篠田真由美のレビュー一覧
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7人の作家さん達による、旅とおいしいものを題材にしたアンソロジー。
坂木司さん、松尾由美さん、近藤史恵さん、松村比呂美さん、篠田真由美さん、永嶋恵美さん、図子慧さん
坂木さん、近藤さん、松村さんのお話が好きだった♡
読んでると情景が目に浮かぶ様で、なんだか心地よかった。そしてその土地にまつわるおいしそうなものに興味津々♪
サメバーガー、糸島の塩、樺太の白身魚、、etc、、
アムステルダムにはコロッケなど揚げ物の自販機があるらしい!しかも熱々!
旅をすると色んな"初めて"に出会って、非日常を味わえる。ほんと最高のリフレッシュだな〜♬
コロナ禍で旅行ほとんど行けてなかったから、そろそろ私もどこか行きたくなった!
海外で1人はちょっとキツいけど、坂木さんのお話のような行き当たりばったりな旅がしてみたいな〜♡
初めての作家さんも何人か読めた✩︎⡱
アンソロジーは楽しい〜〜
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ネタバレアミの会にて7名の作品。
1作目から読み進めてZOOM会議が登場し、発行年を確認。
以前は震災前か震災後、という自分の区切だったが
今はコロナ前、コロナ禍だなぁ。。早くコロナ後 にならないだろうか。
ロシア侵攻の絡む話もあって
今、この空気感に同調できる2023年に読めて良かったと思う。
身近な旅先が多いので、本作を読むと旅行したくなる。
一人旅の話も多いので、身軽に真似したくなる。
坂木司「下田にいるか」
2020年からのサフィール踊り子。知らなかった。
日常の中に潜むリゾート感。
「お値段は最後の決め手にした方が、いい条件が見つかるかもしれません」ナルホド。
社員旅行で訪れたが、本作の主人公のように満喫は出来なかった。(コロナで中止中の駅前足湯は利用したけど。ちょっと日よけとか屋根が欲しい仕様であった)
『その場にいればわかっていたであろうニュアンス。そういうものが、今は本当に伝わりにくい。』本当に。
松尾由美「情熱のパイナップルケーキ」
台湾行きたい。。亡くなってしまったが森永あい氏の作品にも登場したし。いろいろと分かち合いたいので一人旅は敬遠してしまうが、いろいろと考えるきっかけになるだろうなぁ。。
近藤史恵「遠くの縁側」
アムステルダム。未知の世界。いいなぁ。。コロッケ。
先輩の『なにかに急き立てられなくてもいい時間。…ほんの少しだけ、…なにをするでもなく、空を眺めている時間。いつの間にか、そんなものがとても贅沢になってしまった』
老後の不安で働き続けているけれど、給与が低くなっても優先すべき事柄は沢山あるのだよなぁ。。
ちょっと違うけれど
気がめいってお家時間は何もできず、反対に会社スマホやノートパソコンで常にメール対応に追われていて
半身でしか有給を楽しめていない 小心者の自分が嫌だ。。休み明けの進捗状況やメールを気にしない性格になりたい。。
松村比呂美「糸島の塩」
歩合給やノルマの話を読むのはしんどい。。
唐津について調べている時に糸島の存在をしった。
こちらは変わったいきさつでの二人旅行の話。あ~、ぺーバードライバーでなければ旅行もっと幅広がるのに。。
主人公のこれからの未来に期待したい!!
篠田真由美「もう一度花の下で」
函館。謎解き小説。
祖母の気持ち。。辛い。。笑子さんの選択は う~ん。。少しでも歩み寄れていたのならいいのだけれど。。
永嶋恵美「地の果ては、隣」
サハリン。樺太。コロナも驚きだったがパラリンピック開催なのにロシアのウクライナ侵攻も衝撃であった。。
ゴールデンカムイ だろうか??
自分は海外旅行も仕事も海外とは縁遠いが、本当、生活が一変した人たちの心境は。。
図子慧「あなたと鯛茶漬けを」
松山空港の二階。空間気になる。
羽田や千葉や札幌、大きい空港もお店が多くてワクワクするけれど
熊本空港、鹿児島空港、高知空港。地方空港もゆっくり回れて良かった。
心配性で早めに空港に着いてしまうわけなので
空港のお店を目的にした旅もいいかもしれない。 -
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アミの会の11人の作家さんによる短編集
「アミの会(仮)」のアンソロジー第9弾
この本で初めましての作家さんは
永嶋恵美さん、松尾由美さん、光原百合さん
さらさらと楽しみながら読めました。
ところで、なぜ「アミの会(仮)」?と思っていたら
「アミの会」の名前の由来を書かれた記述がありました。
以前、「雨の会」という若手作家集団があり
”雨の会編”のアンソロジーが出版されました。
その「雨の会」へのリスペクトも込めて、
とりあえず仮の名を「アミの会(仮)」ということにしたら
なぜかそれが一番しっくりきてしまったということなのです。
網のように広がる交友関係だとか、
フランス語でamiは友達と言う意味や
「親しげである」という形容詞だったりもします。
女性作家らしい花の名前の会も素敵ですが、
このちょっととっちらかった感じや、
「なにそれ?」みたいな引っかかりもおもしろいのではないでしょうか。
なるほど~、そういういきさつだったのね。
で~、
その「アミの会(仮)」ですが、めでたく(?)、「仮」が取れて
≪アミの会≫となったそうです!
パチパチパチパチ~! -
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アンソロジーの中に「アミの会(仮)」というものがあるのを知ったのは、この【迷 まよう】だった。
アミの会(仮)のアンソロジー企画は『捨てる』『毒殺協奏曲』『隠す』
そして、第4弾が『迷』と『惑』
ところで「アミの会(仮)」って何?
と疑問に思ったら、「アミの会」には公式ページ "Facebook" があり、
活動も2015年からだと知って驚いた。
それによると、「アミの会(仮)」は女性作家の集まりで、会の目的はアンソロジーを出すこと。
たまに集まってお茶を飲んだり、ご飯を食べたり(お酒を飲んだり)すること。
2015年、GWの東京で、5人の作家が集まって食事会をしていたとき
柴田よしきさんが「アンソロジーをだそうよ」と提案したのがきっかけだったそう。
”アミの会”メンバー近藤史恵さんによると
現在は、短編を発表しにくい時代で、純粋な短編集はなかなか売れないし、売れっ子作家さんしか出せない。
短編は本にまとまらないとなると、雑誌などでも書きにくく、連作短編という形にしてしまうことになる。
雑誌で書くことができても、1か月で書店から消えてしまう。
でも、短編小説は魅力的な形式で、連作ではない単発の短編でしか描けない世界がある。
短編小説の魅力をもっと多くの読者さんに知ってほしいし、短編が好きな読者の方もたくさんいらっしゃるはず。
アンソロジーは、知らない作家に出会うきっかけにもなる。
いきなり知らない作家の本に手を伸ばすことは冒険でも、
アンソロジーで気に入った作家ならば、他の作品も読んでみたくなるのでは。
本が大好きで、長編はもちろん、短編も大好き!
そんな私がアンソロジーでいいな、と思うのが
まさにこの、”初めましての作家さんとの出会い”
近藤さんがおっしゃるように、
いきなり知らない作家さんの本に手を伸ばすのはちょっとした冒険
そんなとき、アンソロジーはもってこい!
『迷』では新津きよみさんが初めましての作家さん。
アミの会(仮)の『迷』
あれ?
大沢在昌さん、乙一さん…?
と思ったら、お二人の男性作家さんはゲスト参加だそうで
納得。 -
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ネタバレ【収録作品】「もうひとつある」 大崎 梢/「孤独の谷」 近藤 史恵/「扉を開けて」 篠田 真由美/「猫への遺言」 柴田 よしき/「キノコ煙突と港の絵」 永嶋 恵美/「十年日記」 新津 きよみ/「そのハッカーの名は」 福田 和代/「みきにはえりぬ」 松尾 由美/「青い封筒」 松村 比呂美/「黄昏飛行 時の魔法編」 光原 百合/「たからのちず」 矢崎 存美
さまざまな形で残された「ラスト・メッセージ」を巡る短編集。どれも味わい深い。
「もうひとつある」隠された幻の家訓。鷹宮家には4つの家訓が残されていたが、もう一つ隠れた家訓があるという。大学院で歴史を研究する高校時代の先輩に請われて、鷹宮家の傍流に属する絵茉は共にその家訓を探す。
「孤独の谷」ある一族の謎めいた掟。誰かが謎めいた死を遂げると、一族は離散しなければならないという。教え子から相談を受けた大学講師がその謎を探る。
「扉を開けて」『万国古物取扱 銀猫堂』を訪れた「私」。店主に、鍵の掛かった遺品を見るために開けようとする女性を止めてくれと頼む。
「猫への遺言」コロナ禍で死んだ夫の遺言状を読んだ妻の思い。
「キノコ煙突と…」戦時中の樺太から話が始まる。そして現代へ。
「十年日記」九十歳で亡くなった祖母がずっと付けていた日記。心残りは拾った指輪を返せなかったこと、と書かれていた。
「そのハッカーの名は」警視庁サイバー犯罪対策課の増崎はハッカーの「豆歌」を追い、自給自足の生活をしている老人の元を訪れる。
「みきにはえりぬ」亡き母が歌っていた歌に隠された秘密。
「青い封筒」真穂子は、高校生の息子と頻繁に夕食を食べに来る友人たちとの距離感を図りかねている。
「黄昏飛行」コミュニティFMに勤める永瀬真尋の元にはさまざまなリスナーから手紙が送られてくる。
「たからのちず」亡くなった祖母の遺品から出てきた、自分が書いたと思しき「たからのちず」。覚えのない香月はその場所を探す。