小路幸也のレビュー一覧

  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

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    いつもと同じサチさんの紹介に始まり、いつものようにみなでワイワイと朝食をとる、安定の堀田家である。だけど、それぞれに成長したり、変化しているし、何より登場人物がどんどん増えている。藤島さんは、堀田家の一員のような顔で一緒に朝ご飯を食べているし、隣に藤島ハウスが立ったことで、さらに同居人が増えても大丈夫な体制になってしまった。安心して読める一冊だけど、登場人物で忘れている人がいたりすると、あれ、一冊抜かしてしまったかもとも思う。それでも問題なく読めるのが、TVのホームドラマなんだろうと思う。

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    2022年02月02日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    シリーズ2作目の番外編。
    ここまで読み進めてきて愛着がある登場人物たちの知られざるストーリー。

    たまにある番外編がステキすぎる。

    本編もだけど、次の番外編も楽しみだ。

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    2022年01月23日
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

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    毎年4月に単行本、文庫本がそれぞれ発行される『東京バンドワゴンシリーズ』

    第1作の『東京バンドワゴン』が発行されたのは2006年。
    文庫本は単行本発売から1年遅れなので、今年で第14弾!

    通常、文庫化まで2~3年と言われています。
    そこには出版業界の事情があり…
    つまりは”出版にかかった費用の回収”ということですが…
    それが『東京バンドワゴン』は翌年文庫化されます。
    それだけ待ち望むファンが多いという証明かもしれません。
    東京バンドワゴン公式ツイッターもありますから!


    「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」
    昭和のホームドラマへのオマージュが根底に流れるこ

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    2021年12月29日
  • 明日は結婚式

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    家族のそれぞれの視点から、結婚式に向けての話で面白かった!両家ともに温かい家庭で、結婚した日からそのまま同居で、皆がそれを楽しみにいているなんて、素晴らしい✨

    真平と春香の最初の頃の会話で、真平が本のデザイナーとわかり、さらには春香がちょうど持ち歩いて読んでいた本の装丁がまさに真平が描いたもので驚いたくだりが良かった!こんな作者として嬉しいことはないし、運命を感じたことでしょう。しかも作者の小路幸也さんの本と出てきて、笑えた!

    本の装丁は大事!私はまずはタイトルと装丁で、面白そうと思ったものにまず手を伸ばし、パラパラとめくり、読むかを決める。その意味では、この『明日は結婚式』のタイトルも装

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    2021年12月28日
  • 花咲小路三丁目のナイト

    購入済み

    ありそうな花咲小路

    こちらのシリーズはとても気に入っています。
    この商店街が何処かにありそうな…あるといいなぁ、とそんな気持ちになりました。登場人物も皆さん個性的で、心豊かな方達ばかり。
    小路幸也さんが書かれるお話がとても好きです。

    #ほのぼの #癒やされる

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    2021年12月22日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    【東京バンドワゴン】シリーズ7作目。前作の時も書きましたが兎に角惹き込まれます。読み始めたら先が気になって読まずにはいられません。今回も春夏秋冬の4部構成で色々な事件や物事が起こり、また新たな物語が紡がれていく。早く続きを読みたい。下町人情ドタバタ喜劇とでも言いましょうか。オススメです。

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    2021年12月11日
  • 明日は結婚式

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    ネタバレ

    おもしろいし読みやすかった。

    タイトル通り、結婚式を明日に控えた家族それぞれの視点の話。
    金融機関で働く春香と本のデザイナーの真平
    二人はもちろん、二人の家族の視点からで短編ながらもいろいろな思いなどがあり読みやすかった。

    弟のことが大好きな春香の弟目線の話
    二人をくっつけた真平の妹(母親は違う、彼女がいる)
    実は真平の祖父と知り合いだった春香の祖母
    真平の継母
    とか、中身がいろいろ濃かった。

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    2021年12月09日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズ6作目。今回も堀田家大家族のLOVEの詰まった物語り。結局、最後泣かされました。読む価値あります。また、ドラマも見たいなぁ。

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    2021年12月09日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    東京バンドワゴン、第3弾。今回も春夏秋冬、堀田家のドタバタ劇+大騒動。①堀田家に恨みを持つ者に絡むミステリー、②小料理屋<はる>に纏わる色恋沙汰、③メリーさんの羊、④我南人のLOVEだぜ!。何故この話しの虜になってるのか?少し考えたら、世知辛い日本に、勘一じいさんを中心とした小さいけど温かい家族社会。誰をも受け入れ、助け・助け合っていく社会。この社会(精神)が日本から絶滅しつつある危機感を煽っているように思う。タイトルの「スタンド・バイ・ミー」という意味が徐々に分かってきた。次作も早めに追っていきます。⑤

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    2021年11月22日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    東京バンドワゴンシリーズというより、蘆野原偲郷シリーズに近い雰囲気。
    時代小説ながら、非常に読みやすい。
    通常の時代小説にありがちな、小難しい言葉が少ないからだろう。
    映像化にも向いているかも?
    続編が出る事を期待する。

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    2021年11月07日
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

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    大好きなシリーズ。まだまだ続いてほしいと願いつつ、そろそろネタ切れするかなぁと思ったら、やっぱり新しい問題や展開があって。子どもたちの成長ぶりには嬉しくなってしまう。元気なお年寄りもたくさんいて、頼もしい。この先も目を離せないなぁ。

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    2021年11月03日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    50時間起きて20時間寝るという病に犯された
    明二
    病状を逆に使って どうにか生活を営んでる。
    ある日 明二が事件に巻き込まれる。
    それから
    ストーリーが激しく展開していく。ワクワク ドキドキが止まらない
    ところが 一転 
    思い切り泣かされてしまった。
    他の作家の作で申し訳ないが
    スロウハイツの神様に似た 私の1番弱い所を突いた。
    娘達にも読ませたと 思った。

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    2021年09月23日
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴン 14作目。

    お昼休みにちょびちょび読む日々だけど
    今作は人目を盗んで涙。
    いい歳して職場で泣いた。
    それでも温もりはいつも通り。

    書店員さんの解説にニタニタさせていただきました。

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    2021年09月03日
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズ2作目。あいかわらず面白い。

    大家族の賑やかさと、人同士の繋がりを羨ましく感じられるシリーズ。
    登場人物が大勢いて、おめでたいことがあると一斉に集まったりするもんだから、「あれ、この人はなんのエピソードの時の人だっけ?」とこんがらがる。
    でもメインの堀田家の人達はキャラクターがしっかり立っていて、それぞれの背景もきっちり描かれているから、一人一人が愛しく感じられる。
    今回でまたもや家族が増えるし、覚えないといけないキャラがまた増えた。

    素晴らしくほっこりするし、気持ちが温かくなる良書。堀田家の皆様の成長を見届けたいので、今後のシリーズも読んでいきたい。

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    2021年09月02日
  • ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン

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    バンドワゴンシリーズの番外編。
    今回は我南人と秋美さんの馴れ初めの物語。
    この頃は我南人も普通の話し方をたまにしていたとは!
    LOVEだねぇが生まれたエピソードも素敵でしたが、生身のサチさんが登場するところが一番良かったです。

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    2021年08月15日
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    東京バンドワゴン2冊目。この一家の安定感、実は5年前の秋実さん死の直後は荒んでいたことが分かり、さらに人間味を実感できた。今回は藍子に好意を寄せる藤島が登場、終戦直後に米国人と結婚した勘一の妹(淑子)も登場、さらに亜美・すずみの同時○○とイベント満載。男性陣もいい味出していた。青がとてもまとも?になってしまったので寂しい反面、すずみとの結婚で良き旦那になってきた。最後の東京バンドワゴンに伝わる文豪の短編集とその烙印が殺人事件と関連ということで警察がなだれ込み、勘一の一喝がLOVEだね~第3巻も楽しみ。

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    2021年08月15日
  • 明日は結婚式

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    なんて温かいんだろう。
    悪い人は誰も出てこない。
    明日の結婚式にあたって、家族のそれぞれが、色んな事を思う。
    みんな、優しくて、お互いを大事に思っている。
    新郎がデザインした本としてあがっている著者名にちょっとフフフって楽しくなっちゃった。
    大家族、それもお店をやってる家に同居って大変なこともあるだろうけど、きっと大丈夫だろうねって思える。
    お幸せに。

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    2021年08月07日
  • ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴン 何話目?

    読みそびれていた1冊。
    温かい家族は変わりつつ変わらずに迎えてくれる。
    読後感はいつも通りでした。

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    2021年08月04日
  • 明日は結婚式

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    私も結婚式前夜のことは、何も覚えてないなあ。こんなに周りに祝福されて結婚できたら、素敵だなあと思った。
    ほっこりする話。
    登場人物も、ほんわかしていて、実際にこんな人たちいないだろうけど、でも、いいなあって思った。

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    2021年07月29日
  • うたうひと

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    ネタバレ

    音楽にまつわる8つの短編。
    どの作品もよかった。どの作品もすき。
    特にその夜に歌うがすきだな。
    複数の作品が、S&Kで繋がって、同じ世界、同じ時間なんだなってわかるのも嬉しいし素敵!

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    2021年07月28日