相場英雄のレビュー一覧

  • 株価操縦

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    著者の得意分野である経済小説。ネットを利用した詐欺など身近で起こりそうな犯罪がリアリティがあり読み応えがあった。小難しい話だけにならないようプロレスラーの登場人物やプロレス団体をエッセンスとしてくわえられており、興味深く読むことができた。

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    2014年10月25日
  • 追尾~みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎~

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    「みちのく麺食い記者シリーズ」。
    岩手に向かう進学塾の合宿のバスがバスジャックされ、身代金を要求される事件が発生。偶然にもそのバスには捜査二課の田名部が乗り合わせていた。東北道を北上するバスと事件を追いながら、麺食い記者・宮沢の推理が冴えわたる。
    バスジャックという犯罪をスリリングかつスピーディーに描いていて、緊迫感が伝わってくるような作品だった。

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    2014年10月05日
  • みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥津軽編 完黙(小学館文庫)

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    「みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎」シリーズ。
    青森と東京で発生した殺人事件を麺食い記者の宮沢と警視庁操作二課の田名部が真相を探っていくというストーリー。
    派遣切りなどの雇用問題も絡めていてミステリーだけでなく、社会問題も掘り下げた読み応えのある内容だった。

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    2014年09月26日
  • 震える牛

    購入済み

    食品と大型SC

    本作では、流通大手の店舗大型化と地方商店街の疲弊をリンクさせて、大型店舗の画一的なつくりが結果として町の色を消したと訴えている。一方、タイトルの通り、BSEを巡る風評被害や食品偽装など、流通の前段階に対する不信感、そうした動きに流通も加担しているのではないかという疑念が本作を読むにつれ脳裏に浮かぶ。
    さて、以上2点を消費者という観点で整理すると、全く違った結論となる。すなわち、前者は消費者が選択できる一方で、後者は選択の余地がない。
    後者は業者の行為は悪そのものであり、情状酌量の余地はない。
    しかし、前者は大型店舗が一方的に批判されるべき筋合いではないと思う。こうなってしまった原因は、消費者の

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    2013年07月23日
  • ブラックスワン

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    主人公たちの動きと公安の動きが交錯する最初の半分くらいは、理解が追いつかなくてしんどかったが、元傭兵の城戸氏の並外れたスキルで難局を切り抜けていく場面はスリル満点。
    今まさに展開するアメリカ情勢なども絡んできて、最後は圧巻!

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    2026年04月12日
  • 震える牛

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    ネタバレ

    面白かった。昔から表紙がインパクトあって覚えてたけどやっと読めた。
    中年窓際刑事が2年前のお蔵入り事件をジワジワと解明してく話。タイトルはよくあるただの抽象的であんま内容とは関係ないのかなと勝手に思い込んでたけど、全然本編関係ありありだった。文字通り、震える牛=BSE。最初は全く関係無いような殺人事件だったけど、主人公刑事が粘り強く捜査するうちに段々朧げに繋がっていき、犯人まで辿り着く。最後は上司の裏切りでイラッとしたけど、地元商店街の雰囲気や部下とのほんわか会話、主人公の誠実な人柄もあってとても良い読み心地だった。登場人物は多いけど話は分かりやすくきちんとキャラも立ってるのでとても読み易かっ

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    2026年03月11日
  • ブラックスワン

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    KIDの続編。我元自衛隊特殊部隊隊長、木戸護が、今の仕事である要人警護で年若い女の子を請け負う事になる。中国と公安からの逃亡。ハラハラドキドキ感がいつもながら満載です。続編の続編待ってます。

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    2026年03月09日
  • ブラックスワン

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    20€6.02.28
    現実世界を一定反映しているので、ホントかもしれないと思わせる要素がある。あと、台湾や沖縄の
    美味しいものが丁寧にかかれているのが良かった!

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    2026年02月28日
  • 震える牛

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    触れ込みの通り、確かに肉が食べにくくなる。
    現実社会では、こんな事は起きてないと信じたいが、、、

    刑事ものを想像して、その地道さやバディとの愉快な関係を楽しく読むものではなく、行われる犯罪の質の不気味さが際立っていて、読み終わった後考えさせられた。

    感化されると、よくネットに蔓延っている、陰謀論者の様に扱われそうだが、エプスタイン事件の様に陰謀論が現実に起こりうる世界にになって来た。

    自身の利益と権威の為なら、私の様な性善説全開人種の想像には及ばない、薄暗い事実が隠されてる?

    当たり前だけど、安いには安い理由が必ず存在する。企業努力なら良いのだけれど。

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    2026年02月22日
  • サドンデス

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    今までに読んだことのないタイプのミステリーというべきかサスペンスというべきか迷う小説だった。少々飛躍しすぎた感じもしなくもないが、自分が知らないだけで現実にはあり得るのかもしれないという恐怖も感じた。

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    2026年02月18日
  • サドンデス

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    極貧生活を送っていた女子大生理子は、スカウトされてラウンジで働き始め、そのキラキラした生活をSNSにアップする。かたや百貨店の凄腕バイヤーだった小島は仕事をくびになり、一転して底辺生活を送るようになる。嫉妬心が殺意に変わるのは偶然か?というお話。キラキラ生活も底辺生活も、今の自分には今のところ無縁だと安心して読み進めたが、底辺生活は意外とふとしたことで起こりうるなあと身につまされたりもした。

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    2026年02月15日
  • 震える牛

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    「極限まで推し進められた自由市場主義は、恐ろしく偏狭で、近視眼的で、破壊的だ」

    企業とは個人の集合体に過ぎず、集合体を構成する個人のために本来は存在する。
    ところが、次第に集合体はそれ自身の身を守るため構成員を犠牲にするようになる、経営層すら例外なく。

    政治家が念仏のように言う「安心安全」
    企業による偽装や隠蔽が表に出て「食の安全」が担保されなくなったとき、それを招いていたのは必ずしも“企業”だけではない。

    “美食”と“お得”を使い分けるメディアたち
    ここぞとばかりにアピールする政治家たち
    嬉しそうにして行列をつくり、得意げにSNSにアップする消費者たち

    物語は社会派警察小説の王道をい

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    2026年02月10日
  • 楽園の瑕

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    地方創生プロジェクトの闇に挑む若き警察官僚樫山順子の活躍
    地方創生の難しさ
    バブル崩壊後の不良債権の処理の裏に、外資優遇の買い叩きがあった

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    2026年02月08日
  • ゼロ打ち

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    衆議院が解散し、激戦の東京1区から若手大学教授が与党の公認で出馬。相場さんの社会派ミステリー、今回は選挙とカネ。フィクションです。ページを捲る手が止まりません。エリート女子の奮闘ぶりが毎度良い。

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    2026年01月27日
  • サドンデス

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    相場英雄『サドンデス』幻冬舎文庫。

    異常なほどの経済格差、格差社会の中で受けるストレスがSNSでの暴言やバッシングといった悪意に変わり、やがてそれが殺意や無差別殺人といった犯罪へとつながる。

    そんな現代社会の抱える病巣を見事に描きながら、その裏で金持ちと社会からはみ出した者たちにより繰り広げられる殺人ゲームをテーマにした社会派警察ミステリー小説であった。


    父親と離婚して、慰謝料の支払いを打ち切られ、鬱病に悩む母親を抱えて極貧の中、アルバイトに明け暮れながら大学に通う高梨理子はある日、バイト先のガールズバーで裕福そうなミカコという女性の紹介で会員制のラウンジで働き始める。

    理子が一変し

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    2026年01月20日
  • 震える牛

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    ■サマリー
    ・キーワードは、BSE、食品の安全、地方都市の
     経済衰退
    ・キーワードを殺人事件に絡めた社会派ミステリー
    ・メモ魔の田川警部補が鑑取りと地取りで真相を
     暴く

    ■所感
    相場英雄さんの作品を読むのは、これが2作品目である。
    私も大層なメモ魔であるが、この物語に出てくる
    田川警部補はさらに上をいくメモ魔である。
    パンパン手帳を片手(背広のポケット)に、犯行に
    つながるであろう手がかりをメモ、メモ・・・。

    田川警部補が行う捜査は、鑑取り、地取りである。
    鑑取り(かんどり)とは、被害者や被疑者の関係者を
    たどる聞き込みをさし、地取り(じどり)とは、犯行現場の周辺から、遺留品などを捜索

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    2026年01月12日
  • 楽園の瑕

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    「不発弾」の古賀遼と「覇王の轍」の樫山順子が合流。

    山梨の田舎の広大な耕作放棄地の活用を巡り進行する贈収賄やそれに連なる巨大な利権疑獄。
    隣村に隠遁していた古賀と県警刑事部長に就いていた樫山が協力して闇に切り込む。

    中央政財界の登場人物のモデルが容易に想像できるのは前作などと同様。
    新自由主義を唱え歴代の政権に取り入り、その後人材派遣会社の経営にも携わりフィクサーとも呼ばれた、小柄で一見柔和な顔付きのかの人物も登場する。

    小さい方の贈収賄事件のからくりが古賀の助言により明らかになる場面は普通に行確捜査していれば容易に解明されるだろうにと若干鼻白んだが、過去に関わりのあったフリー記者も取り

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    2025年12月30日
  • 震える牛

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    相場先生の警察小説。地味な捜査の積み重ねで事件を解明していきます。相場先生の他の小説と似たような展開です。

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    2025年12月28日
  • 楽園の瑕

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    相場英雄の樫山シリーズとも言える社会派サスペンス作品でしたが、地方創生に絡む大型特殊詐欺事件の真相に刑事の樫山と元大物裏稼業の金融家との連携で迫っていくという展開で、なかなかスリリングな展開の話で面白かったです!
    また樫山シリーズの続編に期待したいところです!

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    2025年12月27日
  • ブラックスワン

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    相場英雄の新作ですが、ある女性を保護することになった元自衛官を主人公に、その女性を巡り日本、中国、アメリカの間で奪い合いが発生する展開で、主人公が女性をどう保護し、最終的にどのような落としどころになるのか?というスピーディーな展開で、なかなか面白かったです!

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    2025年12月19日