相場英雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『震える牛』がすこぶる面白かった相場英雄。単発ものだと思って読み始めたら、みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎シリーズでした。東日本大震災の被災地で起きた殺人事件。宮城県庁震災復興企画部の特命課長が殺害され、被害者と面識のあった宮沢が事件を追う。被災地の義捐金目当ての詐欺の真相に迫るという本作は、実際にあってもおかしくはない話。ただ、事件の舞台に無理やり被災地を当てた感が強く、ならば純粋に被災地を描く小説を書き上げてもよかったのではないかと思ったりもして。しかも犯人が最初から怪しすぎるのはいかがなものか。が、トリックはそれなりに面白く、被災地を舞台にして何か書き上げることはできないかと考えた著者の心
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
東京・新宿中央公園で地場スーパーの会長・草野重二が他殺死体となって発見された。手がかりは、現場に残された「8」と思われるサインのみ。一方、大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢賢一郎は、青森への出向を命じられる。直後、五所川原市内のパネル工場で殺人事件が発生。宮沢は東京の草野重二殺害事件と五所川原の事件が、「津軽のスローハンド」と呼ばれた津軽三味線伝説の名手・佐藤流海により繋がっていることに気づく。警察の捜査力を上回るほどの取材力を持つ新聞記者の活躍を描く「みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎」シリーズ第三弾。
震える牛の作者なので重厚な社会派の物を期待しましたが、副