篠田節子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中堅保険会社に勤める5人の女性たちの生き様を描いた小説。
500ページを超える分厚い本ではあるが、それぞれの女性を主人公とした短編仕立てになっているので、それほどボリュームは感じさせない。
1997年に直木賞を受賞。
その頃の日本は、会社に勤める女性は「女の子」と呼ばれ、オフィスの机で、男性だけがタバコが吸えた。「女の子」は交代で毎朝早く出勤し、男性陣みんなの机を拭き、前日の灰皿を片付けて洗い、部長にお茶を持っていった。食事に行っても遊びに行っても、男性がお金を払うのは当たり前だった。
そんな時代に、女性が自分の人生を自分のために生きるのことは難しい。
自分のことを棚にあげて心無いことを言 -
Posted by ブクログ
篠田節子『コンタクト・ゾーン 上』文春文庫。
2006年の文庫化作品。上下巻の長編。後半、サバイバル小説かと思うような展開があるが、それも一瞬のこと。2000年代の典型的な日本のOLが異国の地で紛争に巻き込まれ、文化の違いに気付き、帰国の道を模索するという物語。
日本から架空の国テオマバルにバカンスを楽しみに来た国辱レベルの30代後半のOL三人組。政情不安に揺れる国でわがままし放題の真央子、祝子、ありさの三人。ツアーガイドの工藤は三人のわがままに振り回される。やがて、内乱が激化し、ゲリラによる虐殺が始まった……
本体価格648円(古本110円)
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Posted by ブクログ
ネタバレ篠田節子作品 第117回 直木賞受賞作
この作家さんは「肖像彫刻家」に続き2作目
1997年に直木賞をとっているということで、読んでみた。
篠田節子のWikipediaを読むと ホラー・SFと出てくるのだが、
この作品はお年頃のOL 女性5人(メインは康子とリサと紗織)の生き様が興味深い
それぞれのキャラが立っていて、
様々なエピソードに対する行動や考えが話を推し進めていき、
読んでいるものが 共感したり、
(いやいや それ駄目でしょう)なんてツッコミを入れたくなったりする。
私が面白かった章は「シャトレーヌ」
気弱な康子が自分の城を獲得すべく、裁判所の競売で危ない輩と渡り合う。
勉強にも