篠田節子のレビュー一覧
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四国でのお遍路を終えたあと、フェリーから転落死した父親。
父の死の真相はなんだったのか
娘が四国に渡り、父の足跡をたどる
娘の視点。父親の視点。
家族とはいえ、決して分かり合うことはない。
哀しい結末でした。Posted by ブクログ -
太平洋の小島に住む愛くるしい両生類、ウアブ。その生態に人間の手が入る時、悪夢が始まる。小動物を主役にしたバイオミステリー。篠田さん、よくこんなこと考えついたなー。Posted by ブクログ
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本に纏わるアンソロジー。
お馴染みの作家さんは、なるほど作家さんらしいお話だし、はじめての作家さんの話はなかなか新鮮だ。
梨木香歩さんの「本棚にならぶ」がとても衝撃的で印象が強かった。なんだか、私もこんな風になっていく気がしないでもないと。怖いよりもなぜか納得してしまうのだ。Posted by ブクログ -
「長女」として
母親への思い、葛藤、振る舞い、立場
同じ長女として 痛いほど感じるものもあったし、怖くもなった。
「ファーストレディ」なんて、ホラーかな?って思うほどに 母親の言動に狂気を感じた
『あんたのなら自分の体と同じだもの』
……こっわーーーー!Posted by ブクログ -
虹色に光る絹織物を作るため、野蚕の改造・増産が行われた。しかし、その野蚕は死に至る強いアレルギーを引き起こした。さらに凶暴性を持ち、人間を攻撃する。凶暴化した芋虫によるパニックアクション。遺伝子操作とか、放射線被曝とか無しで、こんな凶暴化が起こりうるのか?と言う疑問あり。Posted by ブクログ
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まさに『セカンドチャンス』!!50歳過ぎても人は変われる…平凡な?でも人の良い主人公を応援したくなる。ついでに自分も泳ぎたくなった。この作者のこんな爽やか?な作品は初めてで新鮮だった。Posted by ブクログ
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三つの長女たちの話
親たちの認知、孤独死、糖尿病に悩む長女たち
「ミッション」は世界が違いすぎて理解出来なかったが、他の二つは共感するところが多かった
「周囲からも当てにされ、一人重い現実と格闘する我慢強い長女」わかるわーPosted by ブクログ