【感想・ネタバレ】すべてのものをひとつの夜が待つのレビュー

あらすじ

本州最南端の半島沖の孤島に建つ巨大な洋館。ここに集められたのは、館を所有する満喜家の血を引く人間とそのパートナー、5組10人の男女だった。10日の間に館内から巨大ダイヤを発見した者だけが、莫大な財産を相続できるというのだ。外部との接触を断たれた中、謎に満ちた宝探しが始まる。そして幕を開ける連続殺人。壮麗にして昏く艶やかな、物語の迷宮へ――。

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Posted by ブクログ

500超ページの作品
ページ数のわりに出来事が少な目に感じました
ですがストーリーはそれなりに楽しめました
遺産相続のために集められたメンバーが孤島の
巨大な施設に閉じ込められての宝探し
そして起こる殺人
宝探しで遺産相続人を決めるってのがそもそも
あれですがまぁいっか

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2019年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2008/8/9 新大阪駅のBooks Kioskにて購入。
2020/11/5〜11/10

12年ものの積読本。篠田さん得意のゴシック的雰囲気があふれる作品。旧家の末裔たちが孤島の館に集められて、行方不明の家宝のダイヤモンドを探させられる。発見者が後継者として財産を受け継ぐという、いかにもな設定。そこで起こる連続殺人事件。エルトゥールル号まで出てきて、盛りだくさん。動機は弱いような気がしたが、面白かった。

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2020年11月10日

Posted by ブクログ

ゴシックロマンには館がつきもの。
初期の有栖川有栖の孤島モノや、綾辻行人の館モノを思い出して懐かしかった。たまにすごく読みたくなる。あとひかないのがいいんですよね。舞台の設定だけで、独特の雰囲気が出てくるし。好きですね、こういうの。

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2013年04月01日

Posted by ブクログ

小島に建つ西洋館に、莫大な財産の後継者を選ぶ為に集められた五組十人の男女。外部と完全に遮断された閉鎖空間の中、一人、また一人と何者かに殺害され…


建築探偵シリーズの作者が送り出す「館の真髄(帯より)」。ミステリの名目は取ってるけど、積極的なフーダニットではない印象です(ファクタは思いっきり本格だけど)。館ミステリといえば綾辻作品が定番ですが、館をトリックと絡めて機能的な面から扱っている綾辻作品に対して、館は飽くまで雰囲気作りの舞台設定に過ぎない今作品。読み物としては面白いですが、ミステリを楽しみたい方にはオススメしません

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2011年06月22日

Posted by ブクログ

犯人など仕掛けがわかりやすくて残念。
ん?これってこうじゃない?と思ったことがすべてそのまま。と言う感じ。
素材はいいのに生かし切れてない感が勿体ない。
ダイヤに関する後編の語りなど微妙。
元手はどこからとか別にどうでもいいよ。とか思ってしまった。

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2009年10月04日

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