篠田真由美のレビュー一覧

  • ミステリな建築 建築なミステリ

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    「館もの」って括りがあるくらい
    ミステリと建築って相性いいですよね。
    小説に登場する建築物の謎と
    現実の建物のミステリアスな部分と
    両方からせまってみた1冊。

    現実編ではロンドンの水晶宮
    ミステリ編では
    『悪魔が来たりて笛を吹く』の項が
    おもしろかった。

    そういえば篠田さんの「建築探偵」シリーズ
    途中まで読んでいたなぁ。
    また通しで読み直してみようかしら。

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    2024年09月24日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ココロ温まる短編集。旅や人との出会い、過去の自分と向き合う未来への旅。人との出会いを通じてココロが、変わって行く様に元気を、もらう。

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    2024年08月19日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト・メッセージ」を描いた11の短編集。
    あとがきでも言われてますが、「ラスト」「メッセージ」でここまで世界が広がるんですね!さすが作家さんの発想力。
    様々なメッセージを堪能できる一冊でした。

    「もうひとつある 鷹宮家四訓」 「孤独の谷」 「扉を開けて」 「猫への遺言」「キノコ煙突と港の絵」「十年日記」「そのハッカーの名は」 「みきにはえりぬ」 「青い封筒」 「黄昏飛行 時の魔法編」 「たからのちず」

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    2024年08月18日
  • イヴルズ・ゲート 黒き堕天使の城

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    ミステリな建築借りた時に
    一緒に借りました。
    建築探偵シリーズと天使の血脈シリーズが
    好き過ぎて、付随して他の作品も読むように
    してるのですが、最近サボっていたら
    いくつも未読本見つけて、せっせと読んでます。
    そのうちの一つです。失敗したのが
    この前話があるのに、2冊目から読んで
    しまった事です。それでも読み進めれば
    前の事件がどんなものだったか大体予想が
    つくので、間違って読んでも大丈夫です。
    細かいところが気になるので1冊目も
    近々借りると思います。

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    2024年08月16日
  • ミステリな建築 建築なミステリ

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    建築探偵シリーズにハマったのは
    正に建物好きだったので、ハマった
    と言っても良いくらい、建築物見るのが
    好きです。好きな建築家はコンドルとロイドです。
    こうして本の感想書こうとしてるのに
    何故か建物思い浮かべてあ〜見に行きたいと
    思ってしまいます。
    現存するものから作中に記載されている
    僅かなヒントを頼りにイラストに起こした
    想像上の建物。建物好きさんにとっては
    イラスト眺めてるだけでも楽しいのでは
    ないでしょうか。私はそうです。

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    2024年08月16日
  • ミステリな建築 建築なミステリ

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    築地ホテル館/鹿鳴館/龍翔小学校/旧済生館本館(山形)/水晶館/ドルマバフチェ宮殿/旧野口梅吉商店/中銀カプセルタワービル

    山田風太郎“明治断頭台”
    横溝正史〈悪魔が来りて笛を吹く〉
    ヴァンダイン『グリーン家殺人事件』
    エラリークイーン『Yの悲劇』
    アガサクリスティ『ねじれた家』
    小栗虫太郎『黒死館殺人事件』
    中井英夫『虚無への供物』

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    2024年08月11日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    「もしも神様に会えたなら/大崎梢」
    「失われた甘い時を求めて/新津きよみ」
    「夕日と奥さんのお話/柴田よしき」
    「夢よりも甘く/篠田真由美」
    「旅の理由/松村比呂美」
    「美味しいということは/三上延」
    「オーロラが見られなくても/近藤史恵」
    7話収録の短編集。

    毎回楽しみにしている『アミの会』によるアンソロジーも本作で13作目。

    今回は、旅×グルメという事で読む前からわくわく。

    三重県伊勢市のおかげ横丁で頂いた赤福の味を思い出したり、大学時代に友人と行った竹冨島の景色が浮かんだりと楽しい読書時間だった。

    イチオシは三上延さん。

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    2024年07月17日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    美味しいということは 三上延
    オーロラが見られなくても 近藤史恵

    初見の作家さんの作品だったが、美味しいということは、がよかった!
    主人公と祖母、主人公と息子、それぞれの関係性がリアルだけどほっこりする感じ。

    オーロラが見られなくても、ひとり旅熱が高まっていたこともあり、とても素敵な話に思えた。
    旅先での出会いっていいなあと思った。

    その他の話は、どろっとしすぎていたり、逆に物足りなく感じたりするものが多かった。

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    2024年06月22日
  • ミステリな建築 建築なミステリ

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    【目次】第一部 建築のミステリを読む Case.01 築地ホテル館/Case.02 鹿鳴館/Case.03 龍翔小学校・旧済生館本館/Case.04 水晶宮(クリスタル・パレス)/Case.05 折衷建築(ドルマバフチェ宮殿・函館の和洋折衷民家・旧亀岡家住宅)/Case.06 中銀カプセルタワービル//第二部 ミステリを建築で読む Case.01 山田風太郎『明治断頭台』より「怪談築地ホテル館」/Case.02 横溝正史『悪魔が来りて笛を吹く』より「椿元子爵邸」/Case.03 篠田真由美『翡翠の城』より「碧水閣」/Case.04 ディクスン・カー『髑髏城』より「髑髏城」/Case.05 ヴ

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    2024年05月07日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「もしも神様に会えたなら」大崎梢
    「失われた甘い時を求めて」新津きよみ
    「夕日と奥さんのお話」柴田よしき
    「夢よりも甘く」篠田真由美
    「旅の理由」松村比呂美
    「美味しいということは」三上延
    「オーロラが見られなくても」近藤史恵

    タイトル通り、おいしそうな食べ物がてんこ盛りで、話の結末も温かく前向き。

    「もしも……」は、伊勢市が舞台。小五の元喜と泉美の掛け合いが楽しく、口開けの一篇にぴったり。
    「失われた……」は、松本が舞台。亡くなった両親の話を思い出しながらの旅がいい。ちょっとしたニアミスもうれしくなる。
    「夕日と……」は、石垣島が舞台。知っているつもりで知らない連れ合いの話

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    2024年04月20日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    しあわせ編だけあって、旅を通して新しい一歩を踏み出せそうな話ばかりで気持ちよかった。
    柴田よしき「旅と奥さんのお話」と篠田真由美「ゆめより甘く」が好きです。
    アンソロジーは、知らなかった作家さんを知ることが出来てる良いですね。

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    2024年04月19日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    シリーズの他アンソロジーより、読んだことのある作家さんが多く感じました。
    1番印象に残ったのは篠田真由美さんの「夢よりも甘く」という作品。チョコラータというココアやホットチョコレートのような飲み物の描写が甘い香りがしてきそうで、飲みたくなりました。またおばあちゃまのお話の内容もレトロで、セピア色を思わせる雰囲気が感じられ、私も主人公の横でお話を聴いている気持ちになりました。

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    2024年03月30日
  • おいしい旅 初めて編

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    「アミの会」がなんだかわからんが、旅と、その物語のなかで出会う食べ物の短編集。
    寝る前に1つづつ読むのがちょうどよかったです。
    後半の話はちょっと感情移入するまで時間かかって眠くなるやつもありましたが、おおむね面白かったです。
    一番印象に残ったのはサフィール踊り子に乗って下田に行く話。割と近いから私も体験できそうだからかな。現存する施設に興味を持ってWEBで調べて想像力を補完するのも楽しかったです。
    オランダの揚げ物三昧の話も楽しかったです。


    【下田×キンメコロッケ】 坂木司「下田にいるか」
    【台湾×パイナップルケーキ】 松尾由美「情熱のパイナップルケーキ」
    【オランダ×ニシン、フライドポ

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    2024年03月30日
  • おいしい旅 初めて編

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    ネタバレ

    帯に書かれた、「旅に出たくなる"絶品"アンソロジー!」とても素敵でまさにその通り、という感じでした。どれも前作とは変わって少し遠出をするような料理もですが、旅行もテーマとなっているアンソロジー。
    1番好みだったのは図子慧さんが書かれた「あなたと鯛茶漬けを」。タイトル通り鯛茶漬けに注目するのはもちろんですが、主人公が心の中でもがき苦しく、でも食事を通して自分を取り戻す描写に共感しました。食べて美味しい楽しいだけではなく、自分が健やかになる食事、心が満たされる食事を大切にしたいと思わされる作品でした。

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    2024年03月23日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    おいしい旅シリーズは疑似旅行している
    みたいで読んでいて楽しいし
    いったことがあるところでは自分も旅している
    みたいでそこがまた楽しいし美味しい!

    『夕日と奥さんのお話』のオチに
    あぁ~やっぱりそうかと思ったけど、
    そういった聞いたらわかる事ですら
    聞かない夫婦がお互い色々と覚めちゃって
    離婚しちゃうんだろうなぁ。だから夫婦って
    お互いのことを知るって大事なんだなぁ~
    なんて当然のことなんですが改めて
    思いました。まぁそれって夫婦間に関わらず
    人間関係にも当てはまるもんですよね。

    『美味しいということは』のなかで
    卓郎とお婆さんの会話の中で出てくる
    「美味しいということは」の問いかけの答え

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    2024年01月17日
  • おいしい旅 初めて編

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    こっちのほうが食より旅メインか。知り合いの振りして声かけた結果に驚愕。詰めが甘いとはいえまさかの一言。

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    2023年12月26日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅行とご飯を話を掛け合わせた短篇集
    印象に残っている話は、ヴェネツィアに思い出探しにいく話、おばあちゃんの思い出話を巡り探すが、実際のところ、、、
    読んでいて、どこか旅行に行きたい気持ちになりました。

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    2023年12月24日
  • 迷 まよう

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    迷う、短編集。

    不思議な話かと思ったらミステリーだった1話目に
    今度こそ! と思ったら2話目もミステリー。
    確かに、人生に迷いがある短編でしたが
    しっかりと道を決めるのが物語だな、と。

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    2023年12月15日
  • アンソロジー 初恋

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    初恋、に関する短編集。

    初っ端から、あれ?? な話が。
    まさかの着地点に驚きです。
    さらなる、やられた感があるのが3話目。
    途中でうすうす気が付いてはきましたが
    これはこれで複雑な気分だろう、と。

    不思議な世界に迷いこんだ気がするのが8話目。
    ついに、現実に…なのですが、現れたから
    ああなるのか、想像が進むのか…。
    怖い話です。

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    2023年12月15日
  • おいしい旅 初めて編

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    アミの会のメンバー7名による旅と食に関する短編作品集。

    いつもながら同じテーマでも各作家の個性が出ておもしろいです。

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    2023年12月14日