相場英雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
KIDの続編。
元自衛隊員で、現在は個人で警護を請け負う城戸。
カナダに住む娘からのお願いで、カナダの大学院生・真衣の警護をすることに。
台湾から沖縄、そして東京、長野…
公安、中国のスパイからの手に汗握る逃亡劇に一気読み。
真衣が狙われる理由がなかなか明かされないままなのが、ページをめくる手を止めさせてくれない。
派手なアクションシーンは少なめだけど、日本が決してやらないと言っている武器の輸出を食い止める為に公安が必死なのが、今の日本の状況にマッチしている気がして、本当にこんなことが小説の中だけであって欲しいと思いながら、読み進めた。
日本にスパイはいないと表向きは言われているが、世界は諜報 -
Posted by ブクログ
台湾に住む元自衛官城戸護という人物が主人公です。
自衛隊退官後はアジアを訪問する旅行者やプロ
スポーツ選手のボディガードを請け負っている
彼に、実の娘から友人のガードを依頼される。
その友人は日本人と台湾のハーフであり、現在は
カナダ在住の大学院生という。
彼女は自分のルーツである台湾と沖縄に行きたい
と願うが、いきなり台湾で何者かが狙撃をして
くるという事態に陥る。
その狙撃は警告のようなものであったが、沖縄で
は明らかに中国が彼女を追っていることが分かっ
てくる。
中国は彼女の何を狙っているのか。
さらに日本の公安も「ブラックスワン」という一つ
のキーワードを手掛かりに彼女を追 -
Posted by ブクログ
とても読み応えがあり面白かった。一事件から当時世間を賑わせた食品問題、大企業と政治、警察の複雑な要素が絡み合う。初めて読む作家だったが、徹頭徹尾伏線を回収し全ての小道具や人物像ですらうまく機能していたのには圧巻。主人公の田川が足で稼ぐタイプの古いデカという点も好感が持てた。
タイトル、意味がそのままでもあるし大手スーパー名にも掛けてあるダブルミーニングも見事。日本の食品にかける安全システムが他国より優秀であること、企業は利益をあげるために何処までギリギリで運営しているのかと思うこと、表面の対外的な事実が事実とは限らないこと。複雑な思いが次々に湧いてくる。田川と記者・鶴田のその後の会話が気になり -
Posted by ブクログ
相場英雄『ゼロ打ち』ハルキ文庫。
タイトルの『ゼロ打ち』とは、選挙の開票開始直後、開票率0%に近い時点で特定候補者の当選確実を報じることらしい。
先日、参議院選挙があったが、投票日の投票締切り時間の20時の時点で続々と当選確実の一報が出ていたが、あれが『ゼロ打ち』かと納得。確か出口調査の結果などで当選の判定をするのではなかったか。
自分の住む福島選挙区では投票締切り直後では立憲民主党の男性候補が出口調査の結果で1位だったのだが、開票が進むうちにカルトの旧統一教会と深い関係を築き、政治資金パーティーで集めた金を還流させて282万円の裏金を作り、ブライダル補助金の見返りにブライダル会社からは