篠田真由美のレビュー一覧

  • 一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵桜井京介シリーズの長編13作目。


    建築探偵シリーズでそれらしい建築物も出てくるけど、
    今回一番印象深かったのは舞台となった別荘地です。
    クローズドサークル。
    厳密には違うけど雰囲気はそんな感じでした。
    一般には知らされていない選ばれし者のみの別荘地。
    上高地のような自然の中にあって、
    出入口のゲートも外からは分からないように隠されていたりして。
    一度でいいから行ってみたいけど、実在したらメチャ高必至です。


    京介はほとんど登場しません。
    蒼と蒼の恋を見守る深春の目線で話は進みます。
    その為か別荘地の雰囲気が成せる業か、
    終始惑わされているような感じが付きまといました。
    裏でいろいろ動いてたらしい京介は最後のほうで登場しますが、
    その京介の推理の展開をもうちょっと読みたかったかな。


    あと、少女の独白なんかも挿入されてて全体的にちょっとウェット。
    どちらかというと淡々とした文章の中での推理が好みなので、
    少し感情過多に感じました。
    まぁ主題が十代の恋ですし。
    シリーズファイナルに向けて盛り上げていこうということなんでしょう。
    見守る深春の独白なんか、まるっきり父親でした。


    最後が意味深な終わり方だったので、
    次回作は待ちに待った京介の生い立ち編かなぁ。
    新書版(?)で完結しているのは知っていますが、
    我慢して文庫版が出るのを待ちたいと思います。

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    2017年10月14日
  • 屍の園 桜井京介episode0

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    京介が京介になる前の話。
    京介メインではないですね。
    でも面白かった。
    閉鎖空間のあのどんよりした感じ、ミステリーですな~

    最後のオカルトチックな部分がちょっと頂けなかったな。
    篠田さんのそっちの方の作品はあんまり好きじゃないので。

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    2014年08月12日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    桜井京介のその後です。
    「その後」なので事件は起きますがまったりした感じでしたね。
    京介の危うさが消えてる??感じです。

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    2014年07月04日
  • 屍の園 桜井京介episode0

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    少年時代の桜井京介が遭遇した事件のお話なのだけど
    ここからあの京介につながる必然性は感じられない。
    京介誕生物語に思えないというか。
    ちょっと残念。
    お話としては、篠田さんのゴシック風味は薄め。
    少年たちが多く登場するせいか、若干ラノベ風。

    それにしても、あの人があんな運命をたどったのは
    残念でならない。かなり好きだったのだけど。

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    2014年05月01日
  • 建築探偵桜井京介の事件簿 未明の家

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    富豪一族の背景もそれほど惹かれるところもなかったし、ミステリーとしては謎解きが今ひとつだった。ただ、舞台となっているのがスパニッシュスタイルの洋館で、ブルーサファイアやら、割れたボヘミアングラスなど小道具が好みだった。とりあえずは、蒼や京介の過去が明らかになる位までは読んでみようかな。

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    2014年04月11日
  • 桜闇 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵という肩書に興味があったけど長いシリーズなので、短編集から入ってみた。
    美貌の探偵も、その助手役にあたる少年も、何やら重いものを抱えているようだし、キャラもたっている。
    建築も好きだから、シリーズ最初から読んでみようと思う。

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    2014年04月10日
  • 玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿

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    舞台をインドと日本にしたのが面白い。
    それにヒンドゥーはまだまだ私にとっては未知の世界なので、でてくる言葉や意味もおもしろく読むことができた。
    本書は「建築探偵桜井京介」シリーズの2作目。
    建築に関してもでてはくるものの、それほど重要な位置にはおかれていません。
    でも、おもしろくサクサク読めるのはやはりすごい。
    でもでも、種明かしに・・・それを使うのかぁ~っていう部分は無きにしも非ず。
    だけど、シリーズ本ってハマると最後・・・読まずにはいられません^^
    ま、本書はシリーズの中でも悪くない方がだとは思います。
    切なさを描かせると天下一品に思います、篠田氏作品は。胸がキュ~ンってなるんですよねぇ~。だからやめられません!(笑)

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    2014年02月27日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    建築家探偵桜井京介シリーズの番外編…というか後日話。うん…みんな元気にやってるようでよかった、かな〜

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    2014年02月23日
  • ホテル・メランコリア

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    【収録作品】赤い靴を履いて/憂うつという名のホテル/黄昏に捧ぐ/影に微笑むカッサンドラ/ビロードの睡り、紫の夢/百合、ゆらり/あなたのためのスペシャリテ/時過ぎゆくとも

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    2014年02月22日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    建築探偵シリーズの最新刊。シリーズ完結からしばらく時間が経過した後の、主要人物の動向が語られている。

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    2014年02月11日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    京介40代、蒼も香澄と記される方が多いようになった34歳。
    昔のままでいてほしかったようなちょっと複雑な読み味。

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    2014年02月09日
  • 龍の黙示録 東日流妖異変

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    全体的な暗い場所のイメージだったり、クライマックスのスプラッタ感なり、ドラキュラものとしてとても楽しめました。
    横溝正史っぽい舞台感もはまっていましたし。
    主人公よりワキの方が活躍している感じがするので、主人公ファンにはちょっと物足りないかな。

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    2013年11月09日
  • さくらゆき 桜井京介returns

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    「シリーズ物は終わりを見失い、ダラダラと惰性のように続けてしまうのが最も見苦しい」というような趣旨を、確か燔祭の丘で書いてらっしゃいましたよね…と突っ込む声もあるでしょう。

    私自身もそう思いつつ、それでもやっぱり一緒に年を取ってくれる彼等との再会が嬉しい。おかえりなさい、桜井京介!
    不惑にして未だ年齢不詳の美貌を誇っているイケメン探偵と、三十路半ばにしてまだまだ学生でいけるらしい蒼君ですか…ありがとうございますmgmg←

    すっかり立派な社会人になった蒼が、困難に直面した人にすっかり立派な家政夫(笑)になった京介を紹介して、京介が「本当に真実知りたいの?」「真実知ったら余計辛いかもよ?」と脅しつつもしっかり探偵する、安楽椅子探偵物です。…謎そのものはかなり物足りない内容ですが…←

    本シリーズの中では、周囲の人間にのみ分かりにくい優しさを垣間見せていた京介が、やっぱり分かりにくいけど赤の他人に対しても見せた気遣いが、ちょっぴり新鮮なのでした。彼、こんなに穏やかに話す人だったっけ?
    父親との確執が解消し、いったんは蒼や神代教授のもとを離れた彼の何らかの心境の変化があったのかもしれません。シリーズ物以外はほとんど追ってないので、もしかしたらその辺で触れられてるのかしら…。

    ミステリファンが、シリーズを読まずにいきなりここから入ると、かなり物足りないと思います。
    が、京介や蒼と一緒に年を取ってきた読者にとっては、長年会っていなかった友人と久しぶりに会えたような心地にさせてくれる作品ではないでしょうか。



    ◎黄金の薔薇を手にして…日本画の巨匠の養女にして才能溢れる若き新鋭が、パーティの席上で乾杯直後に中毒死した。PTSDに悩む被害者の義弟は、スクールカウンセラーに不思議な男を紹介されるが…。

    ◎それは魔法の船…「彼を殺したのは、君達の中の誰だ?」不審死を遂げた古書店店長の無念を晴らそうと、読書倶楽部のメンバー達を追求していたオーナーが、店内に設置されたバスタブに浸かった遺体となって発見された。関係者とのメールのやり取りの中で、桜井京介は推理を進めていくが…。

    ◎白くてちっちゃな死の天使…「いじめに対する復讐を学園祭当日に決行する」--物騒な犯行予告文が、有名女子高に届けられた。厳戒態勢の中で祭りの準備が進められたが、とうとう犠牲者が出てしまう。やがて、奇妙な絵を描いた少女が容疑者候補に浮上し、蒼は京介に助力を乞うが…。

    ◎さくらゆき…少女と神代の会話。少女の名前に込められた想いと、亡き祖母との擦れ違い。

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    2013年09月23日
  • Ave Maria アヴェ マリア

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    蒼が主人公の建築探偵の外伝。「原罪の庭」の続編的存在。原罪の庭はかなり昔に読んだので、記憶もうっすらだったが、読み進めるうちに思い出した。蒼も大学生か。。大きくなったねえ。

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    2013年09月03日
  • 灰色の砦 建築探偵桜井京介の事件簿

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    桜井京介を探偵役とする建築探偵シリーズの第4作となります。
    本作は京介が19歳の頃にシリーズの主要キャラクターである栗山深春と初めて出会った輝額荘という下宿で起きた連続怪死事件が扱われています。
    このシリーズは謎解きという意味では毎度それほど期待に応えているわけではないかもしれませんし、何よりちょっとBLぽい雰囲気が、私のような読者にはやや抵抗があるのも事実なのですが、シリーズを読み進めるにしたがって、 キャラが立っているし、ミステリとしても小粒ですが、まとまりがとれてきたような気がします。

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    2013年08月26日
  • 聖女の塔 建築探偵桜井京介の事件簿

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    建築探偵、やっぱり好き。
    今回はほとんど建築物と関係なかったけど、長い長い伏線を、そろそろ回収しにかかってるんやから仕方ないか。もうすぐこのシリーズ終わる。(ノベルスではとっくに終わってるんだけども。わたし、文庫派やから。)

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    2013年08月19日
  • 黎明の書 巻之弐 荒れ野を越えて

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    ネタバレ

    吸血鬼もの。2巻。

    前回が貴族的耽美な吸血鬼描写が多い(?)なら、今回は吸血鬼って不自由だな、という描写の多い巻。
    日光に当たればやけどするというのは、一日の半分が太陽で構成されている世界は住みよいものではないでしょう。そして夜の恩恵のもとでしか行動できない生き物は、そうでない生き物の手を借りなければ生活がままならないというのはあらゆる話に共通して、より耽美ととるか、哀れととるか。
    血を糧にするか、そうでないかも吸血鬼ものでは状況を左右しますね。

    この物語は中世あたりの世界観で、吸血鬼種族=貴族という位置付け。
    吸血鬼の若君とその友人であり従者である少年のお話。
    ああ、でもキャラクターとしては吸血鬼の姫君と東洋系の少女のペアもなかなか好きです。少年ペアより、なんだか殺伐としてますが。

    表題の「黎明の書」について、ちょっと内容が見え隠れしてきたような感じですね。

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    2013年06月16日
  • 胡蝶の鏡 建築探偵桜井京介の事件簿

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    京介がちょっとヘンです。
    「建築探偵挙動不審」なんて小タイトルをつけられてます。
    完結にむかってどんどんヘンになっていくんだろうか、なんて思ってたら、最後の方はいつもの感じでした。

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    2013年06月15日
  • angels 天使たちの長い夜

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    建築探偵シリーズの蒼君スピンオフ。
    おなじみのおじさんたちも、ちょっと画面を横切ってくれるのが嬉しい。登場人物が多いので、前の方をめくりめくり人物に色分けしながら読み進めました。呼び名が人によって代わったりするので、(苗字だったり愛称だったり)ちょっと混乱します。年寄りにはちときつい、でも面白かった。

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    2013年06月08日
  • 綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿

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    途中であちこち移動して、タイまでいってしまうので、なんだか旅モノのような雰囲気でした。散漫な感じがしてお話に集中できず。

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    2013年06月04日