相場英雄のレビュー一覧

  • 楽園の瑕

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    地方創生プロジェクトの闇に挑む若き警察官僚樫山順子の活躍
    地方創生の難しさ
    バブル崩壊後の不良債権の処理の裏に、外資優遇の買い叩きがあった

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    2026年02月08日
  • ゼロ打ち

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    衆議院が解散し、激戦の東京1区から若手大学教授が与党の公認で出馬。相場さんの社会派ミステリー、今回は選挙とカネ。フィクションです。ページを捲る手が止まりません。エリート女子の奮闘ぶりが毎度良い。

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    2026年01月27日
  • サドンデス

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    相場英雄『サドンデス』幻冬舎文庫。

    異常なほどの経済格差、格差社会の中で受けるストレスがSNSでの暴言やバッシングといった悪意に変わり、やがてそれが殺意や無差別殺人といった犯罪へとつながる。

    そんな現代社会の抱える病巣を見事に描きながら、その裏で金持ちと社会からはみ出した者たちにより繰り広げられる殺人ゲームをテーマにした社会派警察ミステリー小説であった。


    父親と離婚して、慰謝料の支払いを打ち切られ、鬱病に悩む母親を抱えて極貧の中、アルバイトに明け暮れながら大学に通う高梨理子はある日、バイト先のガールズバーで裕福そうなミカコという女性の紹介で会員制のラウンジで働き始める。

    理子が一変し

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    2026年01月20日
  • 震える牛

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    ■サマリー
    ・キーワードは、BSE、食品の安全、地方都市の
     経済衰退
    ・キーワードを殺人事件に絡めた社会派ミステリー
    ・メモ魔の田川警部補が鑑取りと地取りで真相を
     暴く

    ■所感
    相場英雄さんの作品を読むのは、これが2作品目である。
    私も大層なメモ魔であるが、この物語に出てくる
    田川警部補はさらに上をいくメモ魔である。
    パンパン手帳を片手(背広のポケット)に、犯行に
    つながるであろう手がかりをメモ、メモ・・・。

    田川警部補が行う捜査は、鑑取り、地取りである。
    鑑取り(かんどり)とは、被害者や被疑者の関係者を
    たどる聞き込みをさし、地取り(じどり)とは、犯行現場の周辺から、遺留品などを捜索

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    2026年01月12日
  • 楽園の瑕

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    「不発弾」の古賀遼と「覇王の轍」の樫山順子が合流。

    山梨の田舎の広大な耕作放棄地の活用を巡り進行する贈収賄やそれに連なる巨大な利権疑獄。
    隣村に隠遁していた古賀と県警刑事部長に就いていた樫山が協力して闇に切り込む。

    中央政財界の登場人物のモデルが容易に想像できるのは前作などと同様。
    新自由主義を唱え歴代の政権に取り入り、その後人材派遣会社の経営にも携わりフィクサーとも呼ばれた、小柄で一見柔和な顔付きのかの人物も登場する。

    小さい方の贈収賄事件のからくりが古賀の助言により明らかになる場面は普通に行確捜査していれば容易に解明されるだろうにと若干鼻白んだが、過去に関わりのあったフリー記者も取り

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    2025年12月30日
  • 震える牛

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    相場先生の警察小説。地味な捜査の積み重ねで事件を解明していきます。相場先生の他の小説と似たような展開です。

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    2025年12月28日
  • 楽園の瑕

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    相場英雄の樫山シリーズとも言える社会派サスペンス作品でしたが、地方創生に絡む大型特殊詐欺事件の真相に刑事の樫山と元大物裏稼業の金融家との連携で迫っていくという展開で、なかなかスリリングな展開の話で面白かったです!
    また樫山シリーズの続編に期待したいところです!

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    2025年12月27日
  • ブラックスワン

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    相場英雄の新作ですが、ある女性を保護することになった元自衛官を主人公に、その女性を巡り日本、中国、アメリカの間で奪い合いが発生する展開で、主人公が女性をどう保護し、最終的にどのような落としどころになるのか?というスピーディーな展開で、なかなか面白かったです!

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    2025年12月19日
  • 不発弾(新潮文庫)

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    ネタバレ

    良い。
    社会問題、弱者犠牲を題材にする作者は一貫している。
    政府の判断ミス、お金持ちの強欲、自己保身。色々が重なって不幸が訪れる。結局一般市民が迷惑をこうむる。
    国、マスコミの報道が正しいのか判断するスキルが必要。
    やっぱりお金に目が眩まないようにしなければ。

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    2025年12月12日
  • ガラパゴス 下

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    派遣労働者とリコールの闇。
    命の重さ、人の価値を田川警部補がピースを嵌め込んでいくごとに考えさせられる。
    現代版蟹工船とあったが、そもそも蟹工船を知らない私。
    今回も田川さんの人柄に引き込まれたし、田川さんは好きだけど警察嫌いになりそう…そんな作品でした。

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    2025年12月06日
  • ガラパゴス 上

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    震える牛が面白かったので田川警部補シリーズを…と読み始めたが、やっぱり面白い。
    地道な地取りでピースをかき集め中。
    今回もいろんなところに伏線あり。
    下巻へ急ぐ。

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    2025年12月06日
  • 覇王の轍

    購入済み

    よくぞここまで書き抜いたと

    感じた。
    旅することが多く整備新幹線は幾度も経験したが、乗車率の低さ、駅周辺の活性度をつぶさに見ると費用対効果に疑問を持ってはいた。それだけに読み出したらほぼ一気飲みだった。今、物価対策としておこめ券が急浮上しているが、この不自然さに政府とJAの関係性を連想してしまった。

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    2025年12月05日
  • ブラックスワン

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    もっと早くから協力し合えばいいのに。ラストバタバタしたけど一安心。無理にアメリカが入ってこなくてもよかったかも。武器が強力すぎて戦闘シーンは最低限なのはむしろ良かった。

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    2025年12月02日
  • アンダークラス

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    ネタバレ

    良書。
    作者の弱者日本社会問題を扱う姿勢は一貫しており好感が持てる。今回は、巨大ネットショップの利益追求と海外労働者について。
    犯人、被害者の人生を追う刑事は砂の器を彷彿させる。

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    2025年11月23日
  • アンダークラス

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    シリーズの前作2作と同じようなテイストで、主人公のキャラに若干の飽きを感じつつ、話としては上手いので飽きさせない。
    これが書かれた2020年より、さらに「アンダークラス」が示唆する事態は深刻になっているのが怖いですね。

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    2025年11月11日
  • ブラックスワン

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    ・舞台も転々とし、スケールの大きなエンターテイメントだった。単純に映画化してほしい。

    城戸護
    アグネス 養女

    福本真衣

    志水達也 公安
    工藤幸樹 外事一課
    坂井優 外事二課

    平松藍
    白水卓二 元財務官僚

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    2025年11月16日
  • 楽園の瑕

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    樫山さんの視点が確実に高く広くなっていて作品ごとの成長、その立場における葛藤が手に取るように分かる。
    伝説の金融ブローカーのキャラの強さはもちろんのこと、理子や池内などの他作品から登場している人物がいることも、今作の魅力だと思う。
    地方創生、もはや子どもでも聞いたことのある言葉だがその中身の闇はどこまでも深く、暗いと感じさせられた。

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    2025年11月06日
  • レッドネック

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    ネタバレ

    米系大手広告代理店に勤務している矢吹蛍子は、突然、バンクーバーに出張してケビン坂田という大学の若手講師に接触するよう、社命を受ける。
    クライアントが六〇億円ものフィーを支払う謎のサイエンティスト・ケビンの正体とは?
    都知事選が目前に迫る東京であまりに危険なプロジェクトが極秘に進められていた──。
    結末にすべての読者が震撼する、衝撃のノンストップエンターテインメント長篇、遂に文庫化。

    私もなめられた集団の一員・・下級国民だと思い知らされた。

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    2025年11月06日
  • 震える牛

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    シリーズの次の本(ガラパゴス)を先に読んでしまってからの本作。
    ちょうど南国に旅行していて、波の音を聴きながら、食品業界の闇に迫る社会派ミステリを読むという体験でした。
    そんな環境でも続きを読みたくなるストーリーで面白かったです。

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    2025年10月27日
  • ブラックスワン

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    ボディガード城戸は娘からカナダに住む大学院生真衣を守れと依頼される。狙撃されるが真衣はなぜ襲われるか言わない。

    すげー面白かった。ある技術に関する謀略で、極めて現代的。こんな技術、どの国でも欲しいだろ。

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    2025年10月25日