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さえないライター稼業の真一が射止めたのは、容姿端麗、頭脳明晰、3歳年上のスーパーエリート梨香子。出会って4ヶ月で結婚はしたけれど、それこそ百年の恋もさめるような悲惨な日々がはじまる。仕事はできるけど、家事はいっさいダメな妻。妙に几帳面で生活巧者の夫。かみあわないふたりの毎日は、梨香子の妊娠で、そのキテレツぶりに拍車がかかる。逆転カップルの結婚生活を描く傑作コメディ。
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Posted by ブクログ
面白かった〜。 特に、真一が本来は母親がやるべきことと 思いつつ、きちんと育児をこなしてるところ。 女だからって、初めから 育児ができるわけじゃない。 本読んだり、人の話聞いたり 色んなヒト、モノやコトに助けてもらいながら、 試行錯誤して育児してる。 それで、少しずつ親になっていく。 産めるか...続きを読む産めないかの違いはあるけど、 育てられるかどうかに男女の違いはないよね。 男が働き女が家を守るだなんて、 ほんとに誰が決めたのか、 古臭い価値観だとあらためて思う。 得意な方が引き受ければ良いし、 得意というほどでなければ、 半々でいいんじゃないかって思う。 「百年の恋」と来たら、 「冷める」と続く恋愛小説かなと思ったけど、 「脈々と続いてきた家事育児は女の仕事」的な 百年の価値観が冷める時が、来た?来る? という小説だと思った。 単行本が2000年に出てて、 今は2022年。20年か…。 ほんとに変わらないな。 いやいや、これからか?
バリバリのキャリアウーマンと結婚することになった3低(低収入・低身長・ブス)男子。そんなことあるかなぁというツッコミ処はあるが、本当にあったら面白いなと思える。育メン日記はリアル男子のリアル日記を参考にしたとあってリアル。
百年の恋が冷めたライター岸田真一の結婚物語である。3才年上の容姿端麗なスーパーエリート梨香子に恋して結婚したものの… 途中からはさまれる「子育て日記」が面白い、と思ったら、ある作家仲間の育児日記そのものらしい。 彼、青山智樹さんの作品も読んでみたい。
小柄でちょっとぷっくりとしている独身の真一は、女性たちから関心を注がれる男性とは程遠い存在だった。 そんな真一に、美人でスタイリッシュな高嶺の花ともいえる独身エリート行員の理香子への取材の機会を与えられる。 真一は、理香子のあまりにも神々しい存在感に萎縮しながら、何とか無事に取材を終える。 その後、...続きを読むひょんなことから梨香子とお付き合いの機会に巡り合うことになり、真一の操縦で梨香子をセスナに搭乗させ、なんと大空へと飛び発ってしまう。 冴えない真一が何故にセスナを操縦し、エリート梨香子を搭乗させて空に飛び発つことができたのか⋯ そんな誰が見ても不釣り合いな二人が、信じられないことに結婚をすることになる。 結婚後、真一は梨香子の思いもかけない一面を知り、結婚前に思い描いていた姿とのあまりの違いに愕然とする。 がしかし、気が弱く総てに自信を持てない真一は、情けないことに一言も梨香子に対して意見を述べることはできない。 真一からすると、梨香子の世界観は余りにも浮世離れしいて、ついには真剣に離婚を考える程に追い詰められる。 一方、梨香子も仕事でのプレッシャーもあり、新婚家庭を顧みることはなかった。 そんな二人のドタバタ結婚生活を通して、現代社会の結婚・出産・育児・少子高齢化時代などに潜む問題が炙り出される物語となっている。
20年以上前に出た本。 当時読んだら100%夫を応援するが、子育てをしている今、どちらにも共感できる。 配偶者は他人であるという前提と、何事もお互い当事者意識を持つということが、幸せな家庭を築くことにつながると思う。 20年以上前にこれを書いた作者の思い。
キャリアウーマンでも家事が全くできない妻&イクメン男性のほっこりする話。女子力についても考えさせられる。
一気に読むよう持っていかれる。やっぱり筆力がすごい。 主に男性視点から書いているけど、これって性別を逆にしても成り立つ、というか、むしろそうやって炙りだしている面があって、やっぱ上手だな、と思う。 著者の主張や、自身の体験からの感傷などが廃されているのが、やっぱりいい。男じゃ書けないと思う。
たんたんと話が進んでいって、 たんたんと読んでいったけど、 特に大きな盛り上がりがあるわけではなく、 そのまま終わった。 とは言え、人生そんなもんだと思った。 都会の情景やそこに生きる人々が独特な表現で、 姉エリの心のうちがテレビの雑音、ブラウン管の中の世界で 表わされていて、よく...続きを読む分からないけど、なんだか分かった。 都会という波に飲みこまれながら 個々がそれぞれに考え、悩みを持って 毎日陽は登る。 そんな毎日が第三者の目線を用いて きちんと描かれていた。 初めて村上春樹の作品を読んだけど、 なかなか不思議な世界だった。 読み終わった後、なんとなくタイトルが染みた。
結婚って違うひとりとひとりが ひとつになって ひとつになれなくて でも一緒にいて その中で見えてくるものがあるんだと思う。 それが結婚だと思う。
冴えない男性と、スーパーエリート女性の結婚生活のどたばたなお話し。 両方にイライラさせられながらも、ラストイイ感じでとっても読みやすかったです。
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