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艶やかに咲く枝垂れ桜の下で、老人が毒を盛られた。容疑者は彼の美しい妻、だが物証はない。事件を目撃した桜井京介は不可能犯罪の謎を解明したはずだったが?16歳の日の忘れえぬ事件を語る表題作を始め、眩暈を誘う「二重螺旋」4部作など、魅力的な10の謎を収録。シリーズ初の短編集! (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
桜井京介シリーズ短編集。 京介が海外で遭うミステリーは面白く読めたし、蒼があの温室を訪れる話は何とも言えず。 原罪の庭を読んだ人なら見守る気持ちになったはず。 表題の桜闇は京介の初めての×××。 何でそんな事になるんだ?と置いてきぼり感があった。
短編集なのに 桜井京介シリーズにとって重要な作品 この本を読む前に「原罪の庭」は 読んでおくべきだったかな 篠田真由美先生のナイーブな少年を描く作品が なくなられた栗本薫先生の伊集院シリーズを 思い出す もっとも、伊集院先生は桜井京介のように 潜在する悩み(業?)を持たないのですがね
シリーズの間を埋めるサイドストーリー集ですね。 二重螺旋シリーズでは、図面が欲しくなります。 想像してると、脳みそが捻れそうになります。 気になる人は先に検索した方がいいでしょう。実在してます。 京介ファンには美味しい話しでもあります。 どうしても京介には「死」のニオイがつきまとう。 それを引き止...続きを読むめているのが蒼の存在だと思う。 シリーズ最後に京介の秘密が語られるらしいけど 教授にさえ触れさせない京介の秘密が気になります。 最後に付いている年表もありがたい。 出された作品がどの時代だったのかが一目瞭然。 「原罪の庭」のネタバレが含まれています。 少なくとも第一部を読み終わってから読んだ方がいいです。
『ウシュクダラのエンジェル』 インド旅行中に京介が出会った人物。大学の研究をあきらめ故郷にかえる人物。船から消えた学生。妹の望みを叶える兄。 『井戸の中の悪魔』 イタリアの井戸で京介の出会った転落事件。井戸の中の悪魔の正体。 『塔の中の姫君』 富豪の娘とヴェトナム人青年の恋。ヴェトナム旅行...続きを読むのガイド兼見張り役として京介、深春が同行。消えた姫君。 『捻れた塔の冒険』 交通事故で死んだ女性。京介に付きまとうストーカー。 『迷宮に死者は潜む』 尾瀬を舞台に深春の切ない思い出と友人の起こした事件。友人の姉と深春の思い出。 『永遠を巡る螺旋』 恭介に付きまとったストーカー祐美の姉による京介への復讐。作家の通訳としてフランスに同行した京介にかけられた罠。 『オフィーリア、翔んだ』 消えた妻が6日後死体となって現れた。夫の苦悩。京介の推理。 『神代宗の決断と憂鬱』 神代が恭介に持ちこんだ相談。神代の一族の過去に秘められた事件。 『君の名は空の色』 蒼と深春の出会いの物語。蒼は深春を嫌いになったことなんて1度もない。 『桜闇』 京介の過去の事件。京介が語る「彼」が巻き込まれた事件。 2009年6月8日再読
京介みたいなキャラより寧ろみはる(漢字忘れた!)みたいなキャラのが好きなんですが、代表作がしんみり切なくてずきゅんときました。あたしも彼を抱き締めてあげたい―。
桜井京介シリーズ、文庫にて収集中。多分、今後「未明の家」から読み直すつもり。教授メインのお話が実に番外編らしくて楽しい。
桜井京介シリーズ、7冊目で初の短編集。短編十編。後ろに年表が付いてるのでそれを見ると判りやすい。短編なのでトリックが凄い!とかではないのだけど、シリーズを読んでいるなら必須かなと。
シリーズ物の短編だったが最初から読んでいなくても分かる内容で、読みやすい話だが建築については無知なので想像もできなかった。 全ての話が面白くよかったが、建築は関心がないので続けて読むかどうかもう一冊読んで考えてみよう。
短編集。 二重螺旋を主題にした連作も入っています。 推理小説からちょっと外れた作品とか入っていますが、この作者らしい内容なので、そう違和感はないでしょう。 過去の話が多いので、やはり、以前に出版されたものから読んだ方がよいでしょうね。 「オフィーリア、翔んだ」が一番好きだけれど、シリーズ読者的にはど...続きを読むうなんだろう?(^^;
建築探偵という肩書に興味があったけど長いシリーズなので、短編集から入ってみた。 美貌の探偵も、その助手役にあたる少年も、何やら重いものを抱えているようだし、キャラもたっている。 建築も好きだから、シリーズ最初から読んでみようと思う。
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建築探偵桜井京介の事件簿
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篠田真由美
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