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Posted by ブクログ
面白かった〜。
特に、真一が本来は母親がやるべきことと
思いつつ、きちんと育児をこなしてるところ。
女だからって、初めから
育児ができるわけじゃない。
本読んだり、人の話聞いたり
色んなヒト、モノやコトに助けてもらいながら、
試行錯誤して育児してる。
それで、少しずつ親になっていく。
産めるか産めないかの違いはあるけど、
育てられるかどうかに男女の違いはないよね。
男が働き女が家を守るだなんて、
ほんとに誰が決めたのか、
古臭い価値観だとあらためて思う。
得意な方が引き受ければ良いし、
得意というほどでなければ、
半々でいいんじゃないかって思う。
「百年の恋」と来たら、
「冷める」と続く恋愛小説かなと思ったけど、
「脈々と続いてきた家事育児は女の仕事」的な
百年の価値観が冷める時が、来た?来る?
という小説だと思った。
単行本が2000年に出てて、
今は2022年。20年か…。
ほんとに変わらないな。
いやいや、これからか?
Posted by ブクログ
小柄でちょっとぷっくりとしている独身の真一は、女性たちから関心を注がれる男性とは程遠い存在だった。
そんな真一に、美人でスタイリッシュな高嶺の花ともいえる独身エリート行員の理香子への取材の機会を与えられる。
真一は、理香子のあまりにも神々しい存在感に萎縮しながら、何とか無事に取材を終える。
その後、ひょんなことから梨香子とお付き合いの機会に巡り合うことになり、真一の操縦で梨香子をセスナに搭乗させ、なんと大空へと飛び発ってしまう。
冴えない真一が何故にセスナを操縦し、エリート梨香子を搭乗させて空に飛び発つことができたのか⋯
そんな誰が見ても不釣り合いな二人が、信じられないことに結婚をすることになる。
結婚後、真一は梨香子の思いもかけない一面を知り、結婚前に思い描いていた姿とのあまりの違いに愕然とする。
がしかし、気が弱く総てに自信を持てない真一は、情けないことに一言も梨香子に対して意見を述べることはできない。
真一からすると、梨香子の世界観は余りにも浮世離れしいて、ついには真剣に離婚を考える程に追い詰められる。
一方、梨香子も仕事でのプレッシャーもあり、新婚家庭を顧みることはなかった。
そんな二人のドタバタ結婚生活を通して、現代社会の結婚・出産・育児・少子高齢化時代などに潜む問題が炙り出される物語となっている。
Posted by ブクログ
たんたんと話が進んでいって、
たんたんと読んでいったけど、
特に大きな盛り上がりがあるわけではなく、
そのまま終わった。
とは言え、人生そんなもんだと思った。
都会の情景やそこに生きる人々が独特な表現で、
姉エリの心のうちがテレビの雑音、ブラウン管の中の世界で
表わされていて、よく分からないけど、なんだか分かった。
都会という波に飲みこまれながら
個々がそれぞれに考え、悩みを持って
毎日陽は登る。
そんな毎日が第三者の目線を用いて
きちんと描かれていた。
初めて村上春樹の作品を読んだけど、
なかなか不思議な世界だった。
読み終わった後、なんとなくタイトルが染みた。
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