篠田節子のレビュー一覧
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ひたすら、一正の性格が好きになれず…。楽観的というか、学ばないというか、懲りないというか…何か事件が起きる度に少しイライラしてしまう。海底の古代遺跡をめぐってテロや宗教対立などがあって話の内容は大作に相応しく盛りだくさんでしたが、なにせ主人公が好きになれなかった分、読後疲れてしまいました。Posted by ブクログ
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ある人にとっては重要であっても、そこに住む人たちにとってはさほど重要ではない。生活の中に存在しているだけ。特別なものにしなくても、地元の意向を重視するのがいいのでは。Posted by ブクログ
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難しい。
後半までは同じ内容を繰り返していて
読んでも読んでも進まない感覚が辛かった。
何度も、やめようかと思いながらやっと後半になり、
こんなに難しい題材をいくつも秘めていたのか‥‥‥と。
最後はドキュメンタリー映画を見ているようでした。
難しい問題提起をされたような作品でした。
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宗教的なことも地質も歴史にも疎い身には難しかった。ただ文明とは思えない風習や信仰にも他所の誰にも評価を下すべきではないこと、誠実であることは人種を超えて通じるのだなぁということは、強く思ったPosted by ブクログ
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03月-04。3.0点。
両親の介護に追われ、50代独身の主人公。検診を受けると各数値が悪く、スイミングを開始することに。。。
読みやすい。主人公の心情描写が上手い。親友の主婦がいい味出していた。Posted by ブクログ -
深い闇の部分を垣間見たような感覚になる作品です。日本という国土固有の精神性が色濃く反映された作品で、ホラーともミステリーとも取れ、またある意味ノンフィクションかのような錯覚を想起させる作品でもありました。
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失業者の正彦と矢口は金儲けのために教団「聖泉真法会」を立ち上げる。似非教祖側を描く小説はお初かも…面白いです。
ビジネスとして宗教をやる彼らの教団には悩める女性たちや生きづらい系の若者が集まってたけど、元役人の性なのか一歩引いてて教祖っぽい事を言いつつ内心ツッコんでる正彦とお人好しの矢口には「似非宗...続きを読むPosted by ブクログ -
インドネシアには島がたくさんありますが...表題の島があるかどうかは別として、宗教や歴史がさまざま入り組んだ国であることがわかる。
しかし冒頭の遺跡がどうなっていくのか?これはSFか?と期待が高まった割には終わり方にちょっと失望してしまった。Posted by ブクログ