篠田真由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家が晩年をすごした孤島にやってきた探偵。
作家ゆかりの女性たちが住むそこに、作家の隠し子だと名乗る女性がやってくる。
良くも悪くも、篠田真由美って感じの作品。
長崎の沖合の島ってことで、隠れキシリタンの話とかもからんでくるんだけど、どうなんだろうねぇと思うのである。
ミステリーって、実際の物理的法則とは別の概念があるんだと思うけど、それが別のものです、って見えてしまうとだめなんじゃないかと。うん、マジックにネタがあるのはわかってるけど、それがわかっちゃもちろんダメっていうそれに近いものがあると思う。
で、その境目が…。
ちょっと、超えすぎちゃったかなぁと思った。
写真への物語と、島での物語が相互にくるのは面白かったんだけど、それで、ん、ってひっかかりになってしまったってところもある。
にしても、桜井京介シリーズの最後もそうだったけど、キリスト教をモチーフにしてる作品が多い篠田真由美だが、なんというか敬虔さを感じることはないんだよね。
うむむ。 -
Posted by ブクログ
27歳でフリーターみたいな事をしている京介と
高校に通い始めた蒼。このシリーズでは無情にも
時が進んでいきます。
今回のお話は「未明の家」で知り合った杉原静音さんと
遊馬朱鷺が登場します。朱鷺って好きだなぁ~♪
今回も建築探偵とはいえ、建物は脇役になってます。
ジョサイア・コンドルの話と鹿鳴館の奇妙さについての話は
とても興味深いんだけど、自分の描いた自説に芙蓉への思いを
無理矢理こじつけたい天沼の愛という名の執着が見えて不愉快。
京介が高1の時の先輩、遠山もやたらと京介にホモばりに
迫るけど、これも別の意味で愛憎と執着なんだと思う。
色々な人の愛憎と執着の帳が京介によって開かれる。
置いていかれる淋しさと悔しさを想像し恐れる蒼。
この気持ちが痛いほどわかる。
京介も似た様な切なさを抱いているのよね・・・
過酷な世界を吸収するするために、我が身を包む夢の帳。
この二人、いや深春を含めて3人が一緒にいられることを
切に願います。 -
Posted by ブクログ
建築探偵桜井京介の事件簿シリーズ第一弾!
とにかく老化が激しい私が、
昔読んだミステリーを読み返そう企画第一弾!(苦笑)
これはいつ読んだのかな…
大学時代くらいだったような気もするんですが、
内容としてはまぁまぁ、という印象をもっておりました。
読み返してみた感想としても…まぁまぁ、かな?
人物の描き方が、あんまり好みではないせいか
どのキャラクターにも感情移入がしにくいし、
第三者の視点でミステリーとして読むにも今ひとつ冗長な感が否めなくて…。
これは小説よりも漫画の方が面白い作品ですよね。
キャラクターがとても少女漫画ちっくですもん。
たしか実際、漫画もでてましたよね?
うーん、今度はそっちを読んでみようかな(笑)