ドゥルガーの島

ドゥルガーの島

2,420円 (税込)

12pt

大手ゼネコン勤務の加茂川一正は、インドネシアの小島で海底に聳え立つ仏塔を発見する。一正はこの遺跡の保護を自らの使命とし本格的な調査に乗り出すが、次々と障壁が立ち塞がる。住民の反発、開発を優先する地主、他宗教からの弾圧……人間の欲望が女神の怒りに触れたとき、島に激震が走る。圧巻の長編エンタテインメント!

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ドゥルガーの島 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よく調べて練リ上げられたエンタメ小説。アドベンチャー部分よりも、その背景にある考古学、民俗学、文化人類学、信仰、経済開発、文化や伝統の保存、環境、教育、自然災害やその対応策、政治、治安などが読んでいて興味深かった。ダイバーとしては突っ込みどころもあったが…。善と悪、正と誤ではなく、色々なものが複雑に

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    大手ゼネコンに勤務していた49歳の加茂川一正は、インドネシア出張の折にネピ島という小さな島の海底に聳え立つ仏塔らしきものを発見する。
    一正は遺跡の保護活動を自らの使命とし、日本の考古学者、民俗学者を巻き込んでの遺跡調査に乗り出す。
    ネピ島の殆どを占めるムスリム、開発を最優先する地元の大地主、そして独

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    篠田さんのお得意の宗教がらみのファンタジー。
    今回はインドネシアの架空の島が舞台。
    遺跡の謎を追いながら世界で起きている宗教問題を絡めている

    自分ではミソジニーであることに全く気付いていない中年男性と、独身の文化人類学者の女性が良い塩梅で対比されている。

    ちょっと長かったが、書きたいことを全部書

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    加茂川一正は、長年ゼネコンに勤め、インドネシアで現場の折衝にあたってきた。ある種、楽天的で行き当たりばったり、しかし、その性格は意外に「現場」には向いていた。ただ、インドネシア駐在後は本社には戻れず、出世の目がないことはわかりきっていた。彼はえいやっと早期退職して私立大の非常勤講師に転身した。結婚し

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    ひたすら、一正の性格が好きになれず…。楽観的というか、学ばないというか、懲りないというか…何か事件が起きる度に少しイライラしてしまう。海底の古代遺跡をめぐってテロや宗教対立などがあって話の内容は大作に相応しく盛りだくさんでしたが、なにせ主人公が好きになれなかった分、読後疲れてしまいました。

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    ある人にとっては重要であっても、そこに住む人たちにとってはさほど重要ではない。生活の中に存在しているだけ。特別なものにしなくても、地元の意向を重視するのがいいのでは。

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    難しい。

    後半までは同じ内容を繰り返していて
    読んでも読んでも進まない感覚が辛かった。
    何度も、やめようかと思いながらやっと後半になり、
    こんなに難しい題材をいくつも秘めていたのか‥‥‥と。
    最後はドキュメンタリー映画を見ているようでした。

    難しい問題提起をされたような作品でした。

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    宗教的なことも地質も歴史にも疎い身には難しかった。ただ文明とは思えない風習や信仰にも他所の誰にも評価を下すべきではないこと、誠実であることは人種を超えて通じるのだなぁということは、強く思った

    0
    2024年03月12日

    Posted by ブクログ

    けっこう努力して辛抱して読破しました。が、あまり報われた気がしない。

    題材的にも心惹かれるものがあったのですが、冗長?すぎて。
    あぁ、こうやって闇に消えていく本物の遺跡もあれば、
    地元住民のメシの種にするため、デッチ上げに近いような遺跡もある。
    その遺跡の発掘、保護にそれぞれの思惑で関わる3人の日

    0
    2024年01月20日

    Posted by ブクログ

    すんなり読み進めることはできるけど、ちょっとくどい文章と必然性の薄いストーリーの運びだなと感じる。シンプルにパニック小説と考えればいいのか。

    0
    2024年01月07日

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