小路幸也のレビュー一覧
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「偉大なるマンネリ」。これぞ醍醐味。いつもながら温かい堀田家。下町の老舗古書店・東京バンドワゴン、勘一を中心に起こるドタバタ劇。今回のミステリーとしては、「百物語の謎」、置き犬・置き猫ではなく「置き本」の謎。堀田家の蔵にまつわる重要文書。堀田家が解決する。この推理力はポアロ級。すべての話しに「LOV...続きを読むPosted by ブクログ
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色んな事情を抱えた人が住んでいる「マンションフォンティーヌ」。住人はみんな何かしらの糸で繋がっていて、読みながらそう繋がるのか!と驚きながら読みました。
アーチをくぐれば、中庭に噴水があり、まるでパリにいるみたいな「マンションフォンティーヌ」を想像しましたが、パリは愚かヨーロッパに行ったことがないの...続きを読むPosted by ブクログ -
小野寺史宣に出てきそうな佳人。ちょっと説教くさいが、その語りが心地よい小助川先生。それぞれ魅力ある物語を添えるシェアハウスの住人。とても心地よい物語でした。Posted by ブクログ
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第18弾。安定のいいお話。東京バンドワゴンのご近所さん、銭湯、豆腐屋さん、花屋さん、和菓子屋さん、染小物店。変わらない風景、変わっていく風景。
ベンジャミンの最期には、さすがに涙が出た。かんなちゃん鈴花ちゃんを含めた堀田ファミリーが受け入れている姿にも感動。Posted by ブクログ -
メリーちゃんの話はそこまでリアルにする必要あったのかと思うが、我南人が遊びたかっただけなのかな。今回も人騒がせだけど微笑ましい事件がたくさんの堀田家。お金関係で困ったときの藤島さんという奥の手が炸裂しまくり。御都合主義だけどLOVEがいっぱいで許せてしまう。すずみの啖呵も格好良い。Posted by ブクログ
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自分で売った本を変装して毎日少しずつ買い直しにくる男性の謎やカフェに置き去りにされた赤ちゃんの謎や呪いの目録等、何かと騒動の絶えない古本屋・東京バンドワゴン。藤島さんとマードックの関係も良い。3人(4人)も新しい家族が増え、次巻からさらに賑やかになりそう。これだけ登場人物多いのに、不思議と混乱しな...続きを読むPosted by ブクログ
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初めてサチさん以外の堀田家と周りの方達の目線から物語を見れて新鮮で良かったです。
今まで自分が思っていた人柄と少し違った人もいて面白かったです。匿名 -
小気味のよい語りと展開。愛嬌のあるザンティピーと人情のわかる登場人物たち。小路らしい小作。ザンティピーの休暇が先だと知らず読んじゃったけど、だいじょーぶ。Posted by ブクログ
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2作目も面白かったです。
様々な人な視点で、物語が描かれていますが、話は繋がっている。この構成が私は好きです。
今回は、絡み合った糸がほぐれていくような感じの最後で、温かい気持ちになりました。Posted by ブクログ -
「東京バンドワゴン」という屋号の古本屋&カフェを舞台に、4世代の大家族とご近所さんたちの一年間の日常を描いている。小さな「事件」も起きるが、登場人物は皆優しく、安心して読める。血縁関係は多少複雑で、家族の中には有名ミュージシャン、俳優、画家、小説家と芸術家も多くいるが、一家の中では皆穏やかに家族の一...続きを読むPosted by ブクログ
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今回も素敵なホームドラマでした。ベンジャミンが逝って、るうがやってきて、青が新しいことを家族や友人たちと共にはじめる。サチの末尾の言葉が気持ちいい余韻となった。次がまたたのしみ。Posted by ブクログ
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ほんとに素敵な家族で大好きです!
次から次へと沢山の謎が起きて、家族皆んなが1つになって謎をとき、そして周りの人達を幸せへと導いてゆく。話の展開も早く登場人物も魅力溢れる人達ばかり
また次の作品が楽しみです!匿名 -
第17弾。冬のハローとグッドバイ。そういうことか。
”ここ掘れワンワン”の意味にも納得。空間認識力のあるかおりさんがうらやましい。自分は空間認識力に乏しく、しかもパニックになる。しかし、方向音痴とは連動しないんだ・・Posted by ブクログ -
自分がいつの間にか堀田家の一員になっているような不思議な感覚で読んでいるんだなと感じます。だから、花陽ちゃんの合格発表もはらはらドキドキしながら読み進めて、合格がわかったときには、涙が出そうになりました。今回も話題に欠かない堀田家でした。Posted by ブクログ
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好き。
平和で安心して読めるお話はとてもいい。
それぞれ、一般人よりは才能に恵まれて生まれた人たちが、普通の感覚で、日々の生活を営む。その少しの余裕が、安心感に繋がる。
まひろちゃんの成長が楽しみ。Posted by ブクログ