共震
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共震

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作品内容

『震える牛』『ガラパゴス』著者の原点!

 大和新聞東京本社の遊軍記者である宮沢賢一郎は、東日本大震災後、志願して仙台総局に異動する。沿岸被災地の現状を全国の読者に届けるため、「ここで生きる」というコラムを立ち上げた。そんななか、宮沢とも面識のある県職員が、東松島の仮設住宅で殺害された。被害者の早坂順也は、県職員という枠を越えて、復興のために力を尽くしてきた人物だった。早坂は亡くなる直前まで、被災地の避難所の名簿を調べていたという。
 舞台は、石巻、釜石、陸前高田--。著者渾身の鎮魂と慟哭のミステリー。

ジャンル
出版社
小学館
ページ数
416ページ
電子版発売日
2016年03月25日
紙の本の発売
2016年03月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

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    Posted by ブクログ 2020年01月23日

    解説に、ミステリー作家がミステリーの要素を「付け足し」と言ってしまうほどの現実。とあった。帯には「これを書かねば、一生前には進めないと思った。」という相場さんの言葉。震災からもうすぐ9年、未だに復興半ばの被災地の皆さんの幸せを願わずにはいられない。

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    Posted by ブクログ 2018年09月01日

     いまだ東北は震災復興からは程遠いという現実がある。
     日本人はそのことを完全に忘却している。

     震災復興に携わっていた県職員が毒殺された。
     大和新聞の宮沢賢一郎は独自に事件を追う。
     一方、警視庁捜査二課の田名部は震災復興費に絡むブラックマネーを追っていた。
     宮沢と田名部の追う先に、震災を食...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月25日

    大和新聞東京本社の遊軍記者である宮沢賢一郎は、東日本大震災後、志願して東北総局に復帰した。コラム「ここで生きる」を立ち上げ、沿岸被災地の取材を続ける宮沢のもとに、東松島市の仮設住宅で他殺死体が発見されたとの一報が入る。被害者の早坂順也は、宮城県庁震災復興企画部の特命課長。県の枠を飛び越えて復興に尽力...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月30日

    犯人を追う刑事と、事実を世に伝える新聞記者との関係性をベースに進む推理小説的要素よりも、東日本大震災の現地の事をつぶさに伝え、風化させないというメッセージが多分に含まれている物語。

    東北地方に訪れる機会がなく、現地のことは今も昔も殆ど知らないのですが、阪神大震災のときには大阪に住んでおり神戸の惨状...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月10日

    『震える牛』がすこぶる面白かった相場英雄。単発ものだと思って読み始めたら、みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎シリーズでした。東日本大震災の被災地で起きた殺人事件。宮城県庁震災復興企画部の特命課長が殺害され、被害者と面識のあった宮沢が事件を追う。被災地の義捐金目当ての詐欺の真相に迫るという本作は、実際にあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月18日

    文庫版を再読。東日本大震災の被災地で震災復興を支えるベテラン県庁職員が殺害された事件を発端に明らかになる被災地を食い物にする詐欺事件。震災から5年が過ぎ、震災の記憶も風化していくなかで多くの人に読んでもらいたい作品。
    文庫版あとがきに書かれた東京オリンピック決定の知らせを聞いた著者の「もしかしたら、...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年11月21日

     東日本大震災の復興に尽力する宮城県震災復興企画部の課長が東松島市の仮設住宅で殺害され、大和新聞記者の宮沢と、警視庁刑事部捜査二課の田名部管理官が被災地を歩き回り、その真相に迫る話。
     災害廃棄物、被災家屋の解体、高台移転に伴う用地確保などの膨大な復興予算を狙い、あらゆる復興事業に闇社会が手を伸ばし...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年06月02日

    震災当時やその後の様子がありありと目に浮かぶ...。石巻や南三陸など震災から約3週間後に目にした光景は、未だに脳裏から離れない。
    当事者同士だから分かり合えるものがある。そうした意味では自分は無能だ。
    ミステリーとしては、様々な社会問題や犯罪行為を織り交ぜつつ、真相に迫っていくが...。これで落ちる...続きを読む

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