篠田真由美のレビュー一覧

  • 原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    蒼の過去について。

    以前4姉妹の次女に本名を明かすシーンがあったが、どちらの名前を名乗ったのだろう。。。

    本作にも二組の姉妹が登場するのだが、やはり色々と勘ぐって読んでしまう。。。

    教授と主人公が何故同居しているかの説明は特に無かったが
    前作寮の事件から三か月後という事らしく、大学関係者に頼まれての事なのだろうか。

    作中、様々な人の思惑が絡んで、というよりとっ散らかった印象を受けたが、まぁ現実は解決してスッキリ!とか皆バランス良く、とはいかないという事だろうか。。。

    過ぎ去った事件なのでサラリ と流してしまったが壮絶であり、グロテスクなのだが
    蒼はよく克服できたなぁ。。。

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    2017年06月26日
  • 灰色の砦 建築探偵桜井京介の事件簿

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    19歳の京介と深春の下宿先のお話。

    京介が若干、可愛らしい気がする。。。それとも、深春と今はもう気の置けない、身内のような友人になれたという事だろうか。。。

    犯人は途中で分かるけれど
    あくまでも推理しながらのミステリーの為、そこまで感情移入せず、坦々と読み進める感じ。

    そう考えると一話や短編で登場人物を好きになるって、作家さんの力量が物凄いのだろうな。。

    ライトというとライト兄弟しか浮かばなかったので、かつての帝国ホテルを設計、またショッキングな事件があったりと
    自分に知識が無い事を再確認。。

    せっかく史実に基づいて建築を絡めてくれている作品なので
    巻末に実際の写真とかあれば嬉しいだ

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    2017年05月19日
  • 翡翠の城 建築探偵桜井京介の事件簿

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    洋風と和風の入り混じった建築物。
    日本人の夫とイタリア人の妻。
    文章のみなのでなかなかイメージ出来ないけれど
    今までで一番建築についての薀蓄が多かった作品。
    映像があればなぁ。。。

    作家さんの何が凄いって
    登場人物も多いのに、ゴチャゴチャしないところ。
    不思議だ。。。

    京介氏より、蒼の存在のデカさ、貴重さのが目立つけれど
    目立たぬようにしているからなのか。。。


    解説倉知淳氏によると
    4作目が京介と深雪の出会い。
    5作目が蒼の生い立ちについて。

    取りあえず5作目を目指して読み進めたい。

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    2017年05月09日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    ミステリーランドの他作品を読んで。
    探偵が気になったので。

    読み終えて、タイトルの意味に気づく。
    自分で設計した家に住むって、どんな感じなのだろう。。

    建築における推理物と聞いていたが
    人間関係が主なので、展開図が苦手な自分でも楽しめた。
    西洋だと建築学が美術だが、日本は工学なのか。。。

    蒼という少年の生い立ちの方が気になるが、シリーズという事で続編が楽しみ。

    今はマンションとか、分譲で、昔ほどこだわりのある家は減った。。
    別荘地ならば別、という事だろうか。
    観光に行った際は迷惑にならない程度に近隣の家を見て回るのも面白いかもしれない。

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    2017年04月25日
  • イヴルズ・ゲート 睡蓮のまどろむ館

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    トリノのエジプト博物館の学芸員ルカと宗教学者 御子柴の腐れ縁コンビが、不可思議な現象に挑む新シリーズ。

    奇妙な館にエジプト秘教の儀式、扉の向こうに在る忌むべき存在、とホラーというかオカルトというか、いかにも篠田さんらしいお話。
    解説からするとルカと御子柴がメインのはずなんだけど、衿と鏡子ふたりの女性目線で物語が進んでいくので、ルカと御子柴のキャラがいま一つ掴めなかった。次作以降で馴染んでくるかな。

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    2017年03月09日
  • レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち

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    ヴィクトリア朝ロンドンで隠居生活をおくる貴族の未亡人レディ・シーモアと使用人たちの物語。
    前半はパーティーでダイヤが消えた謎や幽霊談などが彼女のもとに持ちこまれ、安楽椅子探偵ものかと思いきや、後半はレディ・シーモア自身が事件に巻き込まれる。
    謎はわりとありきたりだが、ヴィクトリア朝のメイドの生活事情が詳しくて面白かった。物語的にはシリーズ序章といった感じ。

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    2017年02月24日
  • 月蝕の窓 建築探偵桜井京介の事件簿

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    今年の本格ミステリー大賞のイベントで篠田さんにサインを頂いた。 天文好きなので「月蝕」というタイトルに惹かれ手に取った。内容は普通な感じ。

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    2016年11月23日
  • 誰がカインを殺したか 桜井京介returns

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    表題作の「誰がカインを殺したか」のアベルとカインの見解に私はただただ頷いた。何故なら私も同じ見解だったからだ。アベルを殺したのは神だ、ということに。表題作は聖書を読んだことのある人にはすぐに犯人が分かると思いました。末弟の弟の名が「摂(セツ)」の段階でイサク……あぁ、母親か、と。そう言った一種の二重で面白い作品になっていたと思われます。

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    2016年10月25日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    桜井京介シリーズとしなくてもいいと思うような作品ですが、作中に京介や蒼、神代先生が出てきます。残念ながら深春は居ませんが、誰もが相変わらず幸せそうで良かったです。
    ミステリとしては微妙ですが、それでも誰かを救いたいという気持ちが溢れている作品ばかりでした。個人的には庄司ゆきが救われたことは良かったなと思いました。

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    2016年10月18日
  • 屍の園 桜井京介episode0

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    それは彼が桜井京介ではなく、久遠アレクセイ(工藤アキラ)だった頃の話。
    北海道の進学校で不可思議な事故に見舞われた相羽怜はもしかしたら殺されかけたのかもしれない。そこから紐解かれ始める真実と引き換えに、彼は母親を奪われた。京介の出番は少なめでしたが、最後に桜井京介として廃校に来ていたのは良かったです。きっと本編の最終巻以降の事だろうと思うと余計に嬉しかったりもしました。

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    2016年10月03日
  • レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち

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    タイガにしては苦手な設定と思いつつ読んだ。他所のお家騒動などを相談された未亡人がパパっと解決、というシリーズかと思ったら後半様子が変わった。章だても半端な感じ。ストーリーよりもメイド事情が印象に残った。

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    2016年09月25日
  • レディ・ヴィクトリア 新米メイド ローズの秘密

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    著者あとがきによれば、前巻はレディ・ヴィクトリア邸の奇妙さと人物を紹介するプロローグに過ぎず、本巻から物語はスタートするとのこと。本巻から新米メイドローズ視点の物語が始まった。面白いのだけれど、使用人たちがチームとなって捜査に奔走するという設定がブライトウェル著「ジェフリーズ夫人シリーズ」に似すぎているのでやや残念ではある。違いは本作の登場人物たちは皆特別な能力を持っているといったところか。もっともっとヴィクトリアが活躍して欲しいな。今後に期待。

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    2016年08月26日
  • わたしはここにいます

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    相変わらずものすごい分量の表現と情報が迫ってきて、ページを飛ばすように捲ってしまう。
    桜井京介シリーズのスピンオフ、でもあって、またあの長い長いシリーズを読み返してしまいそうになる危険な(笑)作品。

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    2016年07月16日
  • 誰がカインを殺したか 桜井京介returns

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    建築家探偵桜井京介シリーズ。やはり続きが気になって読んでしまう…。「さくらゆき」に出てくる子がわりと主人公なのだが、前作は別の事のインパクトが強くて、ほぼ覚えてないという…;どの話しも面白く読めた。あとがきの作者の年齢にびっくり。私も歳取るわな…。

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    2016年06月18日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    絶望して終わった(個人的感想。初期の作品が好きでした…。)桜井京介のシリーズ続編。
    さらなる絶望が来るのかと思いつつ、懐かしくて手に取ってしまいました;
    このシリーズのキャラ好きな人にはいいんじゃないでしょうか。

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    2016年05月15日
  • 名探偵の饗宴

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    アンソロジーは、初読みの作家さんを手に取るきっかけにもなるのだけど、今回は、お馴染みの作家さんに大軍配な感じ。
    「ウシュクダラのエンジェル」
    他の国の宗教や慣習を安易に批判・否定するわけではないのだけど、なんとも切ない展開だった。そういうお話に、京介の語り口がやけに似つかわしい。

    「禁じられた遊び」
    ずっと綸太郎パパの入院話で、どんな事件に関わるのかと思ったら。
    あの映画を一ひねり二ひねりした展開はさすが。
    でも、名探偵の本領発揮はなかったような(笑)

    「詩人の死」
    なんていう毒を含んだ作品なんだろう。
    いかにも葉村晶、いかにも若竹七海。

    「バルーン・タウンの裏窓」
    懐かしのバルーン・タ

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    2016年05月08日
  • レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち

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    篠田さんの新シリーズ。まだまだ序盤で登場人物のお目見えのようですね。
    主人公の未亡人ヴィタを守るように、美貌の有能メイドのシレーヌ、訳あり執事のディーン、その他個性的な屋敷の使用人たち。この人たちがどうしてヴィタに心酔し守ろうとしているのか、その背景が気になります。

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    2016年04月23日
  • レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち

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    【収録作品】第一章 チェルシーの妖精女王/第二章 消えたダイヤモンド/第三章 お向かいは謎だらけ/第四章 見えないファントム・レディ/第五章 我が主に仇なす者は/第六章 ロイヤル・アルバート・ホールの悪意/第七章 地獄の火倶楽部再臨/エピローグ/ロンドンへ!

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    2016年04月20日
  • 黎明の書 巻之伍 まばゆき綺羅の陰に

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    シリーズ5作目。あと一巻で終わりだそうですが終わるの?!そして外伝の女子達は凛々しいですね(毎度の感想)シジマの内の声が聞けてよかった。

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    2016年02月11日
  • 誰がカインを殺したか 桜井京介returns

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    久しぶりの桜井京介リターンズ。
    神代、京介、深春、蒼、の関係性が大好きだったから、番外編ではあるものの、彼らの存在感が薄くて寂しかったかな。

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    2015年12月16日