相場英雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この作品はフィクションです。
でも、本当にそうなんだろうか?
と思わせるぐらいリアリティに溢れた内容で、その凄さに、そして恐ろしさに震えた。
2013年の作品なので13年も前になるけれども、今現在のリアルにも実はどこかでひっそりと起こっているのではないかと疑わしく思ってしまう。
この小説を読み終わったら、もう外食や、スーパーで惣菜やお弁当が買えなくなってしまうかもしれない。
社会問題をテーマにした作品は、その話自体はフィクションでも、実際にどこかで起こった事件、事故を基に書かれていると思うので、その作品が投げかけてくるもの、訴えてくるものはとても身近なものであるから、すぐに話に入り込める -
Posted by ブクログ
相場英雄『心眼』実業之日本社文庫。
見当たり捜査班に配属された若手刑事の苦悩と成長を描いた警察小説。
テレビのドキュメンタリーやドラマなどで見当たり捜査という手法があり、専従する警察官が居ることも知っていた。見当たり捜査とは数百人もの指名手配犯の顔写真や特徴を頭に入れ、街角に立ち、ひたすら指名手配犯を炙り出すという神技のような捜査方法である。
相場英雄はこの見当たり捜査をテーマにしながら、見当たり捜査とは対極にある顔認証技術や防犯カメラによるリレー捜査を描いており、なかなか面白いストーリーになっている。また監視社会の是非についても触れており、興味深い内容となっている。
個人的には人間の -
Posted by ブクログ
ネタバレ外国人実習生の方の待遇の酷さというのはなんとなくニュースなどで聞いたことがある、くらいの認識でしたが…こんなことが本当に起きていたら嫌だけど、あるかもしれないよなぁと思わせるようなリアリティのある描写でした。ガラパゴスの時もそうでしたが、これからは違う意識でニュースを見ることになりそうです。
今回は短い期限付きで、自分のペースで捜査できない緊張感や焦りを田川の言動から度々感じられてこちらも少しドキドキしました。ヘソのくだりって実際にある話なんでしょうか。気になる。
少し前にサドンデスを読み終えたところだったので、ちょっとニヤリとしてしまうところがありました。タイミングよく読んでいた私を褒めてあ -
Posted by ブクログ
KIDの続編。
元自衛隊員で、現在は個人で警護を請け負う城戸。
カナダに住む娘からのお願いで、カナダの大学院生・真衣の警護をすることに。
台湾から沖縄、そして東京、長野…
公安、中国のスパイからの手に汗握る逃亡劇に一気読み。
真衣が狙われる理由がなかなか明かされないままなのが、ページをめくる手を止めさせてくれない。
派手なアクションシーンは少なめだけど、日本が決してやらないと言っている武器の輸出を食い止める為に公安が必死なのが、今の日本の状況にマッチしている気がして、本当にこんなことが小説の中だけであって欲しいと思いながら、読み進めた。
日本にスパイはいないと表向きは言われているが、世界は諜報 -
Posted by ブクログ
台湾に住む元自衛官城戸護という人物が主人公です。
自衛隊退官後はアジアを訪問する旅行者やプロ
スポーツ選手のボディガードを請け負っている
彼に、実の娘から友人のガードを依頼される。
その友人は日本人と台湾のハーフであり、現在は
カナダ在住の大学院生という。
彼女は自分のルーツである台湾と沖縄に行きたい
と願うが、いきなり台湾で何者かが狙撃をして
くるという事態に陥る。
その狙撃は警告のようなものであったが、沖縄で
は明らかに中国が彼女を追っていることが分かっ
てくる。
中国は彼女の何を狙っているのか。
さらに日本の公安も「ブラックスワン」という一つ
のキーワードを手掛かりに彼女を追