遠藤功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「見える化」の元祖、遠藤功によるズバリその名を冠した著作。「見える化」とは、現場による自律的な問題発見・解決を目的として『人間が本来持っている責任感や能動性、やる気を信じて、企業活動上のあらゆる問題や事象を顕在化させ、「視覚」に訴えていくこと』(P.21)を指す。
「見える化」には5つのカテゴリーが存在する:
■問題の見える化:
①異常の見える化
②ギャップの見える化
③シグナルの見える化
④真因の見える化
⑤効果の見える化
■状況の見える化:
①基準の見える化
②ステータスの見える化
■顧客の見える化:
①顧客の声の見える化
②顧客にとっての見える化
■知恵の見える -
Posted by ブクログ
現場力が無いので読む
日頃仕事で口酸っぱく言われている内容なので、納得しながら且つ普段の業務と照らし合わせながら読むことができた。その中でいろんな発想が出たので読んだ甲斐があった
ビジネスで「見える可」ってよくいうけど、それでみんなに整理された情報が展開されて、何に繋がるかをあまり考えていなかった。実行において、どこに問題があるかが分かるようになりそこを潰しこむことで実行完了までのスピードが早まることに繋がる。見える可が目的になってはいけない
あとは否定する力をもっとつけることができたらと思う。一生懸命やっても人は間違いを犯すという性弱説に立つと、気を遣うことなく否定できるか -
Posted by ブクログ
企業経営の本質は、「価値創造」にある
価値創造に成功しなければ、利益を上げることも!株主に還元することもできない
競争という環境下においては、顧客に「選ばれる価値」を生み出さなければならない
選ばれる価値とは、差別化された価値のこと
経営においては、経営資源を「傾斜配分」してこそ意味がある
「選択と集中」とは「自分たちがやらないことを決める」こと
経営において大事なことは「コストリーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」のどれを経営の柱にするかを明確化すること
日々のオペレーションを遂行する「現場力」こそが競争力の源
少し時代は古いが、経営戦略の本質を学ぶことができる
自分の勤めている会