相場英雄のレビュー一覧

  • レッドネック

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    世論や選挙をネットを使って動かす。レッドネックという米国の下級白人層を選挙で左右したように、都知事選でも下層のレッドネックの人たちをSNSで煽る。

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    2025年10月23日
  • 心眼

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    1984 読んでないけど

    見当たり捜査官は小説にはよく登場しますね。
    リアルでは華々しい活躍、
    という訳ではないのでしょうが、
    縁の下で安全を支えて下さっている事に
    心から感謝申し上げます。

    新人刑事の成長譚、だったんでしょうか?
    方向性が微妙に変化して終わった様な…。
    面白くて一気読みしましたけど…。

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    2025年10月20日
  • 楽園の瑕

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    樫山シリーズということだけれど、今までの物語がいろいろリンクして少々混乱気味。(再読の必要性あり)

    ただ、今までの社会派小説としては少し物足りなかった気がする。言いたいことはわかるんだけれど、いつもより読み進めるのに時間がかかった。

    地方創生に関しての新著がいっぱい出ている昨今。
    小説ではなく、そちらの本を読んでみようという気になっている。

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    2025年09月29日
  • 心眼

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    読みやすく入り込みやすい展開。ただ内容は物足りない感じ。組織内部のありがちなゴタゴタや、若手のスランプ脱出といった内容で、警察を舞台にしてるもののそれ程尖った内容ではない。せっかく警察が舞台なのだから、社会問題や法の不備など考えさせるテーマだったら良かった。 結局最後に明かされる稲本と大林の軋轢も「その程度の話?」という印象で拍子抜け。 というか稲本の部下教育放棄ぶりがひどい。せめて質問したら教えろよ。「俺の居場所を見つけたのはお前が1番遅かったぞ」ってなんのかんれんぼだよ。

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    2025年09月24日
  • 楽園の瑕

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    読み応えがあります。
    けど好き嫌いが分かれますね。
    汚職を暴く話だけど重いです。
    ラストも重かったです。
    爽やかな気分にはなれないですね。

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    2025年09月22日
  • イグジット

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    「世界中に火種はあるが、一番ヤバいのは日本だ」!

    銀行は個人や企業から預金を集め、これを資金需要のある企業に融資という形で融通する。その際、預金には利子を付け、融資にはそれよりも高い利子を付けることで、サヤという収益を得ている。

    千葉の自殺の背後に隠された事実があるかもしれない。確固たる情報はないが、自ら死を選ぶような後輩ではない……

    月刊誌「言論構想」で経済分野を担当することになった元営業マン・池内貴弘は、地方銀行に勤める元・恋人が東京に営業に来ている事情を調べるうち、地方銀行の苦境、さらにこの国が、もはや「ノー・イグジット(出口なし)」とされる未曾有の危機にあることを知る。

    金融業

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    2025年09月26日
  • 偽金 フェイクマネー

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    企業などのポイントが物語の中核に据えられている。ポイントやマイルがこれだけ当たり前になっている現代に読むとさほど新しさを感じないという感覚ではあったが、そのストーリーに報道の観点やヤクザの視点も交わらせた点は面白かった。

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    2025年08月05日
  • アンダークラス

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    労働環境を背景とした社会派ミステリー。以前読んだガラパゴスに続いて田川警部が解決に動く。
    相場英雄さんの作品なので、「アンダークラス」という表題は経済的か社会的か下層を意味する。決して教室の床下ではない。日本経済は正にアンダークラスに向かっているように感じるのは私だけだろうか?

    技能実習生として外国から日本の技術を学びに来る真面目な学生も多い。日本企業の人手不足を補い、技術を出身国に持ち帰るのが本来の目的なのに、違法に安い労働力としてしか見ていない一部の会社もある。田川警部とその企業との戦いが描かれているものの、本質は制度にあるように思う。

    今やベトナムの富裕層はどんどん増加している。日本

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    2025年07月10日
  • サドンデス

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    厳しい生活を送っていた理子がある女性と出会い人生が好転する一方謎のゲームに参加させられる話。格差社会の有り様に吐き気が催すくらいこの社会に嫌気がさす。良い話には裏があるとかいうけど、それを飲んででも、って風な世の中になってきている気がする。

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    2025年07月09日
  • サドンデス

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    身近にはないが、確実にありそうな金持ちの趣味。
    標的になってしまうのに、発信したくなるものなのだろうか…
    ●●グラムもただ、見ているだけの内は良いが…
    怖い。

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    2025年07月03日
  • サドンデス

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    サドンデス=突然死 これはゲームに参加されられた女性たちが最後は殺害されるというストーリー。
    そこにはインスタと思われる写真投稿サイトを使った巧妙な仕掛けがあった。
    起業して成功した人間たちが仕掛けたゲームとは気づかずに夜の世界で成り上がった主人公の女性はどうなるのか?
    さすが相場さん、世相とテクノロジーをうまく使ってストーリを組み立てていらっしゃる。

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    2025年06月16日
  • マンモスの抜け殻

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    介護のまつわる社会的な問題に向き合う。刑事とベンチャー企業経営者、そして介護士が幼なじみ。
    子供時代にあった事件が今彼らを結びつけてしまう。
    介護は様々な社会問題に直面している。経営者は国の制度を利用して不正を働かないと経営が厳しいという実態があり、働いている人たちの勤務時間の厳しさ。そこにベンチャー手法を用いて適正化しようとする女性経営者。

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    2025年03月31日
  • トップリーグ2 アフターアワーズ

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    前作を読んだのがかなり前だったので記憶が戻ってこなくて最初はちょっと苦労した。前作を読まずに読むと??かもしれません。
    政治家と政治記者のばかしあい、というのか。二転三転しながら正義に向かって転がっていく。

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    2025年03月31日
  • レッドネック

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    矢吹という主人公?が良い大学を出て良い会社に就職して、というキラキラOWの割に無知すぎるし、よく分からない正義感を振りかざして、ムカムカする。
    作者は今のまま、一部の利権と化した政治を良しと考えているのか。
    あと、世論誘導の難しさは理解するが、60億ものフィーが払われるほどの仕事をしている感じがせず…
    そこまでのめり込むことができなかった。

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    2025年03月06日
  • ゼロ打ち

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    選挙の開票開始直後、当選確実を報じること
    ゼロ打ち(開票率ほぼ0%)

    たまにありますよね
    テレビで20時の時点で当確が出ること、まさにあれですね(^^)

    唐突な解散による衆議院選挙
    激戦区の東京一区
    都議会議員の不審死
    新人の大学教授の出馬
    女性スキャンダルのネット拡散
    次々に勃発する案件に…

    小説だからこそ描ける細かい描写…

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    2025年01月25日
  • 血の雫

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    読み始めて、あれ?なんか見覚えのある気がする。検索してみたら2022年11月に読んでた。
    ネットによる誹謗中傷受けて追い込まれた刑事田伏と周囲に馴染めない長峰がひまわりと呼ばれる連続殺人犯に迫る話。結構重めの話だ。

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    2025年01月15日
  • 共震

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    登場人物たちの人間関係に違和感があると思っていたら、シリーズものでした!
    そんなシリーズものなのに、東日本大震災を下敷きとしたミステリー。
    しかし、とくにミステリーとして面白いところはなく、物語の主軸は東日本大震災の復興に伴うところ。
    それがあまりにリアルで、ミステリー要素はおまけです。
    トリックなんかも、なんだかなって感じ...

    震災の復興に尽力してきた宮城県庁の課長の早坂が他殺体で発見されます。
    恨まれることなどなかった早坂がなぜ殺されることになったのか?

    大和新聞の遊軍記者の宮沢賢一郎がこの事件を追うことに。さらに、早坂のメモには、警視庁捜査二課の田名部の名前が残されていました。

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    2025年01月11日
  • サドンデス

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    著者は、日本社会が抱える皆が見てみぬふりをしているようか悲惨な状況をベースに咲く作品を描く事が上手い。今回は格差社会とSNSを利用したゲームであったが、過去の作品を同様に現実に起こりそうな内容で目が話せなくなった。震える牛ほどのどんでん返しではなかったが、流石のラストでした。3.7

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    2025年01月08日
  • ゼロ打ち

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    下々の者は、上層部のみ知る情報や駆け引きの事はわからず良い人だと思って投票する。選挙の時にありきたりの綺麗事を言ってる議員とか、何も心に響いてこないんだけど。

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    2024年12月29日
  • 震える牛

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    田川信一シリーズ。
    田川は足で歩いて、丁寧に一つ一つの疑問を解いていく。
    著者は、大型ショッピングセンターの進出により、地方の商店街が潰れていくことに、反発を覚え、田川を通して伝えているように思う。

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    2024年11月08日