相場英雄のレビュー一覧

  • 血の轍

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    元刑事が絞殺された。警視庁捜査一課の兎沢は、国家を揺るがす大事件の真相に元刑事が辿りついていたという糸口を掴むも邪魔が入る。立ちはだかったのは公安部の志水。兎沢に捜査のイロハを叩き込んだ所轄時代の先輩だった。事件の解決を泣ぐ刑事部と隠蔽を目論む公安部の争いが激化。組織の非情な論理が二人の絆を引き裂く…。

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    2018年06月17日
  • 不発弾(新潮文庫)

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    相場英雄『不発弾』新潮文庫。

    大企業や大手金融機関が抱える『不発弾』。いつそれらが爆発し、多くの犠牲者を出すのだろうか……決して創作や虚構とは思えない迫真の経済小説。

    大手電機企業が発表した巨額の不適切会計に絡み、背後で暗躍した古賀遼という男の数奇な人生と企業の不正を暴こうとする捜査二課の小堀秀明の闘いの行方は……

    あのバブル崩壊を経験してもなお虚業の中に利益を見出だそうともがき続ける日本経済。大企業はピラミッドの僅かなトップだけが生き残るために玉ねぎ経営を続け、実体経済から離れつつある。

    本作に登場する三田電機のモデル企業と思われる東芝の不適切会計だけでなく、シャープの身売りや、NE

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    2018年06月03日
  • デフォルト〔債務不履行〕

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    相場さんの初作。それだからか、ラストがハッピーエンドで意外でしたが、清々しく読み終えられました。たまにはこんな形もよいなと。全体的にフィクションながらそんな官僚や政治家は絶対いるだろうというノンフィクションな印象付けは他作品と同様で、本当に最後報われてよかったなと思えました。

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    2018年05月08日
  • ナンバー

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    あまりよく覚えていないのですが、現実的なストーリー展開、登場人物も「そんなん無理やん」というのではなく、10人並みくらいな人だったのが新鮮だった気がします。

    機会があれば別の本も読んでみようかなと思いました。

    払ってもいい金額:450円

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    2018年03月13日
  • トラップ

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    あ、そうだった、「ナンバー」シリーズの「リバース」から読んじゃって、「ナンバー」読んで・・・間があいて、この「トラップ」なんだったわwww

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    2017年12月20日
  • ナンバー

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    知能犯を扱う警視庁捜査二課を舞台に、所轄署から異動になった西澤警部補の戸惑いと奮闘を描いた連作短編集。

    シリーズ第三弾の「リバース」を先に読んじゃったので、戻ってこれw

    『へそ』がよかったけど、退職した刑事と釣りに行ったり、なんだかんだといちいち回りくどい気が・・・?
    知能犯と対峙するには、普段からこんな感じでないとダメなのかしらね~~???w

    さて、次の「トラップ」も読まないと~~!www

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    2017年08月18日
  • リバース

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    知能犯と対峙する警視庁捜査二課を描いた『ナンバー』『トラップ』につづくシリーズ第三弾らしい・・・ひえ~、知らずに読んじゃったよ~~(^_^;)
    しかも、シリーズ初の長編・・・あらららら。

    捜査において、ミスを犯した警視庁捜査二課の第三知能犯捜査係(三知)は解体され、捜査員はそれぞれ所轄署に異動となっているということらしい。

    そのうちの一人が、万引き犯の話から詐欺事件の手がかりをつかむ。捜査を進めると、別の犯罪の影が見えてきた。
    震災後の福島を舞台にした、許されざる犯罪。
    営業損失補償金詐欺、原野商法詐欺、厚生年金贈収賄、そして原発廃炉をめぐる汚職事件へと繋がっていく。

    バラバラになった仲

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    2017年08月05日
  • 御用船帰還せず

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    荻原重秀の配下たちの活躍を題材にするなんて社会派の筆者らしい。良い意味でのリベラルと保守との白熱した戦いを貨幣経済の論点から描いていて楽しませてもらった。荻原派に道理があるのは現代では明らかだが当時を考えればこういう展開にもなり得るのかな。新井白石を凡愚な堅物として描写しているのがなんとも痛快。中過去→大過去→現代という流れが個人的には何か夢を感じさせてくれて良かった。

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    2017年07月31日
  • 御用船帰還せず

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    ネタバレ

    「震える牛」などの作者相場英雄の歴史上の史実や人物を題材にした歴史エンタテイメント作品。史実の部分を膨らませて読みごたえのある作品に仕上げているのはさすがだと思った。

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    2017年07月30日
  • 血の轍

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    ネタバレ

    公安VS刑事課、警察小説でよくある対立軸を煽ったパターンの小説である。
    小説としては力ずくでグイグイ読ませるタイプ。浅めの伏線張っておいて回収シーンでグイグイアクション押しするタイプというのかな。俺はこういうのも結構好きである。

    ただ、荒っぽいの好きとはいえ、さすがに荒っぽすぎる伏線もあって、冷静に思いだすと「それはやりすぎだろ」ってのもいくつかあるよなぁ。
    左翼ビラ巻いたヤツを見せしめとはいえ、あのタイミングで拘束せんやろし(戦中の特高とダブらせてる?)、公安側主人公の奥さんも浅はか過ぎて、あの対応は女性蔑視と取られても仕方ないんじゃないかなぁ。

    深く考えずに読んだら楽しい読書時間が過ご

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    2017年06月13日
  • リバース

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    『ナンバー』シリーズ第3弾。前作で三知が解体されどうなるのかと思ったけど、みんなで事件解決出来て良かったです。レギュラー陣が、それぞれの章で主役になりキャラクターの魅力が発揮されて、重い事件を扱った作品なのに楽しく読めた。今後もシリーズが続くことを期待します。

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    2017年05月30日
  • 共震

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    犯人を追う刑事と、事実を世に伝える新聞記者との関係性をベースに進む推理小説的要素よりも、東日本大震災の現地の事をつぶさに伝え、風化させないというメッセージが多分に含まれている物語。

    東北地方に訪れる機会がなく、現地のことは今も昔も殆ど知らないのですが、阪神大震災のときには大阪に住んでおり神戸の惨状も身近なものとして感じた記憶が蘇ります。

    復興を支える県職員が殺害される事件を負う中で、被災地の状況だけでなく、被災者の皆様の声などもお聞かせいただき、ご家族やお仲間を失われた方の辛い思いを伝える著者の現地に対する気持ちが強く感じられました。

    無責任な頑張れという言葉、言葉の使い方の難しさが一番

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    2017年05月30日
  • トラップ

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    相場英雄の『ナンバー』シリーズ第2弾。西澤さん少しは成長したかな(^。^)いやあ〜最後ビックリ‼️すぐに第3弾読みたくなりました。

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    2018年02月17日
  • 書かずの753 2

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    「道民」としては地元ネタについ微笑んでしまうが、一番引き込まれたのは道と関係薄い社会派ミステリ・テイストの「特オチ」編だったり。最終回は急な気もしたけど鮮やかなラストでもあり良い引き際。

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    2016年03月09日
  • 偽金 フェイクマネー

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    2008年の単行本「偽装通貨」を現状に合わせて大幅改稿したそうで、7年前の時点で電子マネーの問題点に目を付けたというその眼力には恐れ入りました。マイナンバーですべての電子マネー&ポイントを集約するなんて話もじゅうぶんあり得るのかもしれませんね。

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    2016年02月03日
  • ナンバー

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    警察の二課の知能犯係って、こういう内容の仕事をしてるんだ〜って驚き、なんて過酷なんだろうと思わず唸ってしまった。主人公西澤にスポットをあててストーリーは進んでいくが、知能犯といったある種独特かつ狡猾な犯人に対していかに緻密で繊細に調査する力が必要であるかを感じ、相手を追い詰めていくシーンは思わず力が入ってしまった。ある意味この作品からは人間同士のぶつかり合いの熱さを感じてしまうのは自分だけだろうか?

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    2015年10月22日
  • 血の轍

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    これは警察小説だがメインは犯罪行為でも犯人逮捕でも無い。
    刑事警察VS公安警察の血みどろの抗争の物語。

    兎沢は言った「志水さん、俺、今度父親になります」
    志水は言った「本当か?今何カ月だ?」
    先輩後輩として暖かい心の交流を続けていた2人。
    「あんたたち見た目は違うけど兄弟みたいだねえ」と定食屋の女将は笑った。

    時は経ち兎沢は捜査一課、志水は公安総務に奉職している。公安のメンツを保つ為だけの或る逮捕劇が、彼らの絆を徹底的にずたずたに引き裂いた。
    元々は同じ方角へ迷いなく進んでいた轍。いつしか大きく軌道を外れ、激しくぶつかり合う。
    それは彼らだけではなく、血を分けた兄弟であるべき組織同士が、鉤

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    2015年09月21日
  • みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意(小学館文庫)

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    奥会津で発生したゼネコン役員の殺人事件を追う麺食い記者の宮沢と警視庁捜査二課の田名部が事件を解決していく。道路行政に過疎化などの社会問題を交え社会派作品となっている。事件の鍵となる人物の正体が意外だったが、冒頭からの伏線が巧妙に貼られていて読み応えがあった。

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    2014年09月30日
  • ナンバー

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    知能犯を扱う警視庁捜査二課を舞台に西澤警部補の奮闘を描いた連作短編集。最初の『保秘』『十二桜』が良かった。他に『あたり』『へそ』を収録。

    最初の2作は長岡弘樹の『傍聞き』のような味わいの作品で、なかなか面白いと思ったが、後半の2作が良くなかった。連作短編集の全体を通じた雰囲気、面白さを維持するのは難しいのかも知れない。

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    2014年09月16日
  • 書かずの753 1

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    「職業もの」フォーマット、ただしローカル分多め。地方あるある好きな「道民」としては嬉しいんだけど、他県の人はどう思うのかしら? ただでさえ上手い絵がますます上手くなってて眼福。

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    2014年05月11日