篠田真由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
建築探偵桜井京介シリーズ1作目。
同じ館もののミステリでも、館シリーズのようなアッと驚くトリックやどんでん返しがあるわけではなく、淡々と事実をなぞっていくような展開に少し物足りなさを感じました。どちらかというと館そのものよりも館に住まう人間の内面描写に力を入れている作品なのかな、と思いました。
とはいえまだ第一弾。これからどんな館が登場してくるのか楽しみです。
眼鏡をはずせば超絶イケメンな桜井京介、名前だけは可愛いけどその実、熊男な栗山深春、ちょっと訳ありな過去を持ってるっぽい蒼、それぞれのキャラはとても魅力的で、ミステリ半分キャラ小説半分として楽しみました。 -
Posted by ブクログ
作家が晩年をすごした孤島にやってきた探偵。
作家ゆかりの女性たちが住むそこに、作家の隠し子だと名乗る女性がやってくる。
良くも悪くも、篠田真由美って感じの作品。
長崎の沖合の島ってことで、隠れキシリタンの話とかもからんでくるんだけど、どうなんだろうねぇと思うのである。
ミステリーって、実際の物理的法則とは別の概念があるんだと思うけど、それが別のものです、って見えてしまうとだめなんじゃないかと。うん、マジックにネタがあるのはわかってるけど、それがわかっちゃもちろんダメっていうそれに近いものがあると思う。
で、その境目が…。
ちょっと、超えすぎちゃったかなぁと思った。