原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

小説・文芸
806円 (税込)

4pt

ガラスの柩を思わせる巨大な温室の中で惨殺された病院長一家。その血塗られた密室に置かれたチェストで、天使のようにまどろむ7歳の少年。ただ一人生き残った彼は、しかし言葉を失っていた。闇に閉ざされた魂を救うため、最大の謎「薬師寺家事件」に挑む桜井京介。建築探偵シリーズ第一部の掉尾を飾る傑作。 (講談社文庫)

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建築探偵桜井京介の事件簿 の一覧

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1~19件目 / 19件
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家
    764円 (税込)
    京介を訪ねた古風な美少女の依頼は“閉ざされたパティオ”を持つ別荘の鑑定と主である祖父の死の謎を解くことだった。少女の一族を巻き込む不可解な事故死、そして自殺未遂。事件はすべて別荘をめぐって起きた。ミステリアスな建築造形に秘められた真実を、京介が追う!
  • 玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿
    764円 (税込)
    旅先のインドで、橋場亜希人が不可解な「密室」死を遂げた。10年後、橋場の恋人だった狩野都は群馬山中に「恒河館」を建て、当時の旅行仲間たち、そして桜井京介を招く。ミステリアスな「館」で展開される真相解明劇。そこへ、さらなる悲劇が……。過去と現在が複雑に絡み合う謎を、京介はどう解き明かすか? (講談社文庫)
  • 翡翠の城 建築探偵桜井京介の事件簿
    859円 (税込)
    長く一族支配が続いた名門ホテルで、内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が今も住む別邸・碧水閣(へきすいかく)の取り壊しをめぐり意見が対立、骨肉の争いに発展したのだ。湖に沈んだ焼死体、血染めの遺書。沼のほとりに佇む異形の館に封印された、百年にわたる秘密とは。桜井京介が鮮やかな推理で解き明かす! (講談社文庫)
  • 灰色の砦 建築探偵桜井京介の事件簿
    827円 (税込)
    19歳の冬、我らが桜井京介と栗山深春は「輝額荘」という古い木造下宿で運命的(?)な出会いをとげた。家庭的で青春の楽園のように思われた「輝額荘」。しかし住人の1人・カツが裏庭で変死したことから、若者たちの「砦」に暗い翳(かげ)が忍び寄る。続いて起こる殺人事件。その背後には天才建築家・ライトの謎が? (講談社文庫)
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿
    806円 (税込)
    ガラスの柩を思わせる巨大な温室の中で惨殺された病院長一家。その血塗られた密室に置かれたチェストで、天使のようにまどろむ7歳の少年。ただ一人生き残った彼は、しかし言葉を失っていた。闇に閉ざされた魂を救うため、最大の謎「薬師寺家事件」に挑む桜井京介。建築探偵シリーズ第一部の掉尾を飾る傑作。 (講談社文庫)
  • 美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿
    827円 (税込)
    伝説の名女優・神名備芙蓉(かんなびふよう)が28年ぶりに復活。伊豆の会員制高級ホテル(オテル・エルミタージュ)で三島由紀夫の『卒塔婆小町』を演じ、老婆から美女へ見事に変身してみせる。だがその後、演出家の失踪、ホテルオーナー天沼龍麿(あまぬまたつまろ)の館の放火、芙蓉への脅迫と怪事件が相次ぎ、さらなる惨劇が!? 京介の推理が40年に亘る愛憎を解く! (講談社文庫)
  • 桜闇 建築探偵桜井京介の事件簿
    984円 (税込)
    艶やかに咲く枝垂れ桜の下で、老人が毒を盛られた。容疑者は彼の美しい妻、だが物証はない。事件を目撃した桜井京介は不可能犯罪の謎を解明したはずだったが?16歳の日の忘れえぬ事件を語る表題作を始め、眩暈を誘う「二重螺旋」4部作など、魅力的な10の謎を収録。シリーズ初の短編集! (講談社文庫)
  • 仮面の島 建築探偵桜井京介の事件簿
    838円 (税込)
    イタリア人実業家の亡夫から相続した、小島の館に隠棲する日本人女性=レニエール夫人。彼女から鑑定の依頼を受けヴェネツィアを訪れた神代教授と京介だったが、跡を追った深春、蒼と合流そうそう島の売却を巡るトラブルに巻き込まれる。そして不可解な殺人事件が! (講談社文庫)
  • センティメンタル・ブルー 蒼の四つの冒険
    942円 (税込)
    はじめてのガールフレンドは、深い闇のような秘密を抱えていた(「ブルーハート、ブルー スカイ」)。私立向稜高校で鬱屈した生徒たちを結びつけたのは世間を騒がせた「あの事件」だった――(「ベルゼブブ」)。ほか、蒼が12歳から20歳までに出合った4つの事件の物語。蒼のひたむきさが胸に迫る、傑作番外編。 (講談社文庫)
  • 月蝕の窓 建築探偵桜井京介の事件簿
    1,047円 (税込)
    明治に建てられた洋館、月映荘。惨劇は再びここで起こった。京介とともに晩餐に招かれた医師が撲殺されたのだ。図らずも事件に巻き込まれていく京介の前に、複雑な生い立ちを抱える茉莉、雪音を聞くことができる不思議な少女、綾乃たちが、謎を深めて絡み合ってくる。さらに京介自身の過去が揺さぶられる。 (講談社文庫)
  • 綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿
    1,047円 (税込)
    かつて、マレーシアの密林からかき消えたシルク王、ジェフリー・トーマス。それから30余年、軽井沢の別荘、泉洞荘で、絢爛豪華な絹の布に埋まってひとりの老人が不審死を遂げた。奇妙な縁に導かれて京介、蒼、深春たちはマレーシアはカメロン・ハイランドにある月光荘(ムーンライトコテッジ)を目指す。そこで見出した真相とは。 (講談社文庫)
  • angels 天使たちの長い夜
    869円 (税込)
    夏休み、人けのない校庭に男の死体が転がっていた。校内には15人の生徒だけ。警察へは通報せずに、生徒たちによる犯人捜しが始まる。微妙に絡み合う人間関係と錯綜するアリバイから浮かび上がる意外な犯人は? 蒼(あお)こと薬師寺香澄(やくしじかずみ)が活躍する「建築探偵シリーズ」の番外編。ミステリーの醍醐味、ここにあり! (講談社文庫)
  • Ave Maria アヴェ マリア
    900円 (税込)
    酸鼻を極めた薬師寺事件から、はや14年。時効を目前にした7月、蒼こと薬師寺香澄のもとに、謎の封筒が届いた。送り主は「響」、封筒の中身はただひとこと「REMEMBER」――。蒼は京介たちの手を借りずに、過去と向き合い記憶を辿り始める。『原罪の庭』の真相に迫る、「建築探偵シリーズ」最高傑作。ぜひシリーズ第5作『原罪の庭』もご用意ください。 (講談社文庫)
  • 失楽の街 建築探偵桜井京介の事件簿
    942円 (税込)
    四月一日のW大講堂前を皮切りに開始された連続爆破事件。ハンドル・ネーム≪火刑法廷≫の犯行予告はなにを語る。故郷を捨ててさまよう少年、過去を引きずる男女、我が子を亡くした父。魂の置き場を喪失したものたちが、巨大都市・東京で交錯する時、その救済は何処(いずこ)に。建築探偵シリーズ第二部、堂々の完結。 (講談社文庫)
  • 胡蝶の鏡 建築探偵桜井京介の事件簿
    796円 (税込)
    4年前、父親の反対を押し切ってヴェトナムに嫁いだ四条彰子が、京介と深春に助けを求めてきた。一家の長老、レ老人との軋轢がその理由だ。なぜか日本人を嫌うレ老人。その原因は90年前の事件にあるらしい。そして、ハノイに飛んだ京介たちの目前で再び事件が起きた。建築探偵桜井京介の事件簿、第3部開幕! (講談社文庫)
  • 聖女の塔 建築探偵桜井京介の事件簿
    942円 (税込)
    長崎県の孤島波手島。明治の教会が残る無人の島で、女たちが火に焼かれて死んだ。宗教的理由による集団自殺か、はたまた。事件性を疑う私立探偵に乞われ、桜井京介は現地へ向かう。その頃、蒼はカルト教団に入信したまま戻らぬ友人を救出しようとしていた。ふたりに迫る悪意の罠。狂気の炎が再び空を焦がすとき、京介は蒼を救えるのか
  • 一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿
    979円 (税込)
    ※本作品は 2013年9月13日~2014年11月13日まで販売しておりました単行本版『一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿』の文庫版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 六月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)と--。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは?
  • 黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿
    1,210円 (税込)
    一九八〇年秋、突然の養父の死。神代宗は傷ついた心を埋めるため訪れた北の町で、殺人の罪を着せられてしまう。そして、疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃する。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語りはじめたとき、銃声が轟いた!大人気シリーズ第14弾
  • 燔祭の丘 建築探偵桜井京介の事件簿
    1,320円 (税込)
    『僕は――ヒトゴロシ』。謎の詩を残して姿を消した桜井京介は、久遠アレクセイの名に戻り、14歳まで育った屋敷にいた。神代宗の話を聞いた蒼は、京介を捜し歩き、20年前の忌まわしき事件を知る。久遠家のルーツが明らかになった時、父グレゴリの狂気が京介を襲った! 「建築ミステリ」の金字塔、ついに完結!

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原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    建築探偵桜井京介シリーズの5作目です。
    今回はいろいろ謎だった蒼の話。
    桜井京介と蒼が出会った事件です。
    建築探偵シリーズということですから、
    今度の建築は・・・敢えて言うなら温室でしょうか。
    事件の舞台となった薬師寺家は大邸宅のようですが、
    モチーフとして「エデンの園」が何度もでてきますし、
    もっと言うなら温室を含む薬師寺家の敷地(庭)ですね。
    禁断の園、禁忌の園という感じでしょうか。
    凄惨な殺人現場にもの言えぬ子供。
    この小説がとりわけ珍しいという訳ではありませんが、
    蒼の心情が明かされるとき胸にくるものがあります。

    このシリーズはこれで第一部が終了だそうですが、
    今のところ小説の雰囲気を堪能させてもらっています。
    あとがきなんか読んでいると分かりますが、
    作者の趣味(?)がよく出ていて楽しい読み物です。
    人それぞれでしょうが、
    ミステリーを読む姿勢も小説によってまちまちで、
    怪しい人物は誰だと割りと冷静に考えながら読むときもあれば、
    細部が気になってなかなかすんなり読み進められなくて、
    何度も頁を前後させてしまう時もあります。
    このシリーズの場合はただただ先が知りたくて、
    何も考えずにノンストップで読んでしまいます。
    (もちろん現実は中断を余儀なくされるのですが気持ちの上で、です。)
    ミステリーとしての要素も重要ですが、
    読んだ後に一息つきたくなる程の充実した読後感に星5つです。

    0
    2017年10月14日

    Posted by ブクログ

    今回は重要なキャラ「蒼」の過去がわかります。
    前作「灰色の砦」の3ヵ月後の設定で、
    自分を責めるあまり、病んだ状態にあった京介が
    復活するきっかけになった3年前の薬師寺一家惨殺事件。
    温室で惨殺死体と一緒に発見された7歳の香澄。
    現場の状況から犯人と疑われるが彼は言葉を失い、闇に囚われていた。

    香澄を犯人と仮定した上で事件の取材をしたがる女ルポライター。
    なついた香澄を母親のように見守り世話をする京介。
    犯人や、他の登場人物についてはある程度想像つくんだけど
    あんな事をした理由がわからなかった。
    それは京介の口から語られる事になるのだけど、泣きます。

    著者あとがきで「読む順番が変わると感想や楽しみ方が
    変化するという現象が起こっている」とある。
    だから、順番に読むことをお勧めします。
    深春とふざけあっている明るい蒼や
    必死に乗り越えようとしている蒼を知らなければ
    感情的なものは半減するし、
    謎が解ける瞬間の感動は、味わえないと思います。

    0
    2010年03月11日

    Posted by ブクログ

    建築探偵シリーズで一番好きな作品
    ここから、自分の中で蒼びいきが始まったw
    親殺しというテーマがチラチラして邪魔だが
    幼子の愛情の濃さに驚嘆する
    蒼が蒼になった瞬間に涙が止まらない

    0
    2010年01月23日

    Posted by ブクログ

    3年前起きた惨殺事件。密室の中につるされた3人の死体。密室の中から発見された薬師寺香澄7歳。
    門野に依頼された神代、京介の推理。蒼と京介の出会い編。

     2009年6月3日再読

    0
    2009年11月14日

    Posted by ブクログ

    シリーズの中では一番好きな作品ですが、人に薦めるときは、「これを一番に読んじゃダメ! シリーズの最初から読んで!」と釘を刺さずにいられない……。登場人物のうちの一人、蒼の過去に関わる話です。
    あらすじを語ることさえネタバレのような気がしてしまう。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    蒼の過去が明らかに…!!壮絶すぎて切ないったらない…。泣ける…。建築シリーズのなかでいちばん好きかも。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    『建築探偵 桜井京介の事件簿』第5作目!
    ガラスの柩を思わせる巨大な温室の中で惨殺された病院長一家。
    その血塗られた密室に置かれたチェストで、天使のようにまどろむ7歳の少年。ただ1人生き残った彼は、しかし言葉を失っていた。
    闇に閉ざされた魂を救うため、最大の謎「薬師寺家事件」に挑む桜井京介。
    建築探偵シリーズ第1部の掉尾を飾る傑作。


    <京介と蒼の出会いの物語>
    人は人によって傷付けられるけど、人は人にしか救われない、癒されない。
    人と人との絆の大切さ。それがすごく胸にしみました。
    全てを「守る」のは難しいけど、自分の大切な人は「絶対に守る」。
    その姿は幼いながらも、かっこよく、勇ましく思えました。

    人は色んなことを抱えながら、それを己の糧としながら、時には捨てて、真っ直ぐに生きていくものなんだと改めて思いました。

    暗闇に差し込んだ一筋の光。
    ラストはその光に包まれます。(泣きました…)
    蒼の過去が明らかにされます。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    えーってかんじ。
    そしてこれも貧血を起こしてぶっ倒れた。電車の中で。あぶねー。
    ちょっとトンデモなかんじがうぶめっぽい。
    でも蒼・・・。くうう!

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    これまで読んできた篠田先生の「桜井京介」シリーズの中では異色で、私にとって今の所一番の作品になりました。

    とにかく、印象的で心掴まれる言葉が散りばめられていて最後までどんな結末が待っているのか分からなかった。

    文字通り、本に吸い込まれました。


    ★「僕は、自分と同じものを他人に要求したことはありません」

    「身勝手に一方的に思い込んで他人に期待して、相手がそれから外れたといって裏切られたと騒ぐような、甘ったれた真似だけはしたくないんです。そんな醜態を晒すくらいなら、傲慢だと非難される方がはるかにましです」


    ★あまりにも無力なもの、無垢のもの、無防備な存在はそれ自体で人を引き付け誘惑するのだ。
    自分の全てを投げ打っても守ってやりたいという思いと、同時に奪いたい、傷つけたい、蹂躙したいという暗い欲望で。

    ★確かに人間というものは、時代によって変化しながらも、奥底の部分では安易に変われぬものだ、と思う。
     そうでなくてなぜ古代奴隷制社会に機嫌を持つ一つの宗教が、二千年後の現在も地球人類の三分の一を信徒に持ち得るだろう。

    キリスト教が現代まで命脈を保っている事も、人の心が良くも悪しくも変わらないこと、変われないことの証としか思えないのだ。




    きっと、ただの推理小説じゃないことでずっとずっと引き込まれる度数(なんじゃそりゃ)が私の中でググッと高いのではないかな〜って思う。

    そのほかにも、この「原罪の庭」には、自閉症と、自閉状態の違い。そういう深い考えも沢山詰まっている。

    是非ッ是非多くの人に読んでもらいたいなって。そう思います。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    建築探偵シリーズで一番好きな作品。かなり重い題材ですが、面白いです。この人の小説はキャラに愛着が湧く。

    0
    2009年10月04日

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