相場英雄のレビュー一覧

  • 御用船帰還せず

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    ネタバレ

    主人公萩原重秀は、徳川綱吉政権時、貨幣改鋳を行いインフレーションを巻き起こした実在の人物。経済小説に定評のある相場英雄がこの事件を舞台にした小説なんだから、かなり期待できると思ったんだが…。

    何だろう、この消化不良感。経済政策なんだから善悪二元論にはできないというのは分かるが、重秀側視点で読むにしても敵対勢力側視点で読むにしても、それぞれの個性に差が少ないようで感情移入がし辛い。

    人質の件や、将軍の不安定さ、チーム随一の腕っこきがあっさり死んだり(それも重要な場面で)詰めも色々甘く、挙句が最終章…経済小説で名を派す人がこのネタをこの描写でオチに使うんかぁ…ガックシ

    つまらないばかりではな

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    2023年03月25日
  • アンダークラス

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    秋田県能代市、2月、真冬の水路で、老人介護施設に入居していた85歳の女性の水死体が発見される。

    容疑者として、介護職員であるベトナム人・アインが逮捕され、『殺してくれと頼まれて、水路に落とした』と供述する…
    自殺幇助なのか⁇

    警視庁捜査1課継続捜査班・田川は、被害者の手が『殺しの手』であることを見抜く…

    地道な捜査が始まる…
    秋田・能代、神戸…

    事件の裏には、劣悪な労働環境の外国人労働者問題、IT大手企業による優越的地位の濫用…
    さまざまな問題が事件につながってくる。

    田川の執念の捜査が実る…

    上層でいるために。
    娘を幸せにするために。
    娘を下層にさせないために。

    アンダークラス

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    2023年02月12日
  • 血の雫

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    母から借りた本

    東京都内で連続殺人事件が発生
    だが、殺された人達に接点はなく捜査は難航する
    過去のトラブルで心を壊した捜査官田伏とITオタクの新人長峰の異色コンビで捜査にあたるが全く糸口がつかめない中、事件はインターネットを駆使した劇場型犯罪へと発展してしまう

    東日本大震災から10数年…
    犯人がしたことは到底許されることではない
    けど、こんな思いを抱え苦しんだ方もいるのかもしれない
    風化させないよう警鐘を鳴らしている作品だと思う

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    2023年02月09日
  • ナンバー

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     数字を扱う警視庁捜査二課を舞台にした連作短編集。少しずつ成長していく主人公の姿になんだかグッとくるものがある。
     殺人などを扱う捜査一課を舞台にした小説のような派手さはないが、二課は二課で同僚をライバル視したり、情報を与えてくれる特別協力者を使って情報をかき集めたりと、人間の深奥の心理が動いている。

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    2022年11月26日
  • Exit イグジット

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    最初の感想は本が分厚い
    そして経済用語が難しかったです
    その所々出る経済用語の所は
    なんとなくで読んでしまいました
    小説と現実がリンクしてそうな感じを得ました

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    2022年09月25日
  • 共震

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    ぼちぼちですかね。
    題材は嫌いではないが、トリック、犯人探しが普通にドラマ仕立てで。なんとなく今どきないいかたではないけどご都合主義的に解決していった感じで。ちょっとしんどかったですね。

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    2022年07月06日
  • ガラパゴス 下

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    ある身元不明の自殺者を調べていたら 実は殺人事件だった。
    そして その事件の背景には
    今の日本の ブラックな 部分があったという内容でした。


    はじめの方は 有名な電気・自動車 メーカーをもじった 名前が 出てきて 
    わかりやすいような わかりにくいような 感じでした。
    読んでいくと まさか あの会社がこんな 悪劣な状況で 人を雇ってるわけないよね~~ って 
    本気で心配したくなるような 内容でした。
    フィクションとは いえ、、、、
    ノンフィクションのように 描かれているのが 凄いですね~~~

    上下でしたが 長さを気にせず読めた本でした。

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    2022年06月15日
  • 血の雫

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    テーマはわかる。風化させないことはもちろん大事だが、3作目となるとお腹いっぱい。じゃあ読まなきゃいいじゃないってことなんでしょうけど...。中盤までは異色のバディものとして楽しめた。読後、この投稿ボタンを押していいのか迷う一冊。

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    2022年02月20日
  • レッドネック

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    ビッグデータを操作して世の中の流れを思うような方向に誘導する。リアリティがあって、自分は違うと思っていても操られていることがあるのかもしれないと、少し怖くなりました。

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    2022年01月24日
  • レッドネック

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    SNSが人を動かし選挙結果を変えてしまう。まさに本日は衆議院選挙の投票日なので、少しゾクゾクしながら読んだ。
    日本の投票率は最近では50%前後。浮動票というより選挙に関心がない層を動かせばとんでもない結果を作ることができる。その層が「レッドネック」。
    なかなかの着眼点でした。

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    2021年10月31日
  • レッドネック

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    ラストが中途半端だと思います。
    途中迄の展開はこんな感じかなと思いました。
    少し思わせぶりなところもありラストに期待したんだけど。
    終わり良ければ全て良しの逆ですね。

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    2021年10月22日
  • レッドネック

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    ネット社会を舞台にした選挙の世論操作。フィクションとは思えないリアルさが不気味なほど。今作はコミカルなタッチだったが個人的にはドロドロとした緊張感のある作風の方が好き

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    2021年10月20日
  • Exit イグジット

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    あまり感銘を受けるストーリー展開ではありませんでしたが、「省益あって国益なし」を知らない人にはおすすめかも

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    2021年10月18日
  • 血の雫

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    抜群のリーダビリティーで読ませる社会派サスペンス。SNSで失態を晒された中堅刑事とサイバー犯罪対策課の訳あり新人が連続殺人事件の真相を追うバディもので、毎度お決まりの展開と言ってしまえばそれまでだが、昨今取り沙汰されるネット社会の弊害を数多く取り上げている。私自身は学生時代にSNSがなくて本当に良かったと思うタイプ。ネットリテラシーと復興支援問題という二つのテーマが上手く融合し切れなかった印象は残るものの、東日本大震災を絶対に風化させないという著者の矜持を感じられる一冊。問題提起はし続けてこそ意義がある。

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    2021年10月19日
  • 血の雫

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    震える牛、ガラパゴスを読んで以来ファンの相葉さんの新作。一見関連性のないようにみえた連続殺人事件の被害者達であったが、、
    他作品同様に社会問題に絡めた作品となっていて関連性を見つける過程が緻密で面白かった。
    途中で犯人像がわかってしまい面白さが半減したが、最後まで楽しめた。
    3.6

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    2021年10月16日
  • 血の雫

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    相場英雄『血の雫』幻冬舎文庫。

    500ページ超えの社会派警察ミステリー小説。2021年10月新刊の幻冬舎文庫ミステリフェアの1冊。

    元SITのベテラン刑事と元IT企業のSEという変わり種新人刑事のコンビが、インターネットを駆使し、劇場型犯罪を繰り広げる狡猾な犯人と対決する社会派警察ミステリー。途中までは傑作の予感もしたのだが、またまた東日本大震災の原発事故の避難民問題が描かれると一気に気持ちが冷めてしまった。

    途中までは良い調子でストーリーが展開し、これは傑作ではなかろうかと読み進めば、前触れも無く唐突に『ひまわり』の正体が明らかになり、さらには無理矢理こじつけた感のある原発事故の避難民

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    2021年10月15日
  • 血の雫

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    116非常に重いテーマで、今も腹立たしいことが多い。匿名だとワーワー騒ぐが顔出しだと善人ヅラか。これも無党派というんだったっけ。もう少しテーマが整理できていればよかったかも。

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    2021年09月21日
  • レッドネック

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    東京都知事選を間近に控えた東京。
    そんな中、外資系大手広告代理店のオメガエージェントに勤務する矢吹はバンクーバーで、ケビン坂田と会い、60憶の契約を締結して来ることを会社から厳命を受けていた。
    たった数ヶ月の仕事で、60憶。仕事の内容は矢吹には一切明かされず、無事契約は成立し、ケビン坂田は来日する。
    ケビン坂田が命名したプロジェクトネームは「レッドネック」。意味は「米南部の保守的な貧困白人層」。
    彼は日本にも多く存在する低所得低学歴の人々を、SNSなどを駆使し、都知事選の投票数を操作しようとしていた。
    これまで、様々な社会問題を取り上げて来た作者。
    前作は巨大マーケット企業の闇を取り上げていた

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    2021年09月18日
  • 血の轍

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    組織対組織
    どーなるんやろ?って思いながらそーなるんやって。なんか落とし所がちょっと好きではないかな

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    2021年07月23日
  • 復讐の血

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    現実とリンクする…
    東北大震災の復興での政権の失敗、金融危機。
    後半は引き込まれていく感じ…

    2021.7.19

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    2021年07月20日