宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 孟嘗君(1)

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    小説として単純に面白いと思う。
    展開が早いので、飽きさせない。
    肝心の孟嘗君は、まだ赤子の状態。
    秦での孝公と公孫鞅のくだりなど、中国ならではの内容で興味深い。

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    2020年10月01日
  • 花の歳月

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    竇猗房のけなげな姿が可愛らしく…… いや、萌える! 多くの宮城谷昌光作品の中で傑作と言って良いだろう。

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    2020年11月02日
  • 歴史を応用する力

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    中国の歴史小説が多く書かれてるが、とりわけ古代の話が多い理由がわかった。歴史を学ぶことで人間により興味がもてるようになる。このような指南書をたまに読むことで、新たな分野に興味が持てるようになれるのは大事なことだ。2020.8.22

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    2020年08月22日
  • 楽毅(三)

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    趙との壮絶な戦いを凌いできたが、遂に中山は滅ぶ。中山を破った趙だが、主夫が足元を見誤り、後継者問題で内乱が起きる。楽毅のストーリーだが、趙での出来事が中心の巻である。

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    2020年07月23日
  • 楽毅(一)

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    弱小国の中山に楽毅はいた。斉に憧れて、斉へ行き、田氏に会い、兵法を勉強する。楽毅は、斉でもう一つ運命的な出会いがある。中山に帰った後、趙との戦いに中山内部で活躍するが、まだ、世の中に知られた存在ではない。

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    2020年07月23日
  • 孟嘗君 全5冊合本版

    購入済み

    安定の宮城谷ワールド

    さすが安定の宮城谷さんの作品。紙の本でも持っているが、利便性を考え電子書籍を購入。孟しょう君は他の作品にも出てくるので好きなのだが、本作品では彼が活躍するまでの話が長い!そのため星4つの評価。その代わり養父の活躍をたっぷり楽しめる。これからも読み返していく良い作品であるのは間違いないでしょう。

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    2020年07月20日
  • 三国志 第十二巻

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    ネタバレ

    第九巻で顕著だった人物(国)へ対する好悪の激しい筆致には低劣さを覚え嫌気がさしていた。今巻もいつ“それ”が現れるかひやひやしながら読んでいたが、全編宮城谷昌光らしいおだやかな、あくまでも『正史』に沿った淡々とした描写で安心した。
    ただ一言で感想を述べれば、面白かった!
    私としては特に蜀滅亡の件での鄧艾、鍾会、姜維三者の生き様(思惑)が面白く、楽しささえも感じた。

    「王朝にかぎらず組織を立て直す近道は、益をふやすよりも害をのぞくことである」『蛇足』より。
    「最悪の事態とは、君主が選択をあやまることではなく、決定をためらいつづけることである」『劉禅』より。

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    2020年07月18日
  • 劉邦(下)

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    司馬遼太郎の項羽と劉邦とはまた違った面白さでした。
    わりとあっさりした印象の作品です。

    統一後のドロドロした権力闘争を誰か書かないかな。
    あまりに幻滅なので、読む人は少ないかもしれないけど。

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    2020年07月07日
  • 劉邦(中)

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    劉邦が挙兵するきっかけとなった「陳勝・呉広の乱」は、劉邦が40代のころだったらしい。
    それから中国を統一するまで、わずか7年。

    遊び好きのたいしたことない男が、40代で事を起こし、50半ばで天下を取る。

    どうしてそんなことが可能だったのか。
    じつに不思議な話である。

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    2020年07月07日
  • 劉邦(上)

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    人が人を識る不思議さ。

    人を見抜く力というのは、あてになる情報がまるでない中で判断しなければならない昔の方があったのかもしれないな。

    土地の有力者呂公が劉邦の人物を見抜いて、娘を嫁に与えようとする場面を読んで、そう思った。

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    2020年07月07日
  • 太公望(下)

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    太公望全3巻の下巻

    上巻中巻で望が積み上げてきたものが、一つの力となって望を支え動いていく様子はとても爽快な気持ちになります。
    望は心も体もとても強いですが、どれだけ力が強いかではなくその強さを何にどのように使うのか。生きていく強さ、生命力は自分の持つ力の使い方だと感じました。

    面白いだけではなく生き方を考えさせられる全3巻。
    大満足でした!

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    2020年07月05日
  • 太公望(中)

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    太公望全3巻の中巻

    上巻は背景や人を覚えることに少し一生懸命でしたが、中巻は背景を理解した上で物語に集中することが出来、面白くあっという間に読み終わってしまいました。
    上巻で成長を重ね、下巻で目的を果たす。
    重要なシーンと大切な出会いの多いこの巻は、生き方が望みを叶えるのだと思わずにはいられません。
    成長から目的につながることが納得出来、充実した気持ちで読ませて頂きました!
    下巻ももちろんたのしみに

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    2020年07月05日
  • 太公望(上)

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    太公望全3巻の上巻

    商への復讐を胸に近い、様々な困難に立ち向かいながら心身ともに成長していく望の生き方は、とても惹かれるものがあります。
    冷静沈着に物事を広く見据えることの出来る太公望の目線で語られる物語。物語の展開も面白いですが、望の生き方からも目が離せません。

    先の展開が楽しみです

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    2020年07月05日
  • 三国志 第十一巻

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    ネタバレ

    特に第九巻で見られた人物に対する好悪の激しいくだりは影を潜め、宮城谷昌光らしいおだやかで、また含蓄のある筆致に戻っている。
    相変らず淡々と『正史』準拠の進行のため、展開にもの足りなさを少々感じるのは否めない。ただ、本巻は曹爽の族滅など言わば“動”の展開が多く、読んでいて応えることもあったため、恬淡とした筆致に救われた面もある。

    「人はいつ僥倖に逢うかわからず、天佑はいつくだるかわからない。そのときになってはじめては、まにあわないことがあり、それこそ人生の要所であり、分岐点になりうる。人の価値は、何も起こらない時間、平凡な時間を、どのように過ごすかによって決まる。」『敗残』より。
    「忍耐力も、

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    2020年06月29日
  • 小説 伊尹伝 天空の舟 上

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    ネタバレ

    夏王朝末期、桀王は衰退していく夏王朝に拍車をかけるように、酒池肉林を催し、自分は天子であるとして、諸侯を力で屈服させてきた。東からは、商の湯王が立ち、徐々にちからを蓄え、夏王朝の自滅のような感じになる事を待つかのごとく徳をつんでいく。伊尹と言われることになる、摯は、桀王や湯王に従うというのではなく、民草の声を率直に伝えて、死をも恐れず、直諫し、商の執政へと活躍の場を与えられていく。

    長く生きていると、恨みばかりがつもるものだ。その恨みをどう残し、どう捨てるかで生き方が違ってくる。まず己を治めること、それをしないで他人を恨むと、その者は一生の間悲憤が付き纏う。その悲憤が極限に達して自分がどうに

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    2020年05月22日
  • 合本 三国志【文春e-Books】

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    登場人物の多さに驚愕

    正史に基づいた三国志を読みたくて購入。
    まず登場人物の多さに驚愕。
    これだけの数の人物をよく調べあげたものだ。
    また当時の官職や文化、書物などが詳しく書かれており、初めて知るものばかりで大変面白かったが、本筋から外れて説明文になることが多く、物語を追うのに苦労する。
    途中でその情報量の多さに「もういいよ」とウンザリして、しばらく違う本を読んだりもしながら2、3ヶ月かけてようやく読み終えた。

    しかし、やはりこの登場人物などの情報量の多さがこの本の魅力だ。
    劉備や曹操、孫権といった有名どころだけがすべての物語の中心ではなく、その他何千何万もの人物の人生が折り重なって時代を紡いでいたのだと言うこと

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    2020年05月08日
  • 孟嘗君(1)

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    わくわくしっぱなし。ずっと仙泉のこと考えながら読んでた。あと風洪がめちゃ好き。これからどうなっていくのだろ。
    「学者は所耳におぼれる」て言葉に共感。
    やっぱり読みやすいし楽しいな。

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    2020年05月07日
  • 孟嘗君(5)

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    ネタバレ

    斉の君主の家に生まれながら、魏の宰相となり、斉の宰相となり、秦の宰相となる中庸の人田文。
    最後に出てきた馮緩が田文と洛芭の子だと暗示されるのもそうだけど、登場人物が濃密に関わり過ぎなところが、吉川英治っぽいなと思う。それは非現実的ではあるけど、フィクションとして面白い。

    五巻まで読んで、やっと少しずつ国と人が結び付けられるようになった。
    魏にいたのが龐涓や恵王や公子緩で、鄭両がいたのもここ。
    秦は最初に風洪が風麗たちを連れて行ったところで、孝公が公孫鞅に律令を作らせ、徹底的な法治政治が行われた。が、人情に欠ける国になり、宰相の孟嘗君を追って鶏鳴狗盗の故事を生んだのもここ。
    楚は他国と一線を画

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    2020年04月11日
  • 孟嘗君(3)

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    ネタバレ

    白圭に助けられた孫臏を中心に話が進む。田文がめきめき大きくなる。食客三千人の気配。孫臏の頭が良すぎる。龐涓も賢いのに、出世欲に基づく打算は判断を狂わせるなあ。龐涓を討ち取ったところまで。

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    2020年04月05日
  • 花の歳月

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    ネタバレ

    前漢の第5代皇帝・文帝の皇后であり、第6代皇帝・景帝の母である竇猗房(とういぼう)を主人公に据えた歴史小説。短い作品で、各登場人物の描写も少ないながら、それぞれに存在感がある。
    漢字にまつわる宮城谷昌光のあとがきも面白い。

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    2020年03月17日