小路幸也のレビュー一覧

  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす
    面白かったし、泣かされました。
    50時間起きて20時間寝るという特異な体を持った主人公のメイジが降りかかる災難に周りの人の協力を得ながら解決していきます。
  • ビタースイートワルツ Bittersweet Waltz
    このシリーズは、先を読み急がせる。話の設定に?なところもあるけど、それを凌駕する面白さがある。
    やっぱり傑作だと思う。
    再読。次も早く文庫化してほしい。
  • コーヒーブルース Coffee blues
    淡々と静かに進むストーリーが、妙に心をざわつかせる。結末への展開が急すぎてアレレだけど一気読み。
    再読しまた傑作を確信。
  • すべての神様の十月
    死神 貧乏神 疫病神 道祖神 九十九神 福の神

    日本におわす、さまざまな神様たちの
    温かいお話
    みんな人間に寄り添ってくれているんだなぁ
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン
    東京バンドワゴンシリーズ第5巻。今回も下町人情全開で読み終わるまでに少なくても3回は泣きました。移動中で周りに人がいるにも関わらず泣けてくる。「あんたらはね、あんたらみたいな連中はね、ぽかぽかした陽の当たるところにいなきゃならねぇんだ。そのあったかい日溜まりをさ、しっかりとさ、守っていてほしいんだよ...続きを読む
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン
    シリーズ第5段。
    【夏 ー あなたの笑窪は縁ふたつ】
    久しぶりの「バンドワゴン」。やっぱりイイねえ、この世界観。珍しくミステリ色濃い目な仕掛けなものの、最後はほっこりとして終えてくれるのが、ありがたい。
     浮気は、ダメよ(笑)。
    藤島社長の友情と恋の行方も、先が楽しみ。

    前々作で登場した 十郎、 ...続きを読む
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン
    東京バンドワゴン第4巻。今回は少し遡って勘一とサチさんの出会いから結婚までを描いた作品。時代は戦後間も無く、GHQが日本を再編成している頃まで戻りますが、そこはやはり全作品を通しての人情ものというか人間味あふれるストーリーになっていて何度も泣かされてしまいました。やはり、映像も見てみたいなぁと。おス...続きを読む
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン
    東京バンドワゴンシリーズ第2巻。もちろん今回も人情味あふれるストーリー。現代ではなくなりつつある下町人情物語。こんな家に生まれたら毎日飽きずに楽しい時間が送れそう。時代劇好きな人にも是非読んでもらいたい。TVドラマまでも続きを是非みたい。
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン
    東京バンドワゴンシリーズ第3巻です。今回も人情味あふれるストーリー。もともとの入り口がTVドラマなので頭の中の登場人物はそのドラマのまま(笑)ドラマでも泣かされたけれど原作も毎回ジーンときます。下町人情好きにはオススメですよ。
  • エール!(2)
    坂木司 「ジャグジー・トーク」(スイミングインストラクター)
    水生海 「五度目の春のヒヨコ」(社会保険労務士)
    拓未司 「晴れのちバイトくん」(宅配ピザ店店長)
    垣谷美雨 「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)
    光原百合 「黄昏飛行」(コミュニティFMパーソナリティー)
    初野晴 「ヘブンリーシ...続きを読む
  • すべての神様の十月
    八百万の神様の中から、死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神が登場する。
    何とも不思議であったかい気もちになるお話たちでした。
    ラストで、福の神の健忘症対応に現れた死神が第1話に登場する死神で、ひょんなことで出会った女性から贈られた素敵な名前がわかって、HappyEndって感じでした。
  • エール!(1)
    大崎梢さん、平山瑞穂さん、青井夏海さん、小路幸也さん、碧野圭さん、近藤史恵さん。
    どれも初めての作家さんだったけど、それぞれ小さい苦労をしながら頑張っている女性たちが描かれていて、たくさんの元気がもらえた感じ。
    中でもスポーツライターの話は好きだったかな。
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷
    ある日、帰宅すると、妻が猫になっていた。。。

    などという、不思議な物語です。


    ある特殊な能力を持つ一族の生まれで、

    災いを祓う事が出来る力を持つ、和弥が、

    親友や、妻と共に、人に災いをもたらすモノを退治していく。

    陰陽師のような感じかな?

    この物語りのなんともいえぬ、世界観が好きです。...続きを読む
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン
    古書店を営む家族の話。11作目。

    本を読む余裕のない日々。
    久々に手に取った1冊が小路さんで間違いなかった。
    変わらずに温かい家族。
    冬で泣きました。
  • 花咲小路一丁目の刑事
    刑事が主人公だけど、どれも非番の日のお話。
    人と人とが密に関わってる昔ながらの商店街、いいなあ。
    おじいちゃんとおばあちゃんの人がらがいい。
    素直で優しい主人公も素敵。
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン
    年に一度の楽しみ、『東京バンドワゴン』の文庫版最新刊。

    安定の面白さ。
    11年目にしてこのワクワク感。
    設定が変わらないのに、なぜかマンネリ化しない。
    凄いなぁ。

    登場人物が年毎に年齢を重ね、赤ちゃんだった子が幼稚園児となり、同じように大人も老いていく。
    いつか来るであろう別れを強く感じさせる今...続きを読む
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン
    人気シリーズの第4弾にして、番外編。

    番外編?スピンオフ?前日譚?・・・・まあ、一番オーソドックスに、番外編としておこう。

    番外編と呼んでいいのかどうか、頭にどデカい「?」浮かんでしまうほど、シリーズ本編とは作品の毛色が違っていて、驚いた。

    日常の中にささやかなミステリ要素を取り入れつつの、ホ...続きを読む
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン
    今年も堀田家の新たな一年を楽しく面白く、時にほろっとしながら、堪能させてもらいました。
    勘一さんが、漫画「キングダム」を面白いと言ってた(さすが集英社)のが本巻のニヤリポイント(笑)

    もう、このシリーズと銀英伝は、中学生や高校生の必読書として、授業時間使ってでも読んでほしいですね。
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン
    年に一度のお楽しみ(^^)♪先行して単行本が出ていると「あっ!また文庫で堀田家に会える( ´∀`)」と思って安心する(^^;)しかし今更ながら、すごいな堀田家は( ̄□ ̄;)!!元々すごい人脈を持っている堀田家だけど、マードックさんの友達も凄い人だね(;゜∇゜)!
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン
    シリーズ第三弾。
    一編ごとに♪

    【秋ーあなたのおなまえなんてぇの】
    告白されて、断ったら自殺騒ぎ…助かったと思ったら心を病んで・・・。。
    怖すぎる。ホラーか。
    こんなんされたら、立ち直れなそう。

    勘一さん「なんでぇ、マードック。家族になったってぇのに<ほったさん>かよ」
    の一言に、うるうるきた。...続きを読む