    本の趣旨とは関係ないが、薪ストーブに惹かれてしまった。
    炎を眺める生活は優雅でいいなぁ。

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    2012年05月26日
  • 父として考える

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    それぞれの子どもを例にあげて対談されているので大変読みやすい。
    ニュータウンなど新住民の多い同質性の高い空間での問題、学力低下問題の考証など、すでに書かれていることでもあるが、更に分かりやすく、面白く読めた。
    子育て政策に対する非子育て独身世帯のある種の不満に対する答えに納得。

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    2012年05月17日
  • 宮台教授の就活原論

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    社会学の流れを踏まえて就活についての具体的な手法ではなく、就活への取り組みの「心構え」についての本。

    現状が良い社会かどうかは置いておいて、とりあえず現状を正しく認識させようという感じ。
    特に「ホームベースを持て」というのは、社会学者ならではの助言だと思う。

    ただ難点としては、これを最後まで読める学生は満足な就職ができるんじゃないの?っていう疑問。
    つまり、救われない学生に対する「救いの手」になっているかどうかは微妙だと思う。
    (「最後まで読む」という程度の努力ができなければ満足な就職は難しいとも言えるが)

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    2012年05月10日
  • 増税は誰のためか

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    いやはや、財務省のデタラメさに驚き、野田政権の不甲斐なさに落胆し、私はどうしたら良いのか途方に暮れました。(;´д`)
    貧乏非正規母子家庭は、ふんだくられるだけなのか?税金を払ってるという実感は、湧きませんが何か?払うばかりで、公共サービスは、大して受けられないという…。

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    2012年04月24日