ドゥルガーの島

ドゥルガーの島

2,420円 (税込)

12pt

大手ゼネコン勤務の加茂川一正は、インドネシアの小島で海底に聳え立つ仏塔を発見する。一正はこの遺跡の保護を自らの使命とし本格的な調査に乗り出すが、次々と障壁が立ち塞がる。住民の反発、開発を優先する地主、他宗教からの弾圧……人間の欲望が女神の怒りに触れたとき、島に激震が走る。圧巻の長編エンタテインメント!

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ドゥルガーの島 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    大手ゼネコンに勤務していた49歳の加茂川一正は、インドネシア出張の折にネピ島という小さな島の海底に聳え立つ仏塔らしきものを発見する。
    一正は遺跡の保護活動を自らの使命とし、日本の考古学者、民俗学者を巻き込んでの遺跡調査に乗り出す。
    ネピ島の殆どを占めるムスリム、開発を最優先する地元の大地主、そして独...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    難しい。

    後半までは同じ内容を繰り返していて
    読んでも読んでも進まない感覚が辛かった。
    何度も、やめようかと思いながらやっと後半になり、
    こんなに難しい題材をいくつも秘めていたのか‥‥‥と。
    最後はドキュメンタリー映画を見ているようでした。

    難しい問題提起をされたような作品でした。

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    宗教的なことも地質も歴史にも疎い身には難しかった。ただ文明とは思えない風習や信仰にも他所の誰にも評価を下すべきではないこと、誠実であることは人種を超えて通じるのだなぁということは、強く思った

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    Posted by ブクログ 2024年01月20日

    けっこう努力して辛抱して読破しました。が、あまり報われた気がしない。

    題材的にも心惹かれるものがあったのですが、冗長?すぎて。
    あぁ、こうやって闇に消えていく本物の遺跡もあれば、
    地元住民のメシの種にするため、デッチ上げに近いような遺跡もある。
    その遺跡の発掘、保護にそれぞれの思惑で関わる3人の日...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    すんなり読み進めることはできるけど、ちょっとくどい文章と必然性の薄いストーリーの運びだなと感じる。シンプルにパニック小説と考えればいいのか。

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    Posted by ブクログ 2023年12月14日

    インドネシアには島がたくさんありますが...表題の島があるかどうかは別として、宗教や歴史がさまざま入り組んだ国であることがわかる。
    しかし冒頭の遺跡がどうなっていくのか?これはSFか?と期待が高まった割には終わり方にちょっと失望してしまった。

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    篠田節子さんの新刊。
    インドネシアの小さな島を舞台に古代海底遺跡の発見。火山とともに生きる先住民達。民族、宗教、信仰が複雑に絡み合う。
    篠田節子さんのインドクリスタルのようなワクワク感を期待して読み進める。
    設定も凝っていて、専門的な取材もたくさんされたんだろうなと想像できるものの、逆に古代文明にあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月23日

    篠田さんの書く宗教絡みの作品にはハズレがない。そんな思い込みから購入した本書だが、残念ながら大ハズレだった。そもそも神様は出てきても宗教とは関係なかった(-_-;)。
    主人公は元ゼネコンの脳筋男で、典型的なマチズモだ。こいつがインドネシアの小島で不可解な遺跡を発見したことから巻き起こる騒動を描く。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月08日

    ダイビングのために訪れたインドネシアにある小島で、海中に聳え立つ仏塔を発見する。
    これは遺跡なのか?

    加茂川一正は、大手ゼネコン会社を早期退職し、非常勤講師となった今、一回り若い静岡海洋大学の准教授・藤井とリベラルアーツ系海洋学群海洋文明研究科特任教授・人見淳子と共に本格的な調査に向かう。

    宗教...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月07日

    何度も頽れそうになりながら読み終えました。
    面白いけど長かった…

    篠田さんらしく、一筋縄ではいかない物語運びで、ハッピーエンドとはならないまでもさきに進んでいく道筋を示しての終わり方に納得しました。

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