塩野七生のレビュー一覧

  • 日本人へ リーダー篇

    購入済み

    為になる。

    いろんな場面で、著者の塩野七生先生のことは聞いていましたが、今回初めて読ませていただきました。予想以上に興味深く読めました。

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    2015年07月30日
  • イタリア遺聞

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    本を書くのに集めた中で本編に使われなかったネタが多く載っている。

    1番面白かったのは、没落寸前のヴェネツィアと生まれたばかりのアメリカ合衆国間の手紙。
    なんと条約を結ぼうとしたのだ。驚いた。
    実現してたら面白かったのに。

    他にも後宮の話、ヴェネツィアのゴンドラはなぜ黒い?といったこぼれ話がたくさんある。
    ちょっととっつきやすい本。(個人的には)

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    2015年05月23日
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―

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    中世ヨーロッパで「神の代理人」としてキリスト教世界に君臨したローマ法王をめぐる、政治的陰謀の数々を描いた本。おおむね史実通りに記述されている。バチカンの法王や枢機卿は政争に明け暮れており、地方の王侯貴族の方がよっぽど信心深いのが何とも…。在バチカンのヴェネツィア大使が「イタリア人は法王を人間だと思っているから平気で失脚させるけど、フランス人は法王のことを神の代理人とみなす深層心理が働き、とことん失脚させるところまで行動できない」と喝破した文章を残しているのが印象的。本書はいくつか前提知識がないと読みにくいところがあり、同じ著者の「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」と「海の都の物語」を

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    2015年03月08日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV

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    いよいよカエサルのガリア戦記。塩野さんの筆も踊る。軍団の行程が年毎に地図で示され、部族名を記載されていて分かりやすい。借金の額、個人資金での軍団形成、暴力に訴えることになる中での法律重視、ローマ人の行動は本当に面白い。
    これだけの資料が揃っていることが驚き。パピルスの手紙がこれだけ現存するとは思えないので、後世に何度も筆写されているのだろうか。

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    2015年03月06日
  • 勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

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    市民階級の拡大を途半ばに殺害されたグラックス兄弟。元老院の復権による共和制維持を目指すスッラと大衆の支持を基盤に政治を動かそうとする後継者達。民主制は独裁制に移行するということをきちんと押さえている塩野七海さんはさすが。マリウスとスッラによる報復の凄まじさには驚く。

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    2015年02月20日
  • ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I

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    第1巻では、紀元前753年と言われているロムルス(ローマの語源)によるローマの建国から紀元前270年のルビコン川以南のイタリア半島統一までの約500年の期間を扱っています。著者をして「後にローマが大をなす要因のほとんどは、この五百年の間に芽生えはぐくまれたのである」と言わしめているように、後にローマ帝国として君臨する国家の基礎がつくられたのが、この500年に相当すると言えます。体力においても、知力においても決して優れていたとは言えない民族が、どのように国を作り出し発展させていったのか?また衰退していった原因などは、およそ2000年後に生きる僕たちにも大きな示唆を与えてくれました。

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    2014年12月03日
  • 危機と克服──ローマ人の物語[電子版]VIII

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    有名どころの皇帝の巻が終わった途端読むペースが落ちたが、読みはじめれば読んだでやはり面白い。
    ドミティアヌス帝の孤独に共感。治世後半のティベリウスも同じだが、皇帝としてやっていることはきちんとやっていてもっと評価されるべきなのに非業の最期を遂げる。。。唯一心を許せたのはユリアだったのか…。

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    2015年01月12日
  • わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡―塩野七生ルネサンス著作集7―

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    「君主論」の作者で、マキャベリズム、マキャベリストなどの言葉の元になったニッコロ・マキアヴェッリの半生を、豊富な資料を元に描いた歴史読み物的作品。マキャベリスト(権謀術数主義者:目的達成のためには手段を選ばない人)の筆頭かと思えば、冷徹な思想家は彼の一面に過ぎず、実際には誠実な実務家であり、ユーモアをそなえた戯曲家であり、愛国心厚い歴史家でもあった。人間味あふれるマキアヴェッリの素顔に迫った読み応え十分の一冊。

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    2014年10月03日
  • ローマ世界の終焉──ローマ人の物語[電子版]XV

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    去年の秋から読み始め、やっと終わった。
    ローマ人はこんなだったんだ!と再認識。
    学校で教わった世界史では想像もできなかった。

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    2014年09月18日
  • ローマ亡き後の地中海世界(上)

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    この本で初めて奴隷救出のために何百年間も活動を続けた修道会や騎士団が存在したこと、その活動で何十万人も救出されたことを知りました。地中海での海賊被害を強く実感して、中世の地中海世界への認識が変わりました。

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    2014年09月05日
  • 日本人へ 国家と歴史篇

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    塩野七生さんが書いた自由気ままなエッセイ。一度も日本から出たこともない自分からすれば海外からみた日本はこんな感じなのだろうと思ってしまう。はっきりとした文体は、カッコいいし心に響く。
    このエッセイが書かれたのは2006年10月~2010年4月といった自民党政権崩壊から民主党政権に移った時期らへんでやはりちょっと一昔前の話題の感じがしてしまう。ただ今だから言える民主党与党の連立政権のドタバタ劇を過去の歴史と照らし合わせ予言していたところなどはさすがと思ってしまった。

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    2014年07月24日
  • 勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

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    この巻のもっとも印象的な人は、ルキウス・コルネリウス・スッラ。他人に何を言われようが気にせず、物事をやり遂げるところがすがすがしい。ただし、反対派を殺戮、財産の没収・競売に至る容赦のなさもある。「スッラの言動は、常に「ドス」が効いている」とあるがさもあらん。普通の人は他の人からよく思われたい。敵に容赦しないという態度を貫くことは並大抵ではできはしない。「私財を貯めこむことに、生涯無関心であった」ともあり。今の政治家と正反対!お金の使い方を現代人は学ぶべきでは。
     また、高貴な生まれと裕福な環境人恵まれ、銀の匙をくわえて生まれてきたというグラックスの2人の兄弟。高貴でも裕福でもない人たちの権利を

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    2014年08月31日
  • マキアヴェッリ語録

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    マキャベリという人には驚かされる。
    人の本質を突っついているからだ。それも人の本質は昔も今もそこまで変わらないことも教えてくれる。

    この本はマキャベリが著書で残した言葉を抽出している。
    歴史からたくさんのことを学べる。それはマキャベリが生きていたころと変わらない。
    現代に生きる私たちにそう語りかけているのかもしれない。

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    2014年07月03日
  • マキアヴェッリ語録

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    いわずとしれた『君主論』からだけでなく、マキアヴェッリの諸著作から、著者の主観で選び出された言葉の数々。

    なるほどー。どんなに科学技術が進歩しても、所詮人間。歴史は繰り返すってのを最近よくわかるようになってきました。

    もう少し歴史を理解し、自分のこれまでの経験を振り返る。そして、今後経験するであろう未来に備える。次の40代はどんなだろう。

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    2014年06月16日
  • サイレント・マイノリティ

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    ネタバレ

    先だっての大阪市長選挙結果を観て、「大阪ももうアカンな」と思ってたところにこの本である。

    「一人の馬鹿は、一人の馬鹿である。二人の馬鹿は、二人の馬鹿である。一万人の馬鹿は、"歴史的な力"である」

    なるほど8割がたの積極的であれ消極的であれ候補に票を入れなかったその意見より、バカが集まって歴史的な力なったということか。民主主義の盲点突かれたか。

    歴史から学ぼうとせず「歴史は我々が作る」と行っている連中の行った政治がどういうものなのか…連中の「維新」という言葉の使い方が軽薄であることを見れば、いかに歴史を軽く見てるかが分かるのだけど…それでも、大阪市民はヤツを選んだ。

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    2014年04月01日
  • 日本人へ リーダー篇

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    おそらく塩野七生さんが文藝春秋にて執筆されたコラム投稿の集まりだと思われる本。時期は2006年前後。日本では小泉政権の郵政民営化討論時、またアメリカのブッシュがイラク戦争を仕掛けた時期である。今から読むとちょっとした近代史であるが今読むと七瀬さんの見解が何ともしっくりくる。時間がたっても納得できる見解を持てることは素晴らしいなと感じた。コラム投稿だけに5000時程度で簡潔に分かりやすい主張が述べてあるのも良い。

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    2014年07月24日
  • ローマ世界の終焉──ローマ人の物語[電子版]XV

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    ローマの最後
    学生時代にピレンヌテーゼの講義を聞いていただのローマの最後はどうなのかずっと興味がありました
    長い15冊でした
    「また『ローマ人』読んでる」と言っていた子供たちも大きくなってしまいました。

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    2014年02月08日
  • マキアヴェッリ語録

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    【君主篇】
    34:側近に誰を選ぶかは、君主にとって軽々しく考えてよいことではまったくない。君主が思慮深いかそうでないかによって、優れた人材が登用されることになったり、無能な側近に囲まれることになったりするからである。したがって、側近にどのような人を選ぶかは、君主としての能力を測る格好な材料になる。

    【人間篇】
    51:誰だって、誤りを犯したいと望んで、誤りを犯すわけではない。ただ、晴天の日に、翌日は雨が降るとは考えないだけである。

    57: 天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。

    19の時に、大好きな陸将が教えてくれた本。食事をしながらいろんな話をしてくれてた時が

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    2014年02月27日
  • 日本人へ 危機からの脱出篇

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    塩野さんの3冊目。 今も文芸春秋で連載中。 この人の言うことは海外から見た日本なので、非常に客観的で日本の中の日本人ではわからない事をばんばん言っていることが非常に良い。自分にも当てはまることも多々有り、非常に考えさせられる。 母国語とはではやはり考えは日本人は日本語でしか考えがまとまらない、英語で会社の中はあり得ないなど結構痛快で有る。
    震災後の日本についての対応が非常に歯がゆいだろうな。
    権力の考え方も確かにおっしゃるとおり。 それを言うと今の安倍さんは権力者だけどリーダーなんか??今回の法案もなぜ今?と言うことでちょっと悪っぽいが。読んでみると非常に良いです。お勧め。

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    2013年12月08日
  • ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I

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    ネタバレ

    【後編3 歴史的同時性の時代】
     同時性における復帰摂理延長時代の「ローマ帝国迫害時代」。メシヤ降臨準備時代部分にも関わる。キリスト教史をローマ帝国抜きで語ることは出来ない。はじめはキリスト教徒に対する迫害者として、のちは保護者として。コルプスクリスティアヌムという言葉は覚えておくべき。ヨーロッパ共同体の根っこにある3つの精神のことである。ギリシャの哲学、ユダヤの宗教、ローマの法。この三つの現実的精神的要素が共同体の中に根付き、世界史の中心ヨーロッパが築き上げられていく。
     ローマ帝国の歴史を学ぶにはいろいろとあるが、ここでは現代的に著名な「ローマ人の物語」を取り上げたい。塩野七生の著である。

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    2013年12月24日