相場英雄のレビュー一覧

  • 共震

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    ネタバレ

    文庫版を再読。東日本大震災の被災地で震災復興を支えるベテラン県庁職員が殺害された事件を発端に明らかになる被災地を食い物にする詐欺事件。震災から5年が過ぎ、震災の記憶も風化していくなかで多くの人に読んでもらいたい作品。
    文庫版あとがきに書かれた東京オリンピック決定の知らせを聞いた著者の「もしかしたら、オリンピックの選手村の方が復興住宅よりも早くできるかもしれない」という冗談混じりの言葉が現実になってしまいそうで、このままではいけないのではと改めて実感した。

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    2016年03月18日
  • 株価操縦

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    著者の得意分野である経済小説。ネットを利用した詐欺など身近で起こりそうな犯罪がリアリティがあり読み応えがあった。小難しい話だけにならないようプロレスラーの登場人物やプロレス団体をエッセンスとしてくわえられており、興味深く読むことができた。

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    2014年10月25日
  • 追尾~みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎~

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    「みちのく麺食い記者シリーズ」。
    岩手に向かう進学塾の合宿のバスがバスジャックされ、身代金を要求される事件が発生。偶然にもそのバスには捜査二課の田名部が乗り合わせていた。東北道を北上するバスと事件を追いながら、麺食い記者・宮沢の推理が冴えわたる。
    バスジャックという犯罪をスリリングかつスピーディーに描いていて、緊迫感が伝わってくるような作品だった。

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    2014年10月05日
  • みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥津軽編 完黙(小学館文庫)

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    「みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎」シリーズ。
    青森と東京で発生した殺人事件を麺食い記者の宮沢と警視庁操作二課の田名部が真相を探っていくというストーリー。
    派遣切りなどの雇用問題も絡めていてミステリーだけでなく、社会問題も掘り下げた読み応えのある内容だった。

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    2014年09月26日
  • 震える牛

    購入済み

    食品と大型SC

    本作では、流通大手の店舗大型化と地方商店街の疲弊をリンクさせて、大型店舗の画一的なつくりが結果として町の色を消したと訴えている。一方、タイトルの通り、BSEを巡る風評被害や食品偽装など、流通の前段階に対する不信感、そうした動きに流通も加担しているのではないかという疑念が本作を読むにつれ脳裏に浮かぶ。
    さて、以上2点を消費者という観点で整理すると、全く違った結論となる。すなわち、前者は消費者が選択できる一方で、後者は選択の余地がない。
    後者は業者の行為は悪そのものであり、情状酌量の余地はない。
    しかし、前者は大型店舗が一方的に批判されるべき筋合いではないと思う。こうなってしまった原因は、消費者の

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    2013年07月23日
  • 震える牛

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    変なタイトルからは想像出来ない本格的な刑事小説。動機はちょっと無理やり感が否めない。
    確かに街の顔が同じになっていると感じ怖くなった。

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    2026年06月10日
  • 震える牛

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    ネタバレ

    言われるほど重々しい文体でもなく、すんなり読めた。書名から想像したBSEそのものがストーリーに出てきた時は、あまりに安直で少々拍子抜け。ある意味裏切られなかったのは残念。最後のところで解決に向かっていくところで、痴情のもつれで処理となったところでは、ホントにこんなケースもあるだろうなと、モヤっとした気分になり、結局政治なのかと寂しくなってしまった。
    ここまであまりほめた感想がないけど4点にしたのは、エピローグで獣医師から語られた希望を感じたから。

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    2026年05月28日
  • 震える牛

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    問題意識もありながら、とても面白い。
    ドラマも見てみたかったな。
    それにしても、お惣菜や冷凍食品、少し怖くなりました。
    食の安全が担保される世の中であってほしいです。

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    2026年05月23日
  • 震える牛

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    相場作品は初めて。
    殺された2人の関係を追っていく田川。
    前半はモヤモヤしていたが、徐々に作品にのめり込んでいく展開。嫌な上司に負けないで最後はスッキリ。面白かった。

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    2026年05月02日
  • トップリーグ2 アフターアワーズ

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    前作の続きで、前作の最後の究極の選択の答えから始まっています。
    その後は、熱い漢が上司や政治家と刺し違える覚悟で戦っていく様は、シンプルに応援したくなりましたし、ワクワクしながら読むことが出来ました。

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    2026年04月27日
  • 楽園の瑕

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    ネタバレ

    良い。
    作者の社会、政治に対する反骨心が感じられる。いつも弱者が被害を被る。
    悪者が罰せられる爽快な展開。

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    2026年04月29日
  • 震える牛

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    ネタバレ

    最後が闇深くてスッキリしないのが腹立たしい。
    けどそれが現実味があり怖さが増す。
    きっかけは1人でも、こんなにたくさんの人の人生が動くんやなと。
    徐々に物語の核心に迫っていくのでどんどん読み進められる。
    終盤のタイトル回収もお見事。
    田川&池本+鶴田+立原で別のシリーズ読みたい。

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    2026年04月14日
  • ブラックスワン

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    主人公たちの動きと公安の動きが交錯する最初の半分くらいは、理解が追いつかなくてしんどかったが、元傭兵の城戸氏の並外れたスキルで難局を切り抜けていく場面はスリル満点。
    今まさに展開するアメリカ情勢なども絡んできて、最後は圧巻!

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    2026年04月12日
  • 震える牛

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    ネタバレ

    面白かった。昔から表紙がインパクトあって覚えてたけどやっと読めた。
    中年窓際刑事が2年前のお蔵入り事件をジワジワと解明してく話。タイトルはよくあるただの抽象的であんま内容とは関係ないのかなと勝手に思い込んでたけど、全然本編関係ありありだった。文字通り、震える牛=BSE。最初は全く関係無いような殺人事件だったけど、主人公刑事が粘り強く捜査するうちに段々朧げに繋がっていき、犯人まで辿り着く。最後は上司の裏切りでイラッとしたけど、地元商店街の雰囲気や部下とのほんわか会話、主人公の誠実な人柄もあってとても良い読み心地だった。登場人物は多いけど話は分かりやすくきちんとキャラも立ってるのでとても読み易かっ

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    2026年03月11日
  • ブラックスワン

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    KIDの続編。我元自衛隊特殊部隊隊長、木戸護が、今の仕事である要人警護で年若い女の子を請け負う事になる。中国と公安からの逃亡。ハラハラドキドキ感がいつもながら満載です。続編の続編待ってます。

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    2026年03月09日
  • ブラックスワン

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    20€6.02.28
    現実世界を一定反映しているので、ホントかもしれないと思わせる要素がある。あと、台湾や沖縄の
    美味しいものが丁寧にかかれているのが良かった!

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    2026年02月28日
  • 震える牛

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    触れ込みの通り、確かに肉が食べにくくなる。
    現実社会では、こんな事は起きてないと信じたいが、、、

    刑事ものを想像して、その地道さやバディとの愉快な関係を楽しく読むものではなく、行われる犯罪の質の不気味さが際立っていて、読み終わった後考えさせられた。

    感化されると、よくネットに蔓延っている、陰謀論者の様に扱われそうだが、エプスタイン事件の様に陰謀論が現実に起こりうる世界にになって来た。

    自身の利益と権威の為なら、私の様な性善説全開人種の想像には及ばない、薄暗い事実が隠されてる?

    当たり前だけど、安いには安い理由が必ず存在する。企業努力なら良いのだけれど。

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    2026年02月22日
  • サドンデス

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    今までに読んだことのないタイプのミステリーというべきかサスペンスというべきか迷う小説だった。少々飛躍しすぎた感じもしなくもないが、自分が知らないだけで現実にはあり得るのかもしれないという恐怖も感じた。

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    2026年02月18日
  • サドンデス

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    極貧生活を送っていた女子大生理子は、スカウトされてラウンジで働き始め、そのキラキラした生活をSNSにアップする。かたや百貨店の凄腕バイヤーだった小島は仕事をくびになり、一転して底辺生活を送るようになる。嫉妬心が殺意に変わるのは偶然か?というお話。キラキラ生活も底辺生活も、今の自分には今のところ無縁だと安心して読み進めたが、底辺生活は意外とふとしたことで起こりうるなあと身につまされたりもした。

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    2026年02月15日
  • 震える牛

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    「極限まで推し進められた自由市場主義は、恐ろしく偏狭で、近視眼的で、破壊的だ」

    企業とは個人の集合体に過ぎず、集合体を構成する個人のために本来は存在する。
    ところが、次第に集合体はそれ自身の身を守るため構成員を犠牲にするようになる、経営層すら例外なく。

    政治家が念仏のように言う「安心安全」
    企業による偽装や隠蔽が表に出て「食の安全」が担保されなくなったとき、それを招いていたのは必ずしも“企業”だけではない。

    “美食”と“お得”を使い分けるメディアたち
    ここぞとばかりにアピールする政治家たち
    嬉しそうにして行列をつくり、得意げにSNSにアップする消費者たち

    物語は社会派警察小説の王道をい

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    2026年02月10日