篠田真由美のレビュー一覧

  • 月蝕の窓 建築探偵桜井京介の事件簿

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    京介が今まででいちばんの窮地に陥る!
    ヒヤヒヤしながら読みました。寒いし!(場面的に)
    霊感少女の登場……ということで、ちょっと「えっ?」と思いましたが、私自身、信じてる部分があるのでオールオッケーです。

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    3年前起きた惨殺事件。密室の中につるされた3人の死体。密室の中から発見された薬師寺香澄7歳。
    門野に依頼された神代、京介の推理。蒼と京介の出会い編。

     2009年6月3日再読

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    2009年11月14日
  • 灰色の砦 建築探偵桜井京介の事件簿

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    大学に入学した栗山深春が入居したアパートで起きる殺人事件。
    入居者の謎の転落死。大学教授の秘書の死。
    栗山、桜井の出会い編。

     2009年5月29日再読

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    2009年11月14日
  • 綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵シリーズですね。あいかわらずやる気のない桜井氏が素敵。
    結末があっと言う感じでした。さすが裏切られません。

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    2009年10月04日
  • 美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵シリーズ。このシリーズのすごい所は、1冊の本でミステリーとして1つの物語を完結していると同時に、シリーズを通して楽しめるような要素が要所要所にちりばめられている所だと思う。だからこそ何度読んでも面白いのかな。今作ではジョサイアコンドルを取り上げている。他にも旧朝香宮邸などが出てくる。
    2008/4/5再読

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    2009年10月07日
  • 翡翠の城 建築探偵桜井京介の事件簿

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    シリーズ3作目。今回出てくる主な建築家は下田菊太郎。彼の話は次作灰色の砦にも出てくるけれど。登場人物が多くて人物関係を把握するのが大変。まぁ3回目なのでさすがに大丈夫でしたが、1回目はさっぱり分からないまま終わってしまいました。直球勝負の本格ミステリーというよりは、抒情も重視された話で、よかったです。
    2008/3/30再読

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    2009年10月07日
  • 玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿

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    昔ノベルス版の表紙に衝撃を受けたのを覚えている。その頃はまだカーリーって聞いても「??」っていう状態だったので。作者も言っている通り、他の初期作品に比べると建築建築してないかな、と思う。全体的に雰囲気が黒い。ノベルス版の表紙そのものな雰囲気。前はイマイチ分からずに結末に辿り着いてしまったけれど、今回は注意して読んだのでばっちり。思うにこのシリーズは何度も読んだ方が面白い。
    2008/3/29再読

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    2009年10月07日
  • 灰色の砦 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵の4冊目。昔の話なので、一応回想という形で話されているのかな?若いと思われる言動がそれぞれに見られますが。ストーリーはミステリーというより青春小説に近いのではないかと思われます。勿論ミステリーとしても楽しめます。さすがに3回目ともなれば覚えていますが。今回のメインテーマはライトで、自伝とか人柄の部分にまで掘り下げていて面白かったです。とはいえあとがきで書いておられますけど、そういう本はやっぱり自分で読んだ方がいいんでしょう。
    2008/3/27再読

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    2009年10月07日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    建築探偵シリーズ1冊目。前に発売中の最新刊まで読み切ってからまた読んでいるわけだが、後期のものとはやはり少し雰囲気が違う。これが最初だったのだなと、なにやら懐かしい。シリーズならではの布石を見つけるのも面白い。所々に出てくる建築の知識も、当初に比べれば増えてきているので余計に楽しめる。結末を知っていてもどんどん読み進めることができた。
    2008/3/25再読

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    2009年10月07日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    シリーズの中では一番好きな作品ですが、人に薦めるときは、「これを一番に読んじゃダメ! シリーズの最初から読んで!」と釘を刺さずにいられない……。登場人物のうちの一人、蒼の過去に関わる話です。
    あらすじを語ることさえネタバレのような気がしてしまう。

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    蒼の過去が明らかに…!!壮絶すぎて切ないったらない…。泣ける…。建築シリーズのなかでいちばん好きかも。

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    2009年10月04日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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     何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ
     
     建築探偵シリーズ第一作。どんなシリーズ物でもそうだけど、第一作というのは独特の勢いがある。登場人物もゼロから構築されて動きたがってる感じが伝わってくるし。
     建築ミステリーという不思議な世界観が、この後の伏線になる京介の過去や、本名の出てこない蒼の存在でくっきりと浮かび上がる。
     作者はは色彩や造形の描写が上手いので、不安もなく導かれるその世界は居心地が良い。
     一番好きなのは「原罪の庭」なのだけれど、うん、やっぱり第一作の魅力には負けるかなあ。

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    2012年11月25日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    『建築探偵 桜井京介の事件簿』第5作目!
    ガラスの柩を思わせる巨大な温室の中で惨殺された病院長一家。
    その血塗られた密室に置かれたチェストで、天使のようにまどろむ7歳の少年。ただ1人生き残った彼は、しかし言葉を失っていた。
    闇に閉ざされた魂を救うため、最大の謎「薬師寺家事件」に挑む桜井京介。
    建築探偵シリーズ第1部の掉尾を飾る傑作。


    <京介と蒼の出会いの物語>
    人は人によって傷付けられるけど、人は人にしか救われない、癒されない。
    人と人との絆の大切さ。それがすごく胸にしみました。
    全てを「守る」のは難しいけど、自分の大切な人は「絶対に守る」。
    その姿は幼いながらも、かっこよく、勇ましく思え

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    えーってかんじ。
    そしてこれも貧血を起こしてぶっ倒れた。電車の中で。あぶねー。
    ちょっとトンデモなかんじがうぶめっぽい。
    でも蒼・・・。くうう!

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    これまで読んできた篠田先生の「桜井京介」シリーズの中では異色で、私にとって今の所一番の作品になりました。

    とにかく、印象的で心掴まれる言葉が散りばめられていて最後までどんな結末が待っているのか分からなかった。

    文字通り、本に吸い込まれました。


    ★「僕は、自分と同じものを他人に要求したことはありません」

    「身勝手に一方的に思い込んで他人に期待して、相手がそれから外れたといって裏切られたと騒ぐような、甘ったれた真似だけはしたくないんです。そんな醜態を晒すくらいなら、傲慢だと非難される方がはるかにましです」


    ★あまりにも無力なもの、無垢のもの、無防備な存在はそれ自体で人を引き付け誘惑す

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    2009年10月04日
  • 仮面の島 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵桜井京介の事件簿、第7弾<『桜闇』は番外編らしいので/ヴェネチアが舞台の今回。幾つもしかけられた罠に、はまらなかったりはまったり。京介の登場時間が少ないか。登場人物が美形が多いので、キャラ萌えっぽく見えるような気がするけど、ミステリとして面白いと思う/数少ない行ったことのある海外ヴェネチアが舞台なのは嬉しい。またヴェネチアに行きたくなる。

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵シリーズで一番好きな作品。かなり重い題材ですが、面白いです。この人の小説はキャラに愛着が湧く。

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    「建築探偵桜井京介シリーズ」第5弾。京介と蒼(京介の助手の少年)が初めて出会ったのは、蒼の両親の葬儀場だった。なぞの多い蒼の過去と本名、なぜ京介の助手になったのか、その全てが明かされます。
    日本製ミステリーってどうも苦手だったのですが、篠田さんの作品は別格。特にこの「原罪の庭」は今までの作品の中でも最高傑作だと思います。展開もハラハラするし物語性もあるし深い。子供ってこんなに無垢で、無垢だからこその悲劇というのか...読んだ後呆然、知らず知らずのうちに泣いていました。
    問答無用、1度は読んでほしい。

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    蒼くんがひたすらけなげで涙梨では見れません。なんでこんな目に遭うの〜?と思いつつ鼻水すすって読みました(笑)

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    2009年10月04日
  • これが最後のおたよりです

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    アミの会によるアンソロジーを読むのは4冊目ですが、これもどれもじんわり涙するお話が多かったです。特に「猫への遺言」柴田よしき著が良かったです。定年退職した老夫婦の夫がコロナに感染し、急逝してしまう。
    その後、妻がみつけた3通の遺言書。妻への遺言書は、読まれるはずのないものだったのに急逝だったために読めてしまう。知らなかった夫の本心。最後に猫への遺言書で、また涙でした。
    自分と重ねて何とも言えない気持ちになりました。
    「青い封筒」松村比呂美著も良かったです。
    あんなお手紙もらってみたい。親子、夫婦もこんなふうに、積み重ねていくものだよなと思いました。

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    2025年11月17日