小路幸也のレビュー一覧

  • A DAY IN YOUR LIFE

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    これは忘れられない本になった!
    私は松田史さんの話が印象が強かった。若い時のある日、家を出かけてから行くとこ行くとこばったり会う壮年、優しそうな人。駅で映画館で、そして友人と行ったイタリアンのお店でまで、あまりの奇遇に最後は席が足りず相席して3人でご飯を食べるという展開。そして、その5年後、結婚を考えた男性の父がなんとその壮年!驚きだった‼️あとで聞いた話はその日は亡き義母の命日で壮年は思い出の場所を一人で巡っていたと。「母さんが二人の縁をつないでくれてのかもしれないなぁ…とは思ったんだが、てもそうとは言い切れないしなぁ」

    こういうことあるんだ、いい話だなと思って、その日大学生の息子が学園祭

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    2025年11月22日
  • 三兄弟の僕らは

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    いゃ〜
    本当に心が洗われます。

    いいのいいの、ちゃんと小説ってわかってるから。

    実際こんなに素敵な優しい三兄弟がいたら、
    私のお兄さんになってほしいわ❤️(私、60歳ですけど…)

    両親を突然の事故で亡くした後で、
    おばあちゃんを含めた4人で、
    たくさん会話して、いろいろなことを乗り越え。

    またまた突然現れた、腹違いの妹とそのおかあさん(複雑な気持ち)も、大きな愛で迎えて。

    まじ、最高じゃないですか‼️‼️‼️

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    2025年11月21日
  • 蜂蜜秘密

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    再読です。
    よくよく考えたら割とシビアな話なんだけど、そんなこと感じさせないほど優しい空気が流れています。
    小路さんの中で一番好き。児童書としても推せる、人に紹介したくなる素敵な世界観のファンタジーです。

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    2025年11月06日
  • すべての神様の十月(三)

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    このシリーズ大好きです!
    神様って本当にいるのかも!もしかしたらふとすれ違った人が神様だったりして?等々、想像すると楽しいし遠い存在の神様たちがとても身近に感じられます。

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    2025年10月26日
  • キサトア

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    ネタバレ

    再読です。
    小路幸也さんの作品の中でも群を抜いて大好きな作品。感想の中で「絵のない絵本」と書かれている方がいましたがまさにその一言に尽きますね。
    Y.Sは結局誰なのか謎のままですが、謎は謎のままでも気持ち悪くならないのが不思議です。
    ラストでポロウの村の話が少しあり、そしてこの次の作品が蜂蜜秘密。この2冊が本当に大好きなので続けて蜂蜜秘密も読もうと思います。

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    2025年10月20日
  • 国道食堂 1st season

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    田舎の食堂を舞台にした人間模様で、登場人物それぞれが自分を主人公とした人生を生きてる展開。次作も楽しみで仕方がない。

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    2025年10月08日
  • 三兄弟の僕らは

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    最高にあったかい!
    出てくる人たちみんなあったかい人達で、読んでて心がほっこりします。
    三兄弟それぞれに特徴があって、特におばあちゃんのキャラが最高です。少し厳しそうで、でも頑固なだけじゃない優しさがあって、ご近所の人達とのやりとりも心が和みました。

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    2025年09月22日
  • すべての神様の十月

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    著者のファンです。読者を惹きつけつつほっこりさせる手腕、本当に病みつきになりそうです。
    神様を題材にした小説は多くありますが、日本人らしい神様との付き合い方だけでなく、神様のいろんな顔が見られてあっという間に読み切りました。
    疫病神のくだりはなるほど!と納得。
    貧乏神と福の神のやりとりも、深いなぁと思わず唸ります。
    手軽に読めるのにそっと寄り添ってくれる本でした。

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    2025年09月12日
  • 国道食堂 2nd season

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    最高!誰もが幸せになれるほっこり小説。
    和美さんの元DV夫が登場してきたときは不穏な予感にハラハラしましたが、穏やかな終わりでホッとしました。ハラスメント対策を任され自分を顧みることができる人は少ないでしょうが、この小説には根っからの悪人が登場せず、楽しみと期待で読み進められます。
    良い人には良い縁がある。それを字でいくような人ばかり。
    続編が読みたいです!
    俳優になった二方さんや、苦しんできた和美さん、色んな人が誰かのために動くのは、見ていてとても幸せになります。個人的に、レスラー仲間が大好きですね!

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    2025年08月24日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    シリーズ19冊目???

    青が主体となるクリエイタービレッジ
    その名も「ステージバス」
    準備や着想は着々と。

    1作目には小学生だった花陽はついに結婚♪
    いつもながらLOVEに溢れた1冊

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    2025年08月24日
  • 国道食堂 1st season

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    感動とほっこり、そして勇気をくれる物語。
    こんな食堂があったら毎日でも通いたい。いや、疲れた時に行って、美味しいご飯とあったかい人たちと会って、まだまだ頑張りたいって思いたい。
    二方さんの優しい人柄、彼を思うたくさんの人たち、店主の十一さんの懐の深さ。
    こんな物語を生み出せる作者さんがいるこの世界も捨てたもんじゃないなって思えました。
    涙は出ないけど、本棚のいつでも取り出せるところに大事にしまっておいて、疲れた時に読みたくなる、幸せな一冊でした。

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    2025年08月16日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    誰かのために盗みを犯す、誰にも気づかれないように
    そのスリルとお父さんの安心感がすごく読んでいて面白かった!
    最後の終わり方も微笑ましくてよかった!
    一人称視点の心の声も可愛くて
    楽しくなる場面がたくさん!
    この商店街が末長く繁盛しますように!

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    2025年08月16日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    もうずいぶん前に夢中で読んでいた「東京バンドワゴン」シリーズ。何と20巻目目の本作を読んだ。15巻くらいまでで離れていたので、ついていけるかなあと思ったが心配はいらなかった。
    いやいや面白かった。小路幸也さんは話の作りも上手いし、展開のしかたも手慣れている。
    読んでよかったです。

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    2025年08月11日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    第19弾。大好きなシリーズだったが1年以上空いてしまった(汗)

    春夏秋冬、いや秋冬春夏。にぎやかな堀田家。久しぶりに読んだけれど、研人の仕事の幅は広がっているし、相変わらずのっかり上手(笑)
    どのお話もすっきり終わる(解決する)わけではないところが日常っぽさなのかな。

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    2025年08月08日
  • わたしとトムおじさん

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    語り手は帰国子女(元々はニューヨークで生活)で英日ハーフの帆奈(はんな)で、叔父で元・引きこもりのトム(漢字は斗六)との日々の交流の物語です。才能があって優しいが、頼りないところがあるトムにとって、姪である帆奈は良き理解者です。帆奈はまだ小~中学生ですが、すごくいい子で、トムの良いところをきちんとわかったうえで接しています。とにかく、二人の関係性が素敵で、トムのような生きづらさを抱えている人が周囲から少しでも理解され、生きやすい世の中が訪れればよいと思いました。

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    2025年07月21日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    毎年恒例のやつ、ですが、最近ちょっと乗り遅れておりようやく昨年のを読みました。勧善懲悪のホームドラマを小説にしたようなシリーズですので、ホントの意味での悪役もおらず、所々うるっとくる展開は変わらず、安心して世界に入り込めますね。

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    2025年07月02日
  • ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン

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    進展と別れ。進学が決まったり、結婚が決まったり、付き合い始めたり、といい転機がたくさんあるのと同時に、亡くなる方が多くなってきて切ない。

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    2025年07月01日
  • A DAY IN YOUR LIFE

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    丁度お昼のラジオ番組「オトナノラジオ」を聴いてる時に読み始めたので、小説家 槙村 朗 の語り口調が、ロバートハリスの声の様な気がした。
    ラジオ好きにはたまらないストーリーではないか。「あなたの人生の ある一日」を語るラジオ番組。あったらいいな。あるのかな?
    とにかく面白くて一気読み。

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    2025年06月17日
  • ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン

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    安定のシリーズ。それでも色々と変化はあり、着々と時間が流れていくのがわかる。これまでは我南人がふらっとどこかに行って、いつの間にか事件を解決しちゃって「Loveだねぇ」と言うパターンが多かったように思うのだけれど、この巻では、ちゃんと目の前で事件が解決していくのが良い。最後も、結婚式とかの大ごとではなく、お正月という日常とちょっと違うけど普通の生活の延長なのが良い。

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    2025年06月08日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    またLOVEのギュっと詰まった一冊。
    研人が息子と同年代に。ちょっと反発心が覗く、でも心優しく行動力にあふれる6年生。自分の家族に重ね合わせて色々なことを考えた。突拍子のない夢を語ってきたら、私は息子に「好きにしろ」と言えるだろうか。

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    2025年06月06日