小路幸也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
東京バンドワゴンの11巻目。
春。
かつて強盗殺人事件まで引き起こした呪いの目録。
それは先々代の時代に、驚くほどの文士達が名を連ねた自慢の目録。
今は東京バンドワゴンの倉奥に封印されているのだが、それを探す不審な男がうろついているという。
他にも不穏な話が立て続けに転がり込んできて、さてさて、どうなることやら。
夏。
かつてイギリスの元秘密情報部員が私家版として友人に配った『コンフェッション』。
その私家版百冊のうちの一冊だけ、実は全く違う内容で、彼が情報部員時代に手に入れた英国王室のスキャンダルが記されているとか。
その問題の一冊を、当時日本に持ち帰った人物がいることがマードックさんの -
Posted by ブクログ
ネタバレダイシリーズ4作目。
ダイが父になり、新たな下宿人も増え、またしても時の流れを感じる始まり。
「ヒトシの息子・智一の家出」「とある一家に起こった傷害事件」「淳平の妻へのストーカー事件」「智一の高校の野球部の監督の傷害事件」と今まで以上に同時に色々な事件が起こり、どんな風に着地するんだろう?と思っていたら、まさかコーヒーブルースの伏線がここで回収されるとは…!!
20代の頃に同じ真実を知っていたら、きっと5人の気持ちは全く違ったものだったと思うけど、50代の今だからこそこの真実を知る意味があったのかなと思う。
それぞれに守るべきものがあり、そのための嘘をつく。そんな人間臭さが溢れ、真実だ -
Posted by ブクログ
表紙の洗練された雰囲気に惹かれて手に取りました。
70代のフランス人女性・リアーヌさんが大家を務めるマンション「フォンティーヌ」は、彼女の両親が建てたパリのアパルトマンを再現した、噴水のある美しい庭を持つ建物です。
リアーヌさんは、ある思いを胸に、生きづらさを抱えた人たちに部屋を貸します。入居者同士のささやかな交流や助け合いを通して、他人だった人たちが、少しずつ家族のような関係になっていく過程が丁寧に描かれていました。
読み終えたあと、心がじんわり温まり、「こんな大家さんが本当にいたら、この世の中も捨てたものじゃない」と思いました。
私の身近にはいないけれど、いつかこんな人や場所に出会 -
Posted by ブクログ
シリーズ20作目。番外編。目線は秋実さん。青がうちに来た日から、秋実さんが青の母親を知るまでの激動の日々。青をアパートから見つめ続ける女性、蔵にある貴重な骨董本。そして秋実の施設時代の弟妹。激動を進みながらも根底に通じる「LOVE」で今回も万事解決。
犯罪人と真っ向勝負する少し若い勘一、理解のありすぎるご存命のサチさん。当時からさすがの解決力?を魅せる我南人、子供ながらにその片鱗を見せつける藍子と紺。
どれも胸熱モノだけど、やっぱり秋実さんの「堀田家の太陽」っぷりを感じられたのが嬉しかったな。
今回も止まれず一気読みでした。
まさにネバーエンディングストーリー。
-
Posted by ブクログ
2025年の読書納めです.今作もとても良かったです.あっという間に成長して,いろんな縁に恵まれ,花が咲き,愛が溢れる一作だと思います.研人の言動に成長を感じ,とても恰好良かったです!
さて,東京バンドワゴンには,今年4月に知人から薦めてもらって出会うことができ,今作が13冊目ということで,月に1,2冊のペースで読むほどハマりました.この体験は中学の浜村渚シリーズ以来です.家族,とくに大家族って良いなあ,人が増えるだけあったかいなあと思わせてくれるシリーズで,今のタイミングで出会えて良かったです.いろんな出会いと縁に感謝を.来年も良い読書Lifeを送るぞ〜