相場英雄のレビュー一覧

  • トラップ

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    相場英雄の『ナンバー』シリーズ第2弾。西澤さん少しは成長したかな(^。^)いやあ〜最後ビックリ‼️すぐに第3弾読みたくなりました。

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    2018年02月17日
  • 書かずの753 2

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    「道民」としては地元ネタについ微笑んでしまうが、一番引き込まれたのは道と関係薄い社会派ミステリ・テイストの「特オチ」編だったり。最終回は急な気もしたけど鮮やかなラストでもあり良い引き際。

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    2016年03月09日
  • 偽金 フェイクマネー

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    2008年の単行本「偽装通貨」を現状に合わせて大幅改稿したそうで、7年前の時点で電子マネーの問題点に目を付けたというその眼力には恐れ入りました。マイナンバーですべての電子マネー&ポイントを集約するなんて話もじゅうぶんあり得るのかもしれませんね。

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    2016年02月03日
  • ナンバー

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    警察の二課の知能犯係って、こういう内容の仕事をしてるんだ〜って驚き、なんて過酷なんだろうと思わず唸ってしまった。主人公西澤にスポットをあててストーリーは進んでいくが、知能犯といったある種独特かつ狡猾な犯人に対していかに緻密で繊細に調査する力が必要であるかを感じ、相手を追い詰めていくシーンは思わず力が入ってしまった。ある意味この作品からは人間同士のぶつかり合いの熱さを感じてしまうのは自分だけだろうか?

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    2015年10月22日
  • 血の轍

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    これは警察小説だがメインは犯罪行為でも犯人逮捕でも無い。
    刑事警察VS公安警察の血みどろの抗争の物語。

    兎沢は言った「志水さん、俺、今度父親になります」
    志水は言った「本当か?今何カ月だ?」
    先輩後輩として暖かい心の交流を続けていた2人。
    「あんたたち見た目は違うけど兄弟みたいだねえ」と定食屋の女将は笑った。

    時は経ち兎沢は捜査一課、志水は公安総務に奉職している。公安のメンツを保つ為だけの或る逮捕劇が、彼らの絆を徹底的にずたずたに引き裂いた。
    元々は同じ方角へ迷いなく進んでいた轍。いつしか大きく軌道を外れ、激しくぶつかり合う。
    それは彼らだけではなく、血を分けた兄弟であるべき組織同士が、鉤

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    2015年09月21日
  • みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意(小学館文庫)

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    奥会津で発生したゼネコン役員の殺人事件を追う麺食い記者の宮沢と警視庁捜査二課の田名部が事件を解決していく。道路行政に過疎化などの社会問題を交え社会派作品となっている。事件の鍵となる人物の正体が意外だったが、冒頭からの伏線が巧妙に貼られていて読み応えがあった。

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    2014年09月30日
  • ナンバー

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    知能犯を扱う警視庁捜査二課を舞台に西澤警部補の奮闘を描いた連作短編集。最初の『保秘』『十二桜』が良かった。他に『あたり』『へそ』を収録。

    最初の2作は長岡弘樹の『傍聞き』のような味わいの作品で、なかなか面白いと思ったが、後半の2作が良くなかった。連作短編集の全体を通じた雰囲気、面白さを維持するのは難しいのかも知れない。

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    2014年09月16日
  • 書かずの753 1

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    「職業もの」フォーマット、ただしローカル分多め。地方あるある好きな「道民」としては嬉しいんだけど、他県の人はどう思うのかしら? ただでさえ上手い絵がますます上手くなってて眼福。

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    2014年05月11日
  • デフォルト〔債務不履行〕

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    不良債権問題の真実を暴いたエコノミストを死に追いやった日本銀行、財務省、金融庁、大手都市銀行のエリートに対して、エコノミストの友人たちが金融市場を舞台に復讐劇を繰り広げるストーリー。
    経済用語、金融市場用語はやや取っつきにくかったが、登場人物のキャラクターがたっていて、非常によみごたえがあった。

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    2013年09月27日
  • デフォルト〔債務不履行〕

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    巨人を倒すには小刻みなジャブを打ちながら、機会をうかがいカウンターをあてる。本編でもこれを踏襲しているが、戸田の爆破騒ぎや現送の襲撃未遂はカウンターに繋がっているのか?ストリーをもう少し練ると更に面白いのだが。しかし、面白いぞ。

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    2013年05月29日
  • デフォルト〔債務不履行〕

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    面白い本。読後もスッキリできるストーリー。金融も事は何も知らない私が読んでも引き込まれる。官僚って、日銀って、こんな感じなんだろうなと勝手に想像しながら読めた。出だしは暗い本かと思ったが、楽しい時間を過ごせました。

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    2012年03月05日
  • 偽装通貨

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    サイバー犯罪に対して法整備は追いつかない。企業が発行するポイントは交換サイトで銀行を通過せずとも海外に運び出される。このような仮想の通貨が実社会に進出し、情報を駆使できる人間たちの悪巧みをどんどん先鋭化させる。ITを利用した消費者に便利な事々も、裏を返せば新手の金の抜け道になる。うかうかしてられない世の中です。

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    2009年10月07日
  • 血の雫

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    東日本大震災は地震、津波だけの被害だけではない。
    原発などで避難した福島の人たちが避難先で風評被害にあうという話を聞いたことがあるが、ここまで酷いものだったとは…
    いろいろな事を関係者ではないからで終わらせてはいけないと思った。

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    2025年11月28日
  • 心眼

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    社会派ミステリーの印象が強い相葉英雄のイメージからは少し離れた印象の警察小説だった。物語の変動が乏しく淡々と日々の活動が描かれているので少々飽きやすかった。しかしながら、特定の事件を捜査する推理ものではなく、見当たり捜査という特殊な部署の話なので新鮮味は感じられた。

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    2025年11月27日
  • ブラックスワン

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    壮大。
    元傭兵のボディーガードとか、設定が壮大。
    他の人のレビューにもあったけど、映画化されれば迫力ありそう。
    この作者の作品はイケオジを描くのが特徴とみました。
    もれなく今回の城戸さんも私の中ではイケオジ。
    映画化したら反町隆史でお願いします。

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    2025年11月23日
  • ブラックスワン

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    ハードボイルドに徹してほしかった。駒ヶ根のソースカツ丼は絶品だけど…。米国は現実もタチの悪いマンガだが、中国、台湾はそんなに甘くないだろう。相場さんらしくない。

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    2025年11月21日
  • ゼロ打ち

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    ネタバレ

    面白かったには面白かったが。復讐するかのように新聞社に移った上司と殺しちゃう元ワルの都議会議員秘書の設定が無理があるような・・・。

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    2025年11月20日
  • ブラックスワン

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    ネタバレ

    緊張感のある逃走の最中に、その土地の美味しいもの食べたい欲が発動されるのがおもしろい。

    台湾語の翻訳文をルビの大きさにするのはやめてほしい。せめてかっこ書きにするとかできなかったのでしょうか。確かに見た目はカッコいいが…見えないです。
    虫眼鏡機能を使ったりしましたが、読むのをやめてしまおうかと思いました。

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    2025年11月03日
  • 楽園の瑕

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    ネタバレ

    樫山刑事の続編(覇王の轍)と思って読んでいたら理子(サドンデス)が登場し、さらに栗山氏はどう見ても他の小説で活躍した人らしく調べたら「イグジット」だった。
    今回は半導体工場が日本で建設されているビジネスをうまくネタにして、そこに目をつけた(おそらくイグジットでの登場人物)が暗躍。
    これを暴くのが樫山順子警部という設定。理子はあまりストーリーには影響はなかった。
    早速イグジットを読むことにしました。

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    2025年10月26日
  • 震える牛

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    社会派ミステリーということと、『平成版『砂の器』誕生!』ということで、期待して読み始めた。

    大手ショッピングセンター、食品偽装、BSE問題が絡み合い、読んでいてノンフィクションかと錯覚しそうになった。
    プロローグで書かれていることは現在進行形なので、いろいろ考えてしまう…。

    『砂の器』は好きな作品なのだが、本書を平成版というのには異を唱えたい。

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    2025年10月26日