篠田節子のレビュー一覧
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認知症の母の介護をしつつ、作家活動にも勤しんでいた著者に、あるとき、乳がんが見つかる。
満身創痍、四面楚歌、絶体絶命。
だが作家は落ち込んだり、悲観したりはしない。きわめて冷静に、腹を据えて客観的に判断し、しかし時には羽目を外し、いくぶんかのユーモアを道連れに、事態を乗り切っていく。
介護部分よりは...続きを読むPosted by ブクログ -
8月-13。3.0点。
埼玉県のある市で、日本脳炎に似た症状が。
爆発的に増え、診療所や役所では問題に。
感染、死亡が増えるが、対策は分からず。
危機感がじわじわ伝わるが、スピード感はあまり無いかな。
ラスト近くの100頁は、展開早し。Posted by ブクログ -
8月-10。3.0点。
翻訳者の男と、銀行エリートの女。インタビューで意気投合し、一気に結婚へ。妻は「片付けられない」女。また、意に沿わないと夜叉の顔になり、当たり散らす。
妊娠するが、子育てはいかに。。
一気読み。コメディタッチかと思いきや、意外と重厚なストーリー。ラストは良かった。Posted by ブクログ -
8月-6。3.0点。
震災後、四国遍路をして、帰宅途中で自ら命を絶った父親。
長年の浮気の果て、家族からは放置される存在に。
本人の視点と、父親の足跡をたどる次女の視点で進む。
うーん、父親の行動にイマイチ共感できない。Posted by ブクログ -
7月-14。3.0点。
新潟県出身の画家。無名で亡くなったが、ある雑誌の編集者の手で紹介され、一躍有名に。価格も高騰。
しかし、作家の妻が一部の絵は、夫の絵ではないとクレームを。
7月-14。3.0点。
新潟県出身の画家。無名で亡くなったが、ある雑誌の編集者の手で紹介され、一躍有名に。価格も高騰。...続きを読むPosted by ブクログ -
7月-13。3.0点。
障害者施設でチェロを教える主人公。
ある自閉症の少女に教えると、驚くほどの才能が。
ある黒人チェロ奏者のコピーを完璧に。
少し現実離れしすぎ。筆力あるので読ませるが。Posted by ブクログ