篠田節子のレビュー一覧

  • カノン

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    ネタバレ

    新規購入ではなく、積読状態のもの。恐らく1999年4月に購入。
    2019/1/9〜1/13

    積みも積んだり19年ものの積読本。音楽や芸術に打ち込む、というのは残酷なことだなぁ。購入した当時は趣味ではなかった登山関係の描写もあり、積んで良かったのかもしれない。奥穂高は行ったことがあるが、あの稜線で雷に遭うなんて、想像もしたくない。

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    2018年01月22日
  • 神鳥(イビス)

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    篠田節子の作品から1冊選ぶとするとこれ。弥勒とかゴサインタンとか重厚な作品もいいけど、この短い作品に一番引き込まれた。そして怖かった。

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    2009年10月04日
  • 神鳥(イビス)

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    とにかく怖い。
    本を読んで震えるくらい怖いのはいつぶりかわからないくらい。読み終えた後も恐怖は終わらない。解決してない気もするが、たまにはこういう結末もあって良いのかも。

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    2009年10月04日
  • ハルモニア

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    この作品を読んでから、チェロの音が好きになった・・・。
    しかし、超人的な才能は、やはり社会に適合するための何かを犠牲にしないと持ち得ないものなのか。そして、そうやって持つことのできた才能でも、他をコピーすることだけに長けていたり、音を聞き分けることだけに長けていたり、と極端に偏っていたりする。
    私自身、子供の頃には音楽的才能があるとまわりにもてはやされ、ハタチ過ぎればただの人。それなりに自分の得意なこと不得意なこともわかり、才能の限界と挫折をイヤというほど味わった。
    そのせいかこの作品は、「怖かった」「面白かった」というより、「せつなかった」。

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    2009年10月04日
  • 贋作師

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    絵画の贋作をめぐるサスペンスとして、じゅうぶん面白いのですが、それだけでなく登場人物が抱える自分の才能への期待・挑戦・挫折などが心に響きました。

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    2009年10月04日
  • 贋作師

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    あいかわらず。一日で一気に読み終えた。ただ犯人に語らせすぎ。まぁ、その人生が大切で、解き明かし方はどうでもいいのかもしれないけど。後半はいまいち。前半はいつも通り激しかった。のでまぁいいか。

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    2009年10月04日
  • 青の純度

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    ゴースト画家の真相を明かしていくミステリー。著者の作品は好きで、今回も楽しんで読めた。けど、意外性はあまり感じなかった。まとまり過ぎているのだろうか??登場人物の人間性があまり伝わってこないと言うか…?
    海玲のキャラクターはインパクトが強かったけど、なぜあんなに嫌な女を演じるのかよく分からなかった。

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    2026年04月09日
  • セカンドチャンス

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    タイトルとあらすじから「歳を重ねることへのうっすらした不安が和らぐかも」と手に取った一冊。

    主人公の麻里は20年におよぶ介護生活を経験した50代の独身女性。結婚して子どもを持つ自分とは立場が違うけど、共感できるところが結構あった。
    夫の予定がありきの日々、子どもの都合に合わせて自分の予定が決まり、いつも自分が調整弁役になる。利用されてるなんてつもりはなくても、自分ファーストで動けなくなった自分と麻里を少し重ねてしまった。

    だから彼女が自分の都合を押し通した時はスカッとしたな!よくやった!えらい!って背中を叩きたくなったよ。

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    2026年04月06日
  • セカンドチャンス

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    自分と同世代の主人公・麻里がどうにもじれったい。が、親友の言葉に一念発起して水泳を始め、最初はもう無理!と思っていたのが、少しずつ少しずつ泳げる感覚を得て、体が変わり、怖かったクラスのメンバーにほめられ…
    中年になり自分を諦める気持、まだまだ変われると諦めない気持、どちらも分かるだけに、感情移入しながら読めた。

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    2026年04月04日
  • セカンドチャンス

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    友の成長を感じれるような一冊。
    頑張ったねぇ!やったねぇ!って共に喜びたい。

    成長に年齢は関係ない。
    思い立ったその時がその人を変える。
    人生100年時代。
    還暦からはじめようとも40年、趣味や学びを楽しむことができる。
    細く長く。。

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    2026年04月03日
  • 田舎のポルシェ

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    表題作「田舎のポルシェ」のうまくはまらなかった凸と凹のような2人が、車という密室である目的のために旅をして、最後には角がとれて収まる所に収まる流れがよい。今後の中・短篇集でこの2人の今後の話を読んでみたくなった。

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    2026年03月31日
  • ロズウェルなんか知らない

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    タイトルだけで選んだ本。勝手にSFかなと思っていたけど全然違った。廃村間近に追い込まれた宿街が再起をかけてオカルトブームを巻き起こそうとする話。荻原浩さんの『オロロ畑でつかまえて』と設定が似ていたなあってまず思った。アッチはギャグ強めだけどコッチは結構社会派な印象。途中でダレたりもしなかったし凄く読みやすかった。あんまり魅力的なキャラクターが居なかったのが少し残念かな。

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    2026年03月29日
  • 青の純度

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    装丁買い、書名買い。初めての著者作品。推理小説にも取れる。絵画の美術性、人気性をネタにした展開は読ませてくれました。主人公はじめ、女性たちにガラスの天井や男性主社会抑圧からくる生きる皮肉があちこちに散りばめられてる(主人公の心の声が痛々しい)
    私の好きな色、青。しかし海が青く見えるのは多くの光色を吸収、反射してるから青に見えるということに重ねたのだろうか。
    最後まで純度は上がらかった。なぜ美術性がなくて大衆人気が出たのかの一点が私には未解決

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    2026年03月26日
  • 青の純度

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    バリキャリ編集者の有沢真由子がバブル時代に一世を風靡した海を描いた絵画の謎を追うお話

    海、アロハシャツ、ダイビング、マーメイド、日系移民、老人…ハワイの雄大な景色が脳裏に浮かんでくる(行ったことないけど)

    自分で何かを選ぶとき
    価値の有る無しよりももっと大事なことがあるんじゃないだろうか
    それは好きか好きじゃないかなんじゃないか

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    2026年02月12日
  • 青の純度

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    ラッセンをモデルにしたと思われる架空のヴァレーズという画家にまつわる物語。
    ヴァレーズ本人に会いにハワイまで飛んだがヴァレーズには会えず、きな臭い話が次々と出てくる。美術を題材にしたミステリーでおもしろかった。

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    2026年02月11日
  • 青の純度

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    かつて自分が、いわゆるデート商法に引っかかりそうになったことを思い出しました…。←
    バブルがはじけたあの頃、アート作品が法外な値段で売られ、社会問題になった記憶があります。
    本書はラッセンファンには怒られそうな内容ですが…。とにかくミレの強烈なキャラはスピンオフを出してほしいくらいでした。

    ―――
    ※デート商法未遂事件に興味のある奇特な方は〈再読記録〉へどうぞ →→→



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    2026年02月08日
  • 青の純度

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    ブルーファンタジアを描く画家ヴァレーズを追って画集の企画編集に携わる有沢真由子はハワイへ自費で赴き真実を突き止める。真実を隠したい人たちとの命懸けのやり取りにハラハラする場面も。芸術を、一つの絵を見て、素直な気持ちで感動を得られたらと願わずにはいられません。

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    2026年02月03日
  • ドゥルガーの島

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    新年の初読書。
    篠田さんの得意なフィールドで、一気に読めたが、物語性の不足が残念だった。知識の披見に終始したというか……読んだ!という満足感は薄い。

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    2026年01月14日
  • セカンドチャンス

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    年々、人付き合いに疲れを感じるようになっている私には主人公の人間関係が広がっていく様に羨ましいような…でも実際には疲れてしまうよな…の
    気持ちで読みました。

    新しい事を始めるのはその趣味の内容、場所、人、全てが初めましてだから、歳を重ねてからチャレンジするのは少し勇気が必要かなと思う。
    でも10年後20年後そんな人間でいたい。

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    2026年01月10日
  • 冬の光

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    ネタバレ

    お遍路を終えた父親が水死体で見つかったという衝撃的な出来事から物語が始まる。

    人と人の感情のすれ違いが多く残念な関係ばかり。

    碧が父が通った道のりを想いを馳せながら周り、父の人柄が垣間見えたりして、最終的には少し暖かい気持ちになりかけたが、やっぱり父親はダメ男すぎだ。

    健気にサポートする奥さんとは別に、(都度間が開いてるとはいえ)20年もの間ずっと好きな人がいて、都合良く不倫して、しまいにはお遍路で行きずりの女性と致してしまうなんて、、、最低野郎!

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    2025年12月09日