篠田真由美のレビュー一覧

  • angels 天使たちの長い夜

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    篠田真由美氏の「建築探偵」シリーズの番外編。"蒼"が主役と言うことだったが、群像劇で、思った以上にテイストが違っていた。
    当初は、のんびりとしたスタートだけど、最後までちゃんと読むと、それまでの添加に全部意味があったことが分かって、すっきり。

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    2010年03月17日
  • 美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿

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    27歳でフリーターみたいな事をしている京介と
    高校に通い始めた蒼。このシリーズでは無情にも
    時が進んでいきます。
    今回のお話は「未明の家」で知り合った杉原静音さんと
    遊馬朱鷺が登場します。朱鷺って好きだなぁ~♪

    今回も建築探偵とはいえ、建物は脇役になってます。
    ジョサイア・コンドルの話と鹿鳴館の奇妙さについての話は
    とても興味深いんだけど、自分の描いた自説に芙蓉への思いを
    無理矢理こじつけたい天沼の愛という名の執着が見えて不愉快。
    京介が高1の時の先輩、遠山もやたらと京介にホモばりに
    迫るけど、これも別の意味で愛憎と執着なんだと思う。
    色々な人の愛憎と執着の帳が京介によって開かれる。

    置い

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    2010年03月17日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    二周目の建築探偵
    この小説の影響で近代建築の魅力に目覚めました!!
    キャラが立っていて、読みやすいミステリー
    終わって欲しくない作品です

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    2010年01月11日
  • すべてのものをひとつの夜が待つ

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    小島に建つ西洋館に、莫大な財産の後継者を選ぶ為に集められた五組十人の男女。外部と完全に遮断された閉鎖空間の中、一人、また一人と何者かに殺害され…


    建築探偵シリーズの作者が送り出す「館の真髄(帯より)」。ミステリの名目は取ってるけど、積極的なフーダニットではない印象です(ファクタは思いっきり本格だけど)。館ミステリといえば綾辻作品が定番ですが、館をトリックと絡めて機能的な面から扱っている綾辻作品に対して、館は飽くまで雰囲気作りの舞台設定に過ぎない今作品。読み物としては面白いですが、ミステリを楽しみたい方にはオススメしません

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    2011年06月22日
  • 建築探偵桜井京介 館を行く

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    会話形式になっているので読みやすくはあるけれど、建築を見る本としてはちょっと物足りないかも。
    写真も白黒の小さいものがちょっと載っているだけだったりで、知らない建物だと想像しづらいまま終わってしまう。
    文字だけで建物の良さを説明するのは難しい。
    けれど、文字だけで空間を想像していく力って結構大事なんじゃないかと思う。

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    2009年10月07日
  • 玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿

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    桜井京介シリーズ

    かつてインドで死んだ橋場。橋場の恋人狩野都のもとに集められたかつての仲間。都の自殺から殺人事件が。都の息子ナンディと蒼の物語。
    都の秘密。

     2009年5月22日再読

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    2009年11月14日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    遊馬家の別荘「黎明館」の調査を依頼された桜井京介。「黎明館」では飛鳥歴が死亡。遊馬灘男が怪しげな自殺未遂。
    「黎明館」の売却を担当していた不動産業者の死。

    2009年5月17日再読

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    2009年11月14日
  • すべてのものをひとつの夜が待つ

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    犯人など仕掛けがわかりやすくて残念。
    ん?これってこうじゃない?と思ったことがすべてそのまま。と言う感じ。
    素材はいいのに生かし切れてない感が勿体ない。
    ダイヤに関する後編の語りなど微妙。
    元手はどこからとか別にどうでもいいよ。とか思ってしまった。

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    2009年10月04日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    スペイン式に建てられたといわれる館が、実は決定的な違いがあり
    それが事件にも結びついている。
    スペイン式住居の特徴と目的、知らなかったが
    意図がわかるとなるほどと思う。
    そう考えるとイタリアの中庭を囲んで色々なアパートが建っているのにも
    何か目的があるのか?

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    2009年10月04日
  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    桜井京介の助手、蒼の原点を描いた作品。
    彼の持つ不思議な力とその知性のせいで、
    彼の子供時代は精神的に犠牲になってしまう。
    母と子の愛は普遍かもしれないが、その愛し方には問題があるものが多い。
    自分の子への本当の愛の注ぎ方のわからない人間は
    それだけで罪なのかと思える程の凄惨な事件を描く。

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    2009年10月04日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    建築探偵桜井京介の事件簿シリーズ第一弾!
    とにかく老化が激しい私が、
    昔読んだミステリーを読み返そう企画第一弾!(苦笑)

    これはいつ読んだのかな…
    大学時代くらいだったような気もするんですが、
    内容としてはまぁまぁ、という印象をもっておりました。
    読み返してみた感想としても…まぁまぁ、かな?
    人物の描き方が、あんまり好みではないせいか
    どのキャラクターにも感情移入がしにくいし、
    第三者の視点でミステリーとして読むにも今ひとつ冗長な感が否めなくて…。

    これは小説よりも漫画の方が面白い作品ですよね。
    キャラクターがとても少女漫画ちっくですもん。
    たしか実際、漫画もでてましたよね?
    うーん、今度

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    2009年10月04日
  • 月蝕の窓 建築探偵桜井京介の事件簿

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    なぜか唐突に桜井京介シリーズ読破月間になりました。
    今読んだ中ではこれと『原罪の庭』がべストかな……。
    ただし、この話はシリーズでもめずらしく京介がメインの話なので、京介のじれったい性格に耐える必要があるかと。

    あああ、また「最初に気に入った人物が犯人」のマイルールが発動したよ……。

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    2009年10月07日
  • 龍の黙示録

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    龍かっこいい。
    透子もかっこいい。
    このシリーズを揃えたいと思ったのはもう随分前からなのですが、本屋になくてなかなか・・・
    まだ3冊しか集まってません。
    でもそのじわじわ感が楽しい。

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    2009年10月04日
  • センティメンタル・ブルー 蒼の四つの冒険

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    建築探偵シリーズ番外編にして、蒼が関わった四つの成長譚が描かれる作品。

    シリーズのマスコット的存在・蒼の物語なだけに、シリーズを読まれている方にはお勧めかもw

    かく言う私もおぢさん目線で読んでいた一人w

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    2010年03月02日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    今日からちょっと辛口になろうと思います。
    これはキャラ読みも本格的にも読めるという素敵本。主人公の桜井氏は私のポイントをズカズカ抑えている素敵探偵だけど、建築に関わるトリックや専門的な話、依頼者サイドの細かな人物設定などもかなり読める!
    あれ、辛口じゃないや。シリーズ内ではそんなに上位の作品ではないかな。未読の人はこれから読むといいよ。

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    2009年10月04日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    事件の内容自体にはあんまり惹かれなかったんですが、苦笑 綺麗な建築物には興味がある。表紙だけじゃなくてもっと大きな写真でこの家を見てみたいー。
    京介と蒼の馴れ初めが気になる!蒼の本名についての云々がかなり。これは続きを読んでいくしかないかな。蒼と深春が気に入った。

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    2013年02月28日
  • 翡翠の城 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵3作目。教授帰還で、レギュラーメンバーがこれで揃ったという感じか。しかしあそこの家は今後どうなるんでしょうねえ……みんなどっかまずい部分あるし。

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    2009年10月04日
  • 建築探偵桜井京介 館を行く

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    明治から戦前までに建てられた、和洋折衷の近代建築(いわゆる西洋館)を訪ね歩いたエッセイ。エッセイなんだけど、『建築探偵桜井京介の事件簿』シリーズの登場人物が登場しているあたりは、フィクションですね。小説の京介とは、ちょっと性格が違うような気もしますが。たぶん、シリーズを読んでいなくても楽しめるとは思います。ガイドブックではないので、写真が少ないのが残念。写真があっても、ちょっと小さいかな〜という感じ。言葉でしっかり建築については説明してくれてるんだけど、ああもっと建物も見たいな、という気がする。実際に自分で訪ねて行ければいいんですけどね。(でももう取り壊されちゃった建物とか、一般人が普通に訪ね

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    2011年07月20日
  • 美貌の帳 建築探偵桜井京介の事件簿

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    『建築探偵 桜井京介の事件簿』第6作目!
    伝説の名女優が28年ぶりに復活!劇中で、老婆から美女に見事に変身してみせる。そして、怪事件が相次ぎ、更なる悲劇が!?
    第2部の始まりです。
    今回のテーマは、愛憎。愛があるから憎しみもある…。

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    2009年10月04日
  • 灰色の砦 建築探偵桜井京介の事件簿

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    『建築探偵 桜井京介の事件簿』第4作目!
    桜井京介青春編!なんて謳い文句と共に、京介が19歳の時の物語。
    19歳の冬、京介と深春は「輝額荘」という古い木造下宿で運命的(?)出会いを遂げた。
    深春のがんばりに若さを感じました。

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    2009年10月04日