相場英雄のレビュー一覧

  • レッドネック

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    SNSが人を動かし選挙結果を変えてしまう。まさに本日は衆議院選挙の投票日なので、少しゾクゾクしながら読んだ。
    日本の投票率は最近では50%前後。浮動票というより選挙に関心がない層を動かせばとんでもない結果を作ることができる。その層が「レッドネック」。
    なかなかの着眼点でした。

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    2021年10月31日
  • レッドネック

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    ラストが中途半端だと思います。
    途中迄の展開はこんな感じかなと思いました。
    少し思わせぶりなところもありラストに期待したんだけど。
    終わり良ければ全て良しの逆ですね。

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    2021年10月22日
  • レッドネック

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    ネット社会を舞台にした選挙の世論操作。フィクションとは思えないリアルさが不気味なほど。今作はコミカルなタッチだったが個人的にはドロドロとした緊張感のある作風の方が好き

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    2021年10月20日
  • Exit イグジット

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    あまり感銘を受けるストーリー展開ではありませんでしたが、「省益あって国益なし」を知らない人にはおすすめかも

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    2021年10月18日
  • 血の雫

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    抜群のリーダビリティーで読ませる社会派サスペンス。SNSで失態を晒された中堅刑事とサイバー犯罪対策課の訳あり新人が連続殺人事件の真相を追うバディもので、毎度お決まりの展開と言ってしまえばそれまでだが、昨今取り沙汰されるネット社会の弊害を数多く取り上げている。私自身は学生時代にSNSがなくて本当に良かったと思うタイプ。ネットリテラシーと復興支援問題という二つのテーマが上手く融合し切れなかった印象は残るものの、東日本大震災を絶対に風化させないという著者の矜持を感じられる一冊。問題提起はし続けてこそ意義がある。

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    2021年10月19日
  • 血の雫

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    震える牛、ガラパゴスを読んで以来ファンの相葉さんの新作。一見関連性のないようにみえた連続殺人事件の被害者達であったが、、
    他作品同様に社会問題に絡めた作品となっていて関連性を見つける過程が緻密で面白かった。
    途中で犯人像がわかってしまい面白さが半減したが、最後まで楽しめた。
    3.6

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    2021年10月16日
  • 血の雫

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    相場英雄『血の雫』幻冬舎文庫。

    500ページ超えの社会派警察ミステリー小説。2021年10月新刊の幻冬舎文庫ミステリフェアの1冊。

    元SITのベテラン刑事と元IT企業のSEという変わり種新人刑事のコンビが、インターネットを駆使し、劇場型犯罪を繰り広げる狡猾な犯人と対決する社会派警察ミステリー。途中までは傑作の予感もしたのだが、またまた東日本大震災の原発事故の避難民問題が描かれると一気に気持ちが冷めてしまった。

    途中までは良い調子でストーリーが展開し、これは傑作ではなかろうかと読み進めば、前触れも無く唐突に『ひまわり』の正体が明らかになり、さらには無理矢理こじつけた感のある原発事故の避難民

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    2021年10月15日
  • 血の雫

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    116非常に重いテーマで、今も腹立たしいことが多い。匿名だとワーワー騒ぐが顔出しだと善人ヅラか。これも無党派というんだったっけ。もう少しテーマが整理できていればよかったかも。

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    2021年09月21日
  • レッドネック

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    東京都知事選を間近に控えた東京。
    そんな中、外資系大手広告代理店のオメガエージェントに勤務する矢吹はバンクーバーで、ケビン坂田と会い、60憶の契約を締結して来ることを会社から厳命を受けていた。
    たった数ヶ月の仕事で、60憶。仕事の内容は矢吹には一切明かされず、無事契約は成立し、ケビン坂田は来日する。
    ケビン坂田が命名したプロジェクトネームは「レッドネック」。意味は「米南部の保守的な貧困白人層」。
    彼は日本にも多く存在する低所得低学歴の人々を、SNSなどを駆使し、都知事選の投票数を操作しようとしていた。
    これまで、様々な社会問題を取り上げて来た作者。
    前作は巨大マーケット企業の闇を取り上げていた

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    2021年09月18日
  • 血の轍

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    組織対組織
    どーなるんやろ?って思いながらそーなるんやって。なんか落とし所がちょっと好きではないかな

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    2021年07月23日
  • 復讐の血

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    現実とリンクする…
    東北大震災の復興での政権の失敗、金融危機。
    後半は引き込まれていく感じ…

    2021.7.19

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    2021年07月20日
  • トップリーグ

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    90パーセント読んだが、後、最後まで行かず。最初の方、面白く感じたが、途中読みが止まり、後、わからなくなった。

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    2021年06月23日
  • レッドネック

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    現代社会の、パラレルワールドの様な、実社会で起きている様々な問題の数々で、狼狽えさえした。
    こんなことあるのかと思い考え悩む作品

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    2021年05月20日
  • 不発弾(新潮文庫)

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    全部を理解するのは無理ですね。
    ストーリーを追うだけです。
    これはフィクションでしょうか。
    悲しい現実ですか。

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    2021年05月18日
  • Exit イグジット

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    危機感をもってもどうすることの出来ない現実。

    誰にでもわかるように政治・経済を描いているがそんなに単純じゃないことの裏返しか。

    それにしても、こんな狡猾・万能な副総理・政治家が存在するのなら、まだ出口は見えるのか、あくまでもフィクションなのだ、小説は・・・

    スマホで検索するシーンがやたらと多いのには閉口した、わざと狙ったシーンなのかもしれないが。

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    2021年05月10日
  • 血の雫

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    出だしからの展開や全体のプロットは面白く、ネットやSNSの闇の部分を描く姿勢は流石社会派作家と思わせるが、どうしても犯行理由がそっちに行ってしまうのは少しワンパターンの気がするし、主題がどっちつかずの印象。

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    2021年05月02日
  • Exit イグジット

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    小説の形を借りた、現在の財政についての勉強本。と考えるとわかりやすいか。映画化とかしやすそう。
    コロナが蔓延し始めたあと、各国が一気に金を擦りまくって金融緩和したのはモラルハザードだなと思う。一度緩和した財政を引き締めるときにバブルが崩壊するのが世の常。どうなることか。

    永久国際についてちょっとだけ触れらていて、

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    2021年04月18日
  • ファンクション7

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    北朝鮮に生まれながら、韓国に亡命し巨大企業を興したイ・スーフン。生き別れた妹との約束を果たすため、北朝鮮の解放を画策する。
    一方、北朝鮮は最高司令官の理想を果たすため、日本の大学へテロリストを留学生として送り込み、無差別テロを断行。その留学生を担当していた元日銀マンの大田原教授は事件に巻き込まれる。北朝鮮、韓国、日本を舞台に、人々の生きざまが錯綜する社会派サスペンス。慟哭のラスト!!

    著者の作品を読むのは久しぶりだが、少し前に出版されたものの、再文庫化らしい。妙にリアルな描写とありえない展開が混在していて、何だかちぐはぐな感じ。

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    2021年04月15日
  • Exit イグジット

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    国の経済のひっ迫状況を描く社会経済小説。

    安倍政権下を彷彿させる現在進行的な物語で、連載時機を見ると途中から新型コロナの影響も取り入れていると思われます。
    国債のマイナス金利は衝撃的なニュースではありましたが、それをベースにここまで物語を膨らませるのはさすがだと思います。
    主人公の一人の古賀は「不発弾」から繋がっているので続編とも言えます。
    営業部門から編集部門に移動になった出版社の池内が経済素人なので、読者にも金融危機についてかみ砕いて説明されるのでわかりやすいと思います。
    あの宰相の孫の財務大臣は優秀だと思っていましたが、この小説ではちょっと持ち上げすぎかも。
    古賀の年齢も年齢だけに続編

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    2021年03月21日
  • Exit イグジット

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    ここ数年の政権の意向、経済の実態のリアルな部分にフィクションを組み合わせた小説。超低金利で商売が行き詰まった地銀、金融緩和を日銀にあの手この手で強制する政権。副総理兼財務大臣から裏の仕事を頼まれるフィクサー古賀と経済をネタにしようとする月刊誌記者池内を中心に物語は進む。

    既に知っていることが少なくなかったので「ガラパゴス」のような衝撃はなかったけれど、日銀や地銀の現実、フィクサーは本当にいるのかも知れないと思わせてくれた。小説としてはまあまあ。

    ただ、副総理は現実の人物に似ていて、もしかしてこの人はこんなに優秀なのかと、(誤解?させてくれた)

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    2021年03月17日