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Posted by ブクログ
建築探偵シリーズ第10弾(通算14)&二部完結。
今回の舞台は東京。そしてメインキャラ達はまだマレーシア。
そうなんです。前作とちょっとだけ被ってます。
家出少年の行方と爆弾テロと元W大教授の息子の死の真相。
狙われたW大と神代教授宅。
ジメっとして粘着質で変に熱い思考が入り乱れて
本当に梅雨のような心模様ですよ。
蒼も爆弾テロに巻き込まれたために、京介が警察に協力することに。
テログループ『火刑法廷』の目的とは?
今回はちょっと物足りなさが残るけど、さりげなく過去キャラが
登場してるし、京介ファンにはたまらないシーンもあって
久しぶりに妄想炸裂してしまいました。
Posted by ブクログ
建築探偵桜井京介シリーズの長編10作目です。
今回でてくる建築はあの同潤会アパートです。
名称は少し変えてますが。
でも事件の舞台となると「大都市東京」らしいです。
建築物に隠された個人の遺志をひも解くといった、
シリーズ当初の試み(?)の方が個人的には好きなのですが、
今回もスピード感があって読ませられました。
同潤会アパートの様子も描かれていてよかったです。
難問山積だったでしょうが、
それでも残して欲しかったですね。
パターン化された冒頭の犯人らしき人物の独白も、
今回はどれが誰の独白かすぐに分かったと思っていたら、
最後にひっくり返されて良い意味で裏切られました。
私は未読なのでたぶんですが、
スピンオフ作品である蒼のシリーズに出ているらしい人物も登場します。
一建築を舞台にした謎解きだったのに、
とうとう東京中を飛び回るようになっちゃって。
「どこへ向かっていくんだこのシリーズ」と思っていたら。
シリーズ第二部完結ということで次回から急展開のようです。
誰でも想像できますがもちろん京介の秘められた過去についてでしょう。
本名を含め全てを秘した桜井京介という存在は、
今後どのようにひも解かれていくのか興味深いです。
個人的には建築物に対する謎解きが好きなんですけどね。
くどいようですが。
Posted by ブクログ
同潤会アパートは、写真集をちらりと見た記憶があるけれど、レトロで素敵な建物という印象。その末路の書かれ方はちょっと切ない。コミュニティとして機能していたアパートもある、というのはなかなか面白かった。
冒頭に朔太郎の詩が引用されているのだけど、なんとなくイメージと違う殺伐とした詩だった。やはり朔太郎の詩も読まねばだなあと思った。
今回、京介が情報を小出しにしていても腹が立たないのは、やはり相手がかんじ悪いからかな笑 あと、京介が何を大切にしているのかが明確だから。「生きている人間が幸せになるための真相じゃなかったら意味がない」という京介の気持ちがよく分かるラストが良かった。
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小説・文芸
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