篠田真由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
旅の醍醐味は、おいしい食べ物だと改めて思わせてくれるようないいお話ばかりでした。
一番食べてみたいと思ったのは、「もしも神様に会えたなら」の“伊勢うどん”。関西住みだけど、食べたことなかった。主人公の少年2人が“優しい気配り”で表現した味を食べてみたいと思いました。
話が好きだったのは、「旅の理由」。主人公の青年がすごく良かった。
「美味しいということは」では、主人公の祖母の、“美味しいということは、いつまでもその味を忘れないってことなんだ”という言葉にぐっときました。今まで味わった忘れられない味を大切にしていきたいし、これからも忘れられない味を増やしていけたらいいな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ京介視点。深春はそんなにも京介の懐に入り込んでいたのか、とちょっとびっくりした。
綾乃は篠田ワールド!ってかんじのキャラでいいなあ。着物の描写が好き。着物に限らず、篠田さんの、女性の着てるものの描写好き。
抑圧された記憶とか、解離性同一性障害とかが出てきて、途中ホラー??とか思ったけど、最後の着地は納得。最初に綾乃を相手に超常現象を否定したのもよかった。
ビリーミリガンは学生の頃すごく流行っていた。記憶の抑圧系の本は他にも読んだけど、それに反証する本は読んだことなかったな。実は抑圧された記憶なんてなかった、というケースの方が多いのか〜
そういえば、多重人格のドキュメンタリーとかも最近見ない