相場英雄のレビュー一覧
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食品と大型SC
本作では、流通大手の店舗大型化と地方商店街の疲弊をリンクさせて、大型店舗の画一的なつくりが結果として町の色を消したと訴えている。一方、タイトルの通り、BSEを巡る風評被害や食品偽装など、流通の前段階に対する不信感、そうした動きに流通も加担しているのではないかという疑念が本作を読むにつれ脳裏に浮かぶ。
さて、以上2点を消費者という観点で整理すると、全く違った結論となる。すなわち、前者は消費者が選択できる一方で、後者は選択の余地がない。
後者は業者の行為は悪そのものであり、情状酌量の余地はない。
しかし、前者は大型店舗が一方的に批判されるべき筋合いではないと思う。こうなってしまった原因は、消費者の -
Posted by ブクログ
「不発弾」の古賀遼と「覇王の轍」の樫山順子が合流。
山梨の田舎の広大な耕作放棄地の活用を巡り進行する贈収賄やそれに連なる巨大な利権疑獄。
隣村に隠遁していた古賀と県警刑事部長に就いていた樫山が協力して闇に切り込む。
中央政財界の登場人物のモデルが容易に想像できるのは前作などと同様。
新自由主義を唱え歴代の政権に取り入り、その後人材派遣会社の経営にも携わりフィクサーとも呼ばれた、小柄で一見柔和な顔付きのかの人物も登場する。
小さい方の贈収賄事件のからくりが古賀の助言により明らかになる場面は普通に行確捜査していれば容易に解明されるだろうにと若干鼻白んだが、過去に関わりのあったフリー記者も取り -
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よくぞここまで書き抜いたと
感じた。
旅することが多く整備新幹線は幾度も経験したが、乗車率の低さ、駅周辺の活性度をつぶさに見ると費用対効果に疑問を持ってはいた。それだけに読み出したらほぼ一気飲みだった。今、物価対策としておこめ券が急浮上しているが、この不自然さに政府とJAの関係性を連想してしまった。