遠藤功のレビュー一覧

  • 『未来のスケッチ』 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある

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    ネタバレ

    動物園嫌いなわたしが、旭山動物園に行った時のあの感動。ついお土産を買いすぎてしまう感じ。あれは何なのか?どこからきているのか?「旭山動物園は、経営の面からも勉強になる」というお話を聞き、その秘訣が知りたくてたどり着いた一冊。
    ・個を生かす人材育成の考え方
    ・リーダーのあり方
    ・時代の変化と、ゆずれないもの。
    一貫してぶれることのない、信念。その上に、今日の人気がある。けれどもこの本の面白いところは、「成功した後~これからが旭山動物園の本質が問われる時」とし、「まだ35%しか実現できていない」という園長の声を紹介する。

    底知れないパワーを感じさせる“成功”をひも解きつつも、今日から自分の職場で

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    2011年05月25日
  • 『未来のスケッチ』 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある

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    一番苦しいときでも信念を曲げることなく、徹底的に自分たちで創り上げていった姿勢。何でも自分でやる姿勢には感動した。

    タイトルどおりこの動物園のドラマには組織、管理、リーダー、やる気、現場力など経営に必要なエッセンスが盛り込まれていてとてもよかった。

    串団子という考え方は面白かった。大きい、小さい団子はそれぞれ個性でそれを貫く1本の軸にささっていることが重要。

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    2011年01月15日
  • 見える化―強い企業をつくる「見える」仕組み

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    現場が自律的に問題を解決するようになるための仕組みづくりが「見える化」である。そのために、現場があるべき像を認識し、現実とのギャップを「問題」として認識する。そして、この問題が目に飛び込んでくるような仕組みを整備し、上司や本部に言われずとも問題の真相を究明し、問題解決にあたるようにする。問題が解決されたかどうかも見えるようにする。強い企業は問題が解決されると更にレベルの高いあるべき像を設定し、現場を途切れることのない問題解決に向かわせるようになっている。組織人としてしっかりと認識しておくべき概念であり、多数の例が掲載されている本書はマネージャとして必読書と考える。

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    2010年12月12日
  • 課長力 逆境を突破する6つの力

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    会社の業績が振るわない中で如何にして突破力のある課長を作るかが語られている。課長の仕事は「こなす」「さばく」だけではない、大事なのは「突破する」こと。業績の悪化を上役や制度のせいにせず、小さな気づきから得たプランを説得力のあるものに育てていく。どんなものにも壁が立ちはだかるので、あきらめずに粘り強く、ありとあらゆる手を打っていく。自分のためだけでなく、お客様のため、仲間・上役のために働くという目的を意識することで自分を燃やし続けることができる。とてもためになる本でした。

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    2010年12月12日
  • 課長力 逆境を突破する6つの力

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    逆境を突破する6つの力として、
    1.観察する力 2.跳ぶ力 3.伝える力 4.はみ出る力 5.束ねる力 6.粘る力 が必要で、それを、6人の実在する課長に登場してもらい、リアルに伝えている。
    「組織の体温」はミドルが決める!と遠藤功先生の熱気が伝わる。
      吹野

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    2010年09月24日
  • 『未来のスケッチ』 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある

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    私の勤める製造業の現場にもとてもよく当てはまる示唆に富む内容だった。
    個人的には以下の3点が参考になった。
    ・新しい価値の種はいつも個人から生まれる
    ・旭山動物園の成功は「串団子(信念と個の力)」が鍵
    ・差別化は現場の創意工夫の積み重ね(ソフト力)から生まれる

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    2010年05月20日
  • 『未来のスケッチ』 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある

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    ネタバレ

    今の旭山動物園の原点は夢を語り合い、思い描いた14枚のスケッチ
    夢を語るだけじゃない
    スケッチに
    目に見えるものに
    わかりやすくすること
    夢を個の夢にせず全の夢へ
    『串団子』のように
    個性ある団子をひとつのぶれない軸(串)でチームをつくる

    この本はただの成功体験じゃない
    夢が
    熱い想いが
    詰まっています

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    2011年06月15日
  • 『未来のスケッチ』 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある

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    『これを読みきったとき、
    あなたは真のリーダーになる』

    そんな帯を贈りたい。

    真のリーダーとは
    自分にしかない働き方であって、
    自分の使命を全うする生き方である。

    自分らしい生き方・働き方です。

    そこには6つの旭山動物園の『感動が利益を生む』本質的ビジネスのあり方があるように思います。

    【常信念】
    「どんな動物だってすごい!動物の命の価値に差がない」ということを伝える信念=存在理由。時代がどのように変化しようと、それはかたくなに守り続けなければならない。

    常のない変は単なる根無し草。

    【智恵】
    効率的な組織運営は、人が足りないくらいがちょうど良い。逆に、人が余っているような組織か

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    2010年03月29日
  • プレミアム戦略

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    はっきりいって経営戦略や富裕層マーケティングを勉強する人にとってかなりおススメの本。
    まず内容は簡単ではないが、とても読みやすく、理解しやすい。
    またコンサルタントの考え方も学ぶことができます。

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    2009年10月04日
  • プレミアム戦略

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    機能的価値を満たすだけではなく、情緒的な価値を満たす商品がこれからは必要。
    これは花王の社長も同意見。

    具体的な製品で言えば、
    エルメスの「バーキン」、サントリーの「プレミアムモルツ」などで、
    その商品に独創的なストーリーがあることが重要。
    消費者はストーリーを求めている。

    経済的豊かさが高いだけでは、プレミアムではなくLuxury:単なる贅沢品。
    プレミアム市場とは、
    経済的豊かさを備えつつ、消費者の欲望の質が高いことが条件となって形成されるもの。

    昔から日本人には根拠のない海外信仰があるにせよ、
    いつまでも海外ブランドにプレミアムを牛耳られているわけにはいかない。

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    2009年10月04日
  • プレミアム戦略

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    最近、プレミアムという言葉は非常によく使われている。
    なぜそんなにプレミアムが叫ばれるのか?
    日本の消費構造にはどんな変化が起きているのか?

    プレミアム、それは機能的価値と情緒的価値の融合したものだ。
    日本は機能的価値という点ではおそらく世界でトップを走っているだろう。
    でも日本ではプレミアムと呼ばれるものが欧州ほどない。

    それは情緒的価値といったものを打ち出せていないからだ。情緒的価値って一体なんだろう?

    それはそのものができるまでの歴史であり、ストーリーと呼ばれるものではないだろうか?よいものを作れば売れるからはもう脱却しなければいけない。
    マーケティングではなく作り

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    2009年10月04日
  • ねばちっこい経営―粘り強い「人と組織」をつくる技術

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    企業論というよりかは、「自分がねばちっこくなるには?」という観点で読みました。
    組織論の箇所は、自分が束ねる立場になってからだヨイかと思って。。

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    2009年10月04日
  • 現場論―「非凡な現場」をつくる論理と実践

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    現場が日本企業の宝であり、ここで生まれる一人一人の改善活動が会社を良くしていくことが分かる一冊だった。

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    2025年11月29日
  • 新しい現場力―最強の現場力にアップデートする実践的方法論

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    2025/10/19
    p.63
     改善とは現場における問題をいち早く発見し、現場の知恵で解決する取り組みのことである。つまり、改善とは「問題解決」そのものである。
     改善のプロセスを通じて、問題解決をしようとする人材、問題解決ができる人材を育成することこそが、改善の真の目的である。
     つまり、「人づくり」こそが改善の目的であり、最大の成果である。

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    2025年10月19日
  • 現場力を鍛える 増補改訂版―「強い現場」をつくる7つの条件

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    全体を通して、逆説的かつ本質的なメッセージが多くて入ってきやすかった。
    結局はデリバリーや改善の速度と、違和感や気付きをもとにした品質向上のアプローチが大事なんだよなあ。
    PDCAじゃなくてCAPDで走れっていうのもそこに通じてるんだと思う。PLAN段階でネチられても何も解決しないもんなあ。
    現場は経営者の学びの場ではなく、目的なく訪れてはいけない。そして答えを持ち込んで押しつけるのではなく、問を持って行く姿勢が重要というパートが印象に残った。
    近い内容の本を20冊以上読んできたけど、この本が要点のトドメを刺してくれた。しばらくはビジネス書から離れて自分自身の現場力を鍛え上げていく。もう頼る必

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    2025年06月21日
  • 新幹線 お掃除の天使たち(あさ出版電子書籍)

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    コメットさん(新幹線のお掃除する方)たち一人一人の、仕事への誇り、熱意、向上心に心をうたれる。汚れたおトイレのお掃除は本当に大変。乗客への対応も温かい。このようなスタッフを育てるには、制度設計、啓蒙、人材育成などの風土作りが有効なのだなと感じた。

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    2025年04月13日
  • 現場力を鍛える 増補改訂版―「強い現場」をつくる7つの条件

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    ネタバレ

    【なぜ読むか】
    友人に勧められた。今年は良書を読みたいと思っており、読んでアウトプットする意味でも友人が読んでいれば、彼とディスカッションできると考えたから。

    【読む前までの現場力】
    生産現場をなんとなくイメージしていた。メーカー出身ということから現場の改善のことが主に書かれているのかと思っていた。現場力とは、改善が継続的にできる職場で、その鍛え方としてトヨタの例などが紹介されるのかな、と思っていた。

    【読んだ後の現場力】
    現場力=組織力。
    強い現場=日常業務を日々改善マインドで業務効率化し、お客様への価値提供(価値創出)を考えるリーダーが育っており、そのリーダーを中心に企業風土が末端社員

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    2025年01月29日
  • 現場力を鍛える 増補改訂版―「強い現場」をつくる7つの条件

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    世間一般によく言われているトヨタの話などを下に現場改善がどうやったらできるか論じられている。最後の5章で著者独自の具体的な詳細事例の記載があるが、ページ数は少なく内容は濃くはない。自分個人としては、システムの運用の現場で働くものとして、十分に、現場改善の大事さと、やる気を触発してくれる内容で一読してよかったです。前工程や後工程をみて、ビジネスプロセス全体を見ることや、キチンとKPIというメジャーで見える化することが、業務改善に重要だと再認識しました。

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    2025年01月14日
  • サクッとわかる ビジネス教養 マネジメント

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    部下との関係づくりのヒントを得たくて購入。
    個人to個人をイメージしてこの本を購入したが、どちらかというと個人toチーム(またはチームto個人)に主眼を置いて書かれた内容だった。
    しかしながら、非常に分かりやすかった。
    こういう系統の本はテーマとする物事がかなり要約されていて核心が掴みづらくなっているものが多いものの、この本は要約されてはいるものの言いたいことが明確に分かる感じが読んでいて最後まで続いた。
    自律して、どうにかこうにか少しでも良い方向に人やタスクをマネジメントしていきたい。

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    2024年12月14日
  • サクッとわかる ビジネス教養 マネジメント

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    マネジメント強化月間!
    最近M1の予選とか見過ぎてて自己嫌悪中です(だって面白いんだもの)何回もおんなじ芸人さんは見ないようにしよう。時間が奪われているということを自覚すべし!

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    2024年12月05日