相場英雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ過疎地域の活性化に向け、大規模農場とリゾート開発を展開しようというプロジェクトの実態を暴く社会派推理小説。
バブル崩壊後、不良債権隠しという裏の仕事で伝説の金融ブローカーとして名を馳せた古賀は、裏稼業に嫌気がさし、現在は山梨県の山間部・大菅村で隠居生活をしていた。
近くの北甲州町で、大規模農場とリゾート開発のプロジェクトが計画されていることを知った古賀は、計画の主導者が兵頭であることから懸念を覚える。
兵頭は元経済財政政策担当相。
新自由主義の名のもとに規制改革や不良債権処理を強引に推し進め、いくつもの銀行を潰して、外資系企業に叩き売った男だ。
古賀は、自ら、金のため、不良債権隠しという悪事に -
Posted by ブクログ
ネタバレ警察キャリアの樫山順子シリーズ第二弾。
と銘打っているものの、『不発弾』『イグジット』で暗躍する金融コンサルタントの古賀の物語でもあり、その関係者も多数登場する。
事件は地方創生の美談の殻を被った悪徳スキームで、農地を集めた後、農地転用ではなく半導体工場建築に転売しようというもの。
半導体などの大手大工場はカンフル剤にはなるものの、弊害も多く、ましてや撤退した場合の反動の過疎化は半端ではない。
自分も近くの三重の亀山の液晶工場の例を知っているだけに、恐ろしくなりました。
なので半導体工場誘致ではない隠れ蓑を使うという話はありえそうでした。
また、兵頭や磯田のモデルがあからさまなのに苦笑してし -
Posted by ブクログ
突然の解散総選挙…
大和新聞社会部の敏腕記者・片山芽衣は突然、選挙班に駆り出される…
慣れない選挙班での日々だったが、取材中にある都議会議員の不審死を知り独自で調査を始める
一方、民政党の新人候補の応援を任された国会議員の秘書・中村は苦しい選挙戦に悩まされる
物語はこの二人の視点で進む
そして都議会議員の不審死を通して結びついていく
『ゼロ打ち』とは選挙開始直後後、開票率0%な近い時点で特定候補者の当選確実を報じること…
これ、いつも不思議だったし、開票が終われば当選は分かるのになぜ早さを競う必要があるのか?
と思っていたが、納得…
そして
政治に結びつく「金」「犯罪」
やっぱり表に出せない -
Posted by ブクログ
『震える牛』、『ガラパゴス』、『アンダーグラウンド』の『田川シリーズ』からのスピンオフ。
警視庁捜査1課・樫山順子は、急遽、北海道警捜査2課に課長として、赴任することに。
着任早々、贈収賄事件が。
一方で、国交省のキャリアがススキノのビルから転落死していたことを知る樫山。
事故として処理されていたが、不可解な点が…
JE北海道の北海道新幹線の建設現場で不可解な死を遂げた作業員がいたことも…
つながり始める…
裏で蠢く何かが…
樫山が真相に辿り着くかと思えた時…
まさかあいつが…
あっという間に、だったが、何かモヤモヤ感が残る…
本当の悪がやられなくて…
やりかえそうな感じは伺えるんだけ