【感想・ネタバレ】新しい現場力―最強の現場力にアップデートする実践的方法論のレビュー

あらすじ

◎「もう一度、強い組織を作る」ための必読書
◎「チーム・組織を強くしたい」すべての人へ

36刷&17万部のベストセラー『現場力を鍛える』から20年!
ついに世に問う最新刊!

日本の現場を殺した
・4つの「なし」
・3つの「過剰」
・2つの「放置」
から脱却し、「串団子モデル」で復活する!

「働く人の価値観」「経済環境」そして「テクノロジーの大変化」……
「新たな環境」に適合するには
「現場力のアップデート」が必要だ!

【「4なし」経営】とは?
・「投資なし」積極的な設備投資、人材育成投資を抑制してきた
・「人員増なし」非正規社員に頼り、正社員増を抑制してきた
・「賃上げなし」利益は内部留保や配当に回し、給与を上げてこなかった
・「値上げなし」価値に見合う価格改定を行ってこなかった

【3つの「過剰」】とは?
・過剰分析(オーバー・アナリシス)
・過剰計画(オーバー・プラニング)
・過剰規則(オーバー・コンプライアンス)

【2つの「放置」】とは?
・「低収益事業」の放置
・「前近代的な組織カルチャー」の放置

では、いったい「何から」「どの順番で」「どう」すればいいのか?

「リーダー」「マネジャー」そして「現場で働く人たち」
それぞれができることは、いったい何なのか?

復活の絶対条件「串団子モデル」を、
どう自分たちのチーム・組織で作ればいいのか?

「実行できる」「結果を出せる」最高のチーム・組織の作り方が、
全部、この1冊でわかります!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

現場力こそ組織のチカラだな、と改めて思えた一冊。凄くシンプルでわかりやすくまとめてあった。現場力には人材育成が必要不可欠で、現場をよりよくするために一人一人が改善に意識をむける、成果の大小だけにフォーカスせず、改善プロセスを通して、成長をしていく、単純作業はAIに任せて、価値創出に注力できる現場を目指す、など。多様性を活かす重要性の項目で、「建設的対立を楽しむ空気」をつくることのメリットも、腹落ちポイントでした!

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

2025/10/19
p.63
 改善とは現場における問題をいち早く発見し、現場の知恵で解決する取り組みのことである。つまり、改善とは「問題解決」そのものである。
 改善のプロセスを通じて、問題解決をしようとする人材、問題解決ができる人材を育成することこそが、改善の真の目的である。
 つまり、「人づくり」こそが改善の目的であり、最大の成果である。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

グローバル化を進めている会社の中にあって自分たちの価値(模倣困難性)は何か。それは現場力だと考えこの本を手に取りました。現場で育ちそれが競争力の根源と考えてきた自分にとって、現場が熱を持ち、自ら改善を続け、価値を創出する、そんな組織を取り戻すためのカルチャー醸成に真剣に取り組みたいと感じた。

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2024年12月05日

Posted by ブクログ

さすが内容が的確です。多くの日本企業がここで書かれているような状況に陥っているのではないでしょうか。必読。

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2024年12月02日

Posted by ブクログ


解説が丁寧で分かりやすい

現場力を鍛えるから20年、やはり現代でも現場力が重要なのは変わらない
ただ、以前とは異なる現場力をフィットさせるために、頭の切り替えは必要

日本の現場を殺した
・4つの「なし」
・3つの「過剰」
・2つの「放置」
から脱却し、「串団子モデル」で復活!

「投資なし」「人員増なし」「賃上なし」「値上なし」
過剰「分析」、「計画」、「規則」
「低収益事業」「前近代的な組織カルチャー」

復活の絶対条件は「串団子モデル」

この1冊で再構築

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2025年03月15日

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