篠田真由美のレビュー一覧

  • イヴルズ・ゲート 睡蓮のまどろむ館

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    篠田さんも角川ホラー文庫も初めてだったのでドキドキしながら読みました。
    ネットリとソロソロと恐怖が来てめちゃくちゃ怖かったです。

    まさか怜ちゃんがあんな風になっちゃうなんて…悲しすぎる。
    自分以外の何かに常に巻き込まれて自分で考えることができなくて。
    なのに羨ましがって。
    そんな矛盾したような心を抱えきれなくてあんなものに引き寄せられたのかな?
    植物状態でも生き残って欲しかったです。

    登場人物では御子柴さんがタイプ。
    それにアヌビスちゃんをもふもふしたい。

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    2017年01月30日
  • レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち

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    ビクトリア時代の社交界。メイドの扱いなど、目から鱗がぼろぼろと……。
    内容は本格推理小説なんけど、歴史小説としても十分に読ませるところがすごい。

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    2016年05月26日
  • 黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵桜井京介シリーズの長編14作目。
    予想通り、京介の過去編です。
    でもまだ終わりじゃないので、その1というところかな。


    冒頭、「はじめに」と題して著者からの前置きがありましたが、
    挙げられた6冊を読んでいなくても特に困らないと思いました。
    出てきた名前が気になるようなら読むべしという感じかな。
    あっ、ただし前作の終わりで京介が失踪したことは知っておかないと、
    会話の意味が分からないでしょうね。


    北の、本編最後になるまで明記されなかったので敢えてこう呼びますが、
    陸の孤島とも言うべき隠れ里で起こる事件の数々。
    ゴシック風味の設定が私の好みでした。
    シリーズ当初の建築探偵からは離れて

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    2017年10月14日
  • 黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿

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    内容(「BOOK」データベースより)

    一九八〇年秋、突然の義父の死。神代宗は傷ついた心を埋めるため訪れた北の町で、殺人の罪を着せられてしまう。そして、疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃する。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語りはじめたとき、銃声が轟いた!大人気シリーズ第14弾。

    平成27年8月20日~29日

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    2015年08月29日
  • 黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿

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    前2作については、あまりに作りこみが過ぎて、鼻につき、評価は高くありませんでした。
    本作もかなりな作りこみですが、それほど鼻につく感じがせずに読めました。それは、舞台を限定して、現実世界から隔離するのがうまくいったということなのかなと思います。
    普通の街角でハロウィンのコスプレをされるても浮くだけだけど、遊園地でやってくれれば楽しめる、みたいな。お化けはお化け屋敷にいてくれ的な。
    そう、まさに今回の「館」はヴァンパイアの潜むお化け屋敷ですね。そこから最後まで外に出なかったので、お話として楽しめた。外とつながって現実に引き戻されたらやっぱり、興ざめしてしまったかもしれません。
    あとは、神代先生の

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    2015年08月21日
  • Ave Maria アヴェ マリア

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    建築探偵シリーズ番外編。(通算13作)
    このシリーズは出版順に読んだ方がいいです。
    『原罪の庭』のネタバレになってるので、先にそちらを読んでください。
    薬師寺事件から14年。
    時効が近くなると、にわか探偵達が騒ぎ出す。
    そして自尊心の為だけに悪意が蒼を包囲し始める・・・
    悪意の手は翳にも向けられ・・・
    過去と向き合う決意をする蒼だが・・・
    いやぁ~色んな意味で心臓に悪かったです。
    終わりよければって感じですけど、薬師寺事件の
    新しい事実も明らかになります。
    蒼は本当にステキな人たちに囲まれていてよかったぁ~

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    2015年07月29日
  • 黎明の書 巻之肆 大いなる災いの日

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    最後まで夢中で読みふけってしまった。
    全6巻とのことなので、後半戦突入で敵の恐ろしさが
    はっきりしてきたし。
    アイーシャは、思った以上のキーパーソンのよう。
    表紙の人物が誰か気になっていたけど、なんと、
    なんと(笑)
    5巻はもうすぐ入手予定。
    6巻も早く読みたい。

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    2015年03月15日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    本編よりは、少し時間が流れた神代家。
    蒼も少し大人になり、京介もいろんな意味で円くなってた。
    これから、大人になって行く子達が、巻き込まれる事件。事件自体は悲しいことだが、蒼や京介達と関わることで変化していく様が成長物語のように感じた。
    また、読みたい。

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    2014年04月30日
  • 黎明の書 巻之弐 荒れ野を越えて

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    篠田さんの吸血鬼ものは大好き。
    今回もドキドキしながら読みました。
    イオアンとラウルの信頼関係が羨ましいです。

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    2013年12月14日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

    PO4

    購入済み

    建築探偵

    建築探偵シリーズの次作以降も電子化して欲しいです。

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    2013年11月27日
  • 黎明の書 巻之参 双貌の都

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    戦争⁉
    二巻でなんとなそんな雰囲気が漂ってはいけど・・・
    どんどん話が大きくなってきました。
    それに連れて登場人物も増えて、さらに複雑に。
    面白くなってきたよー♪

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    2013年10月02日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    桜井京介・・・現在は家政夫
    時々、カウンセラーの蒼(薬師寺)経由で
    真理を望むか?と、悩める者に話しかける
    時々、解決しちゃう

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    2013年09月14日
  • わたしはここにいます

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    やっぱり篠田真由美さんはいい!
    このゴシック風味が実に私好み。

    今回の舞台は北海道最北端稚内のさらに奥地。しかも過去の事件の関係者が集められ、ヒロインは美しい15才の少女。
    たまりません!

    彼女のお供は不幸な事故で家族を失った青年。
    屋敷の主は怪しい霊媒師。

    へたれでヒロイン文乃に振り回される青年がナイスだし、文乃の持つ雰囲気が素敵。

    ラストの某シリーズとのリンクも嬉しい。

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    2013年09月14日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    嬉しいなぁ。
    京介や蒼や神代センセイにまた会えた。
    (でも、潔く終わるシリーズも好きという、わがままなヤツである(笑))

    レギュラーシリーズからはずいぶんと年齢を重ねた彼らなのに、
    昔のままの雰囲気なのが嬉しい。
    40代の京介に30代の蒼!
    神代センセイのあとがきには大賛成なので、名残惜しいけれど、
    幕はしっかり引くほうがやっぱりいいのだろうな。

    書下ろしの表題作の優しさがいい。
    よかったね。

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    2013年08月23日
  • 聖女の塔 建築探偵桜井京介の事件簿

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    8月18日~23日

    明治の教会が残る長崎県の無人島で、女たちが火に焼かれて死んだ。宗教的理由による集団自殺か、殺人なのか?桜井京介は、事件性を疑う私立探偵に乞われ現地へ向かう。その頃、蒼はカルト教団に入信した友人を救おうとしていた。二人に迫る悪意の罠。狂気の炎が再び空を焦がす時、京介は蒼を救えるのか!?

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    2013年08月23日
  • ホテル・メランコリア

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    まーちさんのブクレポを読んで、面白そうなので読んだ。

    どちらかというと女性向けの物語のような気がするが、皆川博子とか好きなら、男性でも面白いと思う。


    内容はまーちさんもあめん坊さんも書かれているので、改めて書く必要はないかと思うので省きたい。


    写真は謎解きの鍵となる細部のアップが多いが、これは舞台になっている山手にたくさんある洋館のどこかの写真だと思う。山手の洋館は季節ごとにちょいちょい行くので、これってここじゃないのか? となんとなく見当がつく。つぎに洋館見学に行く時は、この写真の場所を特定してみたい。

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    2017年08月15日
  • 黎明の書 巻之弐 荒れ野を越えて

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    2つの物語が、思ったより早くつながって、びっくり。
    正直、あの2つの物語は、違う時代のようにも思っていたし。
    イオアンたちと出会うまでのアイーシャたちの物語も
    すごく楽しみ。

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    2013年04月14日
  • 龍の黙示録

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    龍緋比古(あきひこ)シリーズの1作目です。
    柚ノ木透子という女性の視点で進みますが、
    要は吸血鬼として2000年生きている龍の話です。
    でもこの人(?)吸血鬼とは言いながら、血を飲みません。
    飢える事がなく人を襲わないし、日中だって外出できます。
    何処が吸血鬼?と普通はなりますが、
    ここからが他の吸血鬼物とは違います。
    もともとは体を持たない生き血を求める魑魅魍魎のたぐいでしたが、
    2000年前神の子イエス・キリストの黄金の血を与えられて、
    飢え知らずの生身の体と永遠の命を手に入れたという設定になってます。
    以来黄金の血を得ようとするあらゆるものから狙われますが、
    ものすごく強くてほぼ無敵です

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    2017年10月14日
  • ホテル・メランコリア

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    かつてあった「ホテル・メランコリア」を舞台とした、レトロで幻想的なミステリ連作集。本の随所に挿入された写真も、雰囲気をたっぷりともりあげてくれます。
    どの作品も美しくて、どこかしらぞくりとさせられるホラーテイストも感じられます。各人の思い出の中で語られるホテルの姿は、それぞれに幻想的な雰囲気を醸し出してとても魅力的でした。
    お気に入りは「黄昏に捧ぐ」。もっとも美しくてもっとも邪悪だと思った物語。というより美しさと邪悪さはある意味同一なのかもなあ。

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    2013年03月17日
  • 黎明の書 巻之壱 出会いと旅立ち

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    美しいヴァンパイアたる貴種イオアン。彼と血の絆で結ばれた人間の少年ラウル。
    孤独な二つの魂が出会い、惹かれ合う。イオアンの父伯爵や人間の老人オラフの存在感も素晴らしい。
    二人の少年の旅路が早く読みたい

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    2013年03月10日