無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
建築探偵桜井京介シリーズの長編14作目。
予想通り、京介の過去編です。
でもまだ終わりじゃないので、その1というところかな。
冒頭、「はじめに」と題して著者からの前置きがありましたが、
挙げられた6冊を読んでいなくても特に困らないと思いました。
出てきた名前が気になるようなら読むべしという感じかな。
あっ、ただし前作の終わりで京介が失踪したことは知っておかないと、
会話の意味が分からないでしょうね。
北の、本編最後になるまで明記されなかったので敢えてこう呼びますが、
陸の孤島とも言うべき隠れ里で起こる事件の数々。
ゴシック風味の設定が私の好みでした。
シリーズ当初の建築探偵からは離れて久しいですが、
今回も敢えて言うなら、久遠の館かそれを含む村の佇まいでしょうか。
山奥に突如現れる地図にも載っていない石造りの村。
それも洋風の。
なかなかに興味をそそられるシチュエーションです。
京介の過去編ですから、
前作の京介失踪時を現在として、
神代教授が深春と蒼に過去の出会いを語る設定です。
更に、その出会いで起こった事件とは別に、
当時自殺とされていた過去の母の死という時間軸も絡んでいて、
何層にも折り畳まれた時間軸が、小説全体の重厚感を増していました。
ミステリーとしてトリック云々とかではなく、
如何にも怪しげな人物がたくさん登場して小説として面白かったです。
Posted by ブクログ
前2作については、あまりに作りこみが過ぎて、鼻につき、評価は高くありませんでした。
本作もかなりな作りこみですが、それほど鼻につく感じがせずに読めました。それは、舞台を限定して、現実世界から隔離するのがうまくいったということなのかなと思います。
普通の街角でハロウィンのコスプレをされるても浮くだけだけど、遊園地でやってくれれば楽しめる、みたいな。お化けはお化け屋敷にいてくれ的な。
そう、まさに今回の「館」はヴァンパイアの潜むお化け屋敷ですね。そこから最後まで外に出なかったので、お話として楽しめた。外とつながって現実に引き戻されたらやっぱり、興ざめしてしまったかもしれません。
あとは、神代先生の語りがすっきりしてて良かったのかも。あんまりべたべた語られると、ちょっと引いてしまう。って、本当のこのシリーズファンには、そのべたべた感がいいのかもしれないけど。
Posted by ブクログ
久遠家の設定に入り込めず…
80年代北海道?のリアルを知ってるからか、
こんなところねえよ!っていうのが先に立ってしまって…同じことを違う土地でやられたら普通に読めた…のか?
と思ってたけど、最近山の中の温泉街に行ったときにこんなかんじなのかな〜と思った。
神代先生がなんでそんなに京介に魅かれてしまうのか分からない…
普通に考えたら、さっさと館から出ようとするのでは…
グレゴリが何をしたいのかもまだよく分からず。
京介は結局どう育てられて、父に何をされて、何をされなくて、母とどう関わって、なんでこうなった、っていうのがいまいちピンとこなくて…
読んだ文字から分かるのは、おそらく館から出たことがなさそう、父に何をされたか分からないけどとても憎んでいる、母は子どもに無関心で心を病んでた、他の使用人にも心を開いていない、くらいで。行間を読めというならいくらだって想像はできるけれど…おかしな表現だけど、二次創作を読んでる気分になってしまった。
具体的なことが何も分からないなら、そのままで良かったのに。わからなくたって、蒼と深春のすることも望むことも変わらない。
でもまあ、やっぱり次かな…
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸