【感想・ネタバレ】トラップのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2018年11月11日

警視庁捜査二課の警部補・西澤は、ある汚職事件を追っていた。捜査がやや行き詰まりを見せる中、上司から“土管”という捜査方法を教えられる。その“土管”を駆使し、捜査対象者に迫る西澤。だがその裏で、警察官を監視する監察が動いていた(「土管」)。-横領や詐欺を担当する捜査二課を舞台に、警察捜査と犯罪の真相を...続きを読む描く。

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Posted by ブクログ 2017年12月20日

あ、そうだった、「ナンバー」シリーズの「リバース」から読んじゃって、「ナンバー」読んで・・・間があいて、この「トラップ」なんだったわwww

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Posted by ブクログ 2018年02月17日

相場英雄の『ナンバー』シリーズ第2弾。西澤さん少しは成長したかな(^。^)いやあ〜最後ビックリ‼️すぐに第3弾読みたくなりました。

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Posted by ブクログ 2019年06月26日

短編連作でさーっと読めた。警察や検察、犯罪の起こる構造を詳細に描いた秀作。そんな落とし穴があるのね、と感心することがちらほら。組織の原理・価値観を超えるのって本当に難しい...。

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Posted by ブクログ 2019年02月18日

『ナンバー』の続編。警視庁捜査2課。経済犯・知能犯を取り扱う。横領したり、詐欺をする知能犯は、自分が罪を犯したと思っていない。詐欺とは詐欺だと思ってするものではない。嘘と現実の境界線がないのだ。『土管』『手土産』『捨て犬』『トラップ』の4編。
 高校の時は野球部で活躍した西澤辰巳警部補に対する上司の...続きを読む真藤警部のアドバイス。このアドバイスが、実に暗示的で、要点をついている。西澤は、その言葉を噛み締めながら、徐々に成長していくが、結局は、自白だけで、検察にあげるが、その自白を覆されて、釈放されてしまう。
証拠を固め、逮捕状を上司に求めるが、上司は「まだだ」と冷静に告げる。立件に自信を持っている西澤は再度詰め寄るが、答えは変わらない。なかなか詰め切ることが出来ない。
真藤警部の「水も漏らすな」というアドバイスが、十分に生かされないことに。
この作品は、意外と肩に力が入ってなくて、淡々としている。
小堀というキャリアの屈折と熱心さがなんとも言えぬ、物語の悲しみを作り出す。
組織の中で、生き抜くことの難しさ。最後は失敗して、所轄に飛ばされる。それも、成長の証なのだ。

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Posted by ブクログ 2018年06月20日

シリーズ二作目。前作「ナンバー」は主人公・西澤警部補の脇の甘さばかり目についてしまったが、本作では成長の兆しが伺える。それでも情報提供者を盲信してしまう危うさはのっけから健在。今回はシリーズ初登場の若手キャリア・小堀が新風を吹き込んでいた。長編なら徐々に登場人物に厚みが出るのだが、短編ゆえにメインキ...続きを読むャラの人物像に厚みが出ないのが難点だろうか。一人の刑事の成長をじっくり描く丁寧さは良いが、毎回ひっくり返されるのが分かっているのも何処か味気ない。シリーズ完結編「リバース」に文字通り三知の復活を期待したい。

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