ゼロ打ち

ゼロ打ち

1,870円 (税込)

9pt

「ゼロ打ち」とは選挙の開票開始直後、開票率0パーセントに近い時点で特定候補者の当選確実を報じること――。 大和新聞の社会部記者・片山芽衣は、唐突な解散後の衆議院選挙で、選挙報道センターに配属された。担当は激戦区の東京一区。そんなある日、片山は取材中に「ある都議会議員の不審死」を知ることに。一方、国会議員の秘書歴十年の中村は、同じく民政党東京一区の新人・大学教授である若宮の事務所の応援に駆り出された。苦しい選挙戦のなか、若宮の女性スキャンダルがネットで拡散され…… 小説でしか描けない政界の暗部とマスコミとの危険な癒着。ノンストップエンターテインメント。

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ゼロ打ち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトル通りに選挙のストーリーかと考えさせつつ、読み進めるほどに思わぬ展開に。選挙運動、選挙報道の裏側もわかる1冊。記者出身の作者ならではの作品。トップリーグシリーズ同様一気読みしました

    0
    2024年04月19日

    Posted by ブクログ

    選挙開票直後に当確を打つ「ゼロ打ち」に社運を賭けた大和新聞は、社会部の片山を政治部に友軍させ速報に注力させる。
    一方で衆議院東京1区に出馬する候補者を助けるため、某代議士秘書の中村は神津と共に選挙戦に取り組むが…。
    ピンク歯の病死で見つかる都議、突然外部から来たのに選挙戦を取り仕切る中杉は都知事や区

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    裏金作りの実態を見たような気がします。実際に問題になっているにもかかわらず、解明されていないセンセーショナルな問題です。登場人物の名前が実在の人物を少し混じっただけなので、かなり現実味があります。ゼロ打ちより、都議会議員の裏金づくりの実態や国会議員選挙の関係などが興味深かったです。本当にあるとしたら

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    突然の解散総選挙…
    大和新聞社会部の敏腕記者・片山芽衣は突然、選挙班に駆り出される…
    慣れない選挙班での日々だったが、取材中にある都議会議員の不審死を知り独自で調査を始める
    一方、民政党の新人候補の応援を任された国会議員の秘書・中村は苦しい選挙戦に悩まされる
    物語はこの二人の視点で進む
    そして都議会

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    生々しい選挙とマスコミの癒着の構図か。よくあるテーマだけど情報操作と裏金がリアルでいかにもありそう。そんな悪人ばっかりじゃないと思うけどね。主人公が2人になってるのでちょっとブレを感じたかな。

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    「ゼロ打ち」とは、選挙の開票開始直後、開票率ほぼ0%の段階で候補者の当確を打ち出すこと。
    本書では、それにこだわる新聞社の選挙報道センターのヘッドクオーターが登場するが、主人公は彼ではなく、そこに配属される女性記者。
    タイトルの「ゼロ打ち」は興味を注ぐ狙いで付けられたものでり、本書の中核を成すのは、

    0
    2025年02月12日

    Posted by ブクログ

    面白かったが、悪い政治屋どもに強烈な天誅を加えてほしかった。
    元新聞記者による記者物。相場、本城は安定しているが堂場の作品は玉石混交

    0
    2024年12月01日

    Posted by ブクログ

    単純に面白かった。
    選挙報道におけるマスコミのあり方を『ゼロ打ち』に絡めて描いているのを表の顔とすれば、選挙における政党・政治家の欲望を『選挙余剰金』に絡めて描いているのを裏の顔として、そこに記者や政治家秘書、そして選挙に絡む者たちの心情の揺れ動きを上手に描写したエンターテイメント作品に仕上げている

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    選挙の開票時間と同時に当選確定を出すという「ゼロ打ち」というマスコミ用語がタイトルになっている本作は、当然ながら、ある衆議院議員選挙の選挙区が舞台となっており、その選挙区を担当することになった主人公の社会部記者が、選挙戦を通じて、汚職に絡んだ殺人事件を見つけ、選挙戦と絡みながら、殺人事件の真相を暴こ

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    メディアと政治の癒着。あるあるのオンパレードで、「そんなものだろう」と驚きもしないのは、スレテシマッタセイ?「仮にも報道機関なのに…」「ちょうちん記事で票入手」「記者の矜持を捨て尻尾を振ってしまった」取材通じて得た情報に変わりなく、要は気の持ち用。最後はエールで締めているところに記者出身の相場さんの

    0
    2024年07月10日

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