塩野七生のレビュー一覧

  • ルネサンスの女たち―塩野七生ルネサンス著作集2―

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    『ローマ人の物語』で古代ローマを描き切った塩野七生さんのデビュー作、
    後書に1969年とありますからもう40年以上も昔の一冊ですが、決して古臭さはありません。

    "デビュー作にはすべてがつまっている"とはよく言ったもので、
    史料に溺れることなく、人の営みとそこから出てくる"歴史"を魅力的に描き出しています。

    - 女を書くことは、結果として歴史の真実に迫ることになる。

     イザベッラ・デステ:夢もなく、怖れもなく
     ルクレツィア・ボルジア:皇帝か、無か
     カテリーナ・スフォルツァ:イタリアの女傑
     カテリーナ・コルネール:まずはヴェネツィア人、その次にキリスト信者

    本作は15世紀から16世紀にかけてのルネサンスを生きた、4人の女性を題材としています。
    彼女たちを描くことで、周辺で歴史の"主役"となった男たちも、自然と描き出されています。

    面白いのは、垣間見える性格も成したことも全く違うにも関わらず、どこか共通点を感じる点でしょうか。
    この辺りは『ハーバード白熱日本史教室』でも見出せて、非常に興味深い視点です。

    - 女は男の被害者とはかぎっていない、と思っている

    男性だから、女性だから、との区別(言い訳)に依存することなく、
    あくまで一個の人としての在り様をみつめている、そこは塩野さんらしいといえばらしい。

    人は愚かでもあり強かでもあり、そして運命の前には無力でもある。
    それでも営みは続いていて、それがまた愛おしくてしょうがない、なんて。

    ご本人は冒頭で「若書き」なんて諧謔を込めていますが、
    こうも仰っています、"若さゆえの未熟にも、良いところはある"と。

    ん、ローマ人を再読したくなりました、特に10巻を。

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    2024年06月28日
  • 日本人へ 国家と歴史篇

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    前作である同タイトル「リーダー編」と同様、なるほどと思えるところはたくさんあったけど同じく要約できないので、特に気になったポイントを羅列。これほど横着した書評もないもんだ。

    「(靖国神社参拝や戦争に関する展示をそれぞれの視点から見ていくことで)これをつづけていると、人間への見方が暖かくなる。ムキになるのも人間の特色の一つなのだと考えるようになる。そして、言うまでもないことだが、双方でちがう言い分を聴いて比較する作業に慣れてくると、それらの合い間に自然に浮かび上がってくる真相も見えてくるようになるから面白い」
    「史料は整理しないんです。仕事のほうを整理しちゃったので」
    「選挙で選ばれたわけでもないのに国の方向すら決めて疑わない官僚は主権在民のはずの民主主義の主旨に反すると、私は常々思っている」
    「『女性の品格』は、つまらない男にとってのみ好都合なツマラナイ女、の多量生産に最適だと思った。だけどなぜこの日本では、つまらない女ではやっていけるはずのない高級官僚を経験した人が、つまらない女の多量育成にこうも熱心になるのだろう。…女が女のことばかり考えているかぎりは女の独立は絶対に達成できない」
    「期待感で投票する有権者たちも間違っているわけではない。なぜなら政治とは、感性に訴えて獲得した票数、つまり権力を、理性に基づいて行使していくものだからである。…「夢」や「ゆとり」や「美しい」とかは、個人の性格や好みによるから同一でない。このように客観的な基準を決めることが不可能な事柄は宗教家や詩人の分野のことであって、政治家や官僚が口をはさむことではない」
    「大胆で官能的であると同時に絶対に下品であってはならないのが、エレガンスの必要不可欠な条件である」
    「「賞味期限」とは、科学的ないし客観的な基準に基づいているのであろうか。早目に売りさばきたい思いで適当にサバをよんで設定した賞味期限に、製造主が裏切られたのが騒動の因、というのがわが妹の言なのだが」
    「高い地位と強大な権力を持ち、国家に少なからず寄与した人を引きずり降ろして喜ぶ趣味は私にない。有能で仕事もできる人は「清」だけでなく「濁」も合わせもつものなのだ」
    「プラダやドルチェ&ガッバーナの品は、ジョルジョ・アルマーニやタニーノ・クリッシの名札がついた品よりは断じて安く、流行に敏感だから若者向きで、造りも雑だから壊れやすい。つまり、今向きなのだ。反対に最高級ブランドの品は良く出来ているから、長持ちしてしまうという欠点がある。要するに嗜好の問題だから、中国で作ろうと中国人の不法入国者が作っていようと、二義的な問題でしかない。ただし、事情を知っていて買うのと知らないで買うのとでは、ちがいはやはりあるのではないかと思う」
    「日本の文化交流は、主として官僚と学者が担当している。両方とも能力はある人たちのだが、両者に共通することがもう一つある。それは、いずれも自分自身では創造したことがないという点だ。自ら創造していれば、観てほしい、読んで下さい、という想いを絶対に持つ」
    「漢字が美しいのは、絵画や彫刻と同じく、見る人の想像力を刺激するからである。その証拠に、漢字には書道があるのに、アルファベットにはない。…何でも平仮名にしてしまう風潮は、好きではないだけでなく悪弊とさえ思っている」
    「多く集まれば集まるほど、正しく、かつ問題の解決によりつながる対策が立てられると信じているとしたら、人間性に無知というしかない」
    「(オリンピックのポイント至上主義に対して)馬術でも同様だ。バアが一本ぐらい落ちたって、馬は障害を越えている。体操競技も同じ。ごくつまらない失敗を数えあげるやり方は、体技が本来もっているおおらかさを失わせる。…偏差値教育が大勢を見極める能力のない指導者を育てたと同じに、点数至上主義は、スポーツの醍醐味を味わわせてくれる選手を、協議の場か
    ら排除していくようになるだろう」
    「一度も挫折しなかったというのはもっと困りものである。抵抗力というか免疫力というかが、まったくないということだから。…自らに疑いをいだくことを学ぶようになる。次なる跳躍は、これまでのやり方に疑いを持つことなしには絶対に訪れない」
    「自分自身を守ろうとしない者を守ってやろうと思う国は世界のどこにもない。…日米安保条約に頼りきるのも不安である」
    「何もかもが安ければ良しとする風潮に、日本も染まっている。この風潮は服やバッグに留まらず、書籍にさえも及んでいるとい。これはもう、価格破壊の先に待つ文明の破壊になると思い始めたのである。…この出版界のリスク回避の志向を知って、それならば出版される本の数も減りますね、と言う人がいたとすれば、その人への答えはノーである。それどころか、ますます増えるだろう。ただし、短期間にモトが取れるものだけが」
    「事業仕分けと呼ぶらしいが、帰国中にそれをテレビで観ていて、あることに気づいて愕然となった。それは、仕分けされる側、つまり各省庁の高官たちの、説得能力の絶望的なまでの低さである。…原因は次の二つに要約できる。第一に、これまでずっと、母国語でさえも説明し説得する必要に迫られてこなかったこと。意地の悪い質問を浴びて立ち往生する怖れのない記者クラブが相手では、経験にさえもならなかったのだ。…(若手官僚に事業仕分けの受け答えを担当させることで)この場を活用して説得力を鍛えあげた官僚は、日本にとっての大きな資源になるだろう。「始めに言葉ありき」とは、最後まで「言葉ありき」なのである」
    「

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    2012年09月10日
  • 日本人へ リーダー篇

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    芯が一本通ってる人の論って、やっぱり読みやすい。あんまり丸々書き写すのもマズいとは思いつつ、このレベルの本を要約できる能もないので、背景が分からないと真意が伝わらないかもしれないとは思いつつ、琴線に触れたところを抜き書きしてみます。少しでも気になるところがあったら、手に取る価値はある。

    「意思を持続させるに必要なエネルギーの中で、最も燃料効率の高いのが私利私欲」
    「日本人も外国人と同じ言行をすべきだと言っているのではない。相手がどう考えどう出てくるかを知って勝負に臨むのは、ゲームに参加したければ最低限の条件であると言いたいだけ」
    「危機の時代は、指導者が頻繁に変わる。首をすげ代えれば、危機も打開できるかと人々は夢見るのであろうか。だがこれは、夢であって現実ではない」
    「(イラクで死んだイタリア人兵士について)これは、危険も知らずに行った地で巻きぞえを喰った「犠牲者」への待遇ではない。危険も覚悟のうえでの職務遂行中に倒れた「戦死者」への待遇である。だがこれが日本に伝わると「犠牲者」になってしまうのだった。…ミリタリーにも彼らなりの誇りがあるのは当然だ。巻きぞえを喰った結果である死ではなく、覚悟のうえの死、とでもいうふうな。その軍人が戦地で倒れた場合、その彼らを、無差別テロで倒れた市民と同じように「犠牲者」と呼ぶのは、この人々に対して礼を失することではないだろうか。軍人ならば「戦死者」と呼んでこそ、彼らの誇りを尊重することになるのではないか」
    「(日本の政治について)このような話をすると、返ってくる答えは決まっている。今の政治家には人材がいない、というのだ。だが、ほんとうにいないのだろうか。それとも、人材を見出し育てる意欲が、マスメディアにも有権者にもない、ということではないだろうか」
    「(「天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである」というマキアヴェッリの論を踏まえ、アメリカの大統領選挙の候補者対応について)国政担当者ならば、二股かけるぐらい当然ではないか。この人たちにとっての責務は、国民を天国に向かわせることであるのだから」
    「長年にわたって紛争がつづいている状態とは、当事者の中に必ず、紛争がつづくほうが利益になる誰かがいる。この「誰か」にとっては解決しないほうがトクになるので、解決の道筋が見えはじめるやいなや妨害する。だからこの種の問題解決には、何よりも先にその「誰か」を見つけ、見つけしだいにその「誰か」を排除することが重要」
    「一神教と多神教のちがいは、一人と多数という神の数にあるのではない。最も本質的なちがいは、一神教には他の神々を受け容れる余地はないが、多神教にはあるというところにある。要するに、他者の信ずる神を認めないのが一神教で、認めるのは多神教なのだから」
    「政界でも経済界でも官界でも、指導的な立場にいる日本人の口から、一度でよいから聴いてみたい。「これこれこういう理由によって、今のところは動かないほうがよいと考えるし、ゆえに成果もあげることはできない」とでもいう、腹の坐った「説明責任」を聴いてみたいのだ」
    「テレビやネットの時代で勝負するための「武器」とは、事後でも読むに耐え、情報はすでに知っていても読みたいと思わせ、それでいて読んだ後に満足を与えられるもの、つまり、情報の「読み」なり「解釈」なりで勝負したもの、を書いたり言ったりする能力でしかない。…情報に接する時間を少し節約して、その分を考えることにあててはいかが」
    「(ハリウッド映画『トロイ』で死ぬアキレスを見て)弁慶のような死に方をさせられる古代ギリシアの英雄アキレスを観ながら、これも、今のアメリカ人の無知と不遜による文化破壊以外の何ものでもない、と思ったものだった」
    「中国は数多のマイナスを国内にかかえているからいずれ躍進も止まるだろうという意見があるが、私には中国は、マイナスを周辺にまき散らしながら対国への道を邁進していくと思えてならない」

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    2012年09月10日
  • 終わりの始まり──ローマ人の物語[電子版]XI

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    五賢帝時代の掉尾を飾り哲人皇帝としても名高いマルクス・アウレリウス。後世の評価も高い彼の時代に、既に衰亡への萌芽は見えていた――従来の史観を覆す新たな「ローマ帝国衰亡史」が今始まる。

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    2012年09月10日
  • 賢帝の世紀──ローマ人の物語[電子版]IX

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    紀元二世紀初頭、ダキアとメソポタミアを併呑して帝国の版図を最大にした初の属州出身皇帝トライアヌス、帝国をくまなく視察巡行し、統治システムの再構築に励んだハドリアヌス、穏やかな人柄ながら見事な政治を行なったアントニヌス・ピウス。世にいう五賢帝のなかでも傑出した三者の人物像を浮き彫りにした、極め付きの指導者論。

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    2012年09月10日
  • 危機と克服──ローマ人の物語[電子版]VIII

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    繰り広げられる意味なき争い、無惨な三皇帝の末路。帝国再生のため、時代は「健全な常識人」を求めていた―。皇帝ネロの死にはじまってトライアヌスが登場するまでの三十年たらずの時代を描く。

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    2012年09月10日
  • 悪名高き皇帝たち──ローマ人の物語[電子版]VII

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    ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロ―帝政を構築したアウグストゥスの後に続いた四人の皇帝は、人々の痛罵を浴び、タキトゥスら古代の史家からも手厳しく批判された。しかしながら帝政は揺るがず、むしろその機能を高めていったのはなぜか。四皇帝の陰ばかりでなく光も、罪のみならず功も、余すところなく描いて新視点を示した意欲作。ローマ史を彩る悪女・傑女も続々登場。

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    2012年09月10日
  • パクス・ロマーナ──ローマ人の物語[電子版]VI

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    天才カエサルの後を継いだ天才でない人物が、いかにして天才が到達できなかった目標に達したか―人々が見たいと欲する現実を見せるために、見たくない現実を直視しながら、静かに共和政を帝政へ移行させた初代皇帝アウグストゥス。ローマを安定拡大の軌道にのせるため、構造改革を実行し、「ローマによる平和」を実現したアウグストゥスの運命と意志の物語。

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    2012年09月10日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以後──ローマ人の物語[電子版]V

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    ネタバレ

    カエサルの「3月15日」―人間を、歴史を動かした男の全貌。世界の運命を一身に凝縮させてルビコン川を渡ったカエサルは、たった五年間であらゆることをやり遂げた。地中海の東西南北、広大な地域を駆けめぐり、全ての戦いに勝ち、クレオパトラにも出会った。ついにはローマ国家改造の全改革をなし遂げて、元老院・共和政に幕を引く―。読みだしたらやめられない面白さ、迫真の筆致で描かれるコスモポリス(世界国家)を目指した男の物語。

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    2012年09月10日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV

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    ネタバレ

    前人未到の偉業と破天荒な人間的魅力、類い稀な文章力によって“英雄”となったユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)。古代から現代まで数多の人がカエサルに魅きつけられ、政治・思想・演劇・文学・歴史等々、数多の視点からカエサルに迫った。それら全てをふまえて塩野七生が解き明かす、ローマ人カエサルの全貌―ルビコン川を前に賽が投げられた時まで。

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    2012年09月10日
  • 勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

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    ハンニバルを倒し、帝国カルタゴを滅亡させ、一気に地中海の覇者となったローマ人。しかし大国への道のりの速さゆえに、ローマは内部から病み始める。権力が集中しすぎた元老院に対して改革を迫る若き護民官グラックスは同国人に殺され、続く改革者たちも、内なる敵に向き合わねばならない―ローマ人はいかにしてこの“混迷の世紀”を脱脚するか。

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    2012年09月10日
  • ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II

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    ネタバレ

    カルタゴ国滅亡という結果に終るポエニ戦役。興隆の途にあるローマ人は、はじめて直面した大危機を“ハンニバル戦争”と呼び、畏れつつ耐えた。戦場で成熟したカルタゴ稀代の名将ハンニバルに対して、ローマ人は若き才能スキピオとローマ・システムを以て抗し、勝った―。歴史はプロセスにあり、という視点から余すところなく、しかし情緒を排して活写される敗者と勝者の命運。

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    2012年09月10日
  • ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I

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    初代王ロムルスから最後の王「尊大なタルクィニウス」。共和制となったローマと王位復活をねらうタルクィニウスの戦い。周囲のエトルリア人を巻き込んだ戦い。タルクィニウスを追放した共和制の父ブルータス、追放の発端となったルクレツィアの自殺。ブルータスの2人の息子の陰謀。ローマから派遣されたギリシアへの視察団。当時のギリシア世界の様子。

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    2013年01月13日
  • 勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

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    中学生で斜め読みした時はさっぱり面白くなく挫折したが、意識して政治のヒントを掴むために読んでいるからか、1~3巻の中で、いちばんおもしろかった。

    どのような問題に突き当たり、誰がどのように考えて、どのように解決したのか?

    どんな人が世の為に奮闘してきたのか?

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    2012年07月25日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV

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    カエサルといえば「暗殺」と「クレオパトラ」しか思い浮かばない自分が恥ずかしくなる…! 人類史上屈指の天才。

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    2012年06月12日
  • ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II

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    ハンニバルも良いけど、やっぱスキピオですよね。戦術大好きになりました(前からそうだけど)。包囲作戦は爽快。しかし悲惨。

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    2012年06月12日
  • ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―

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    分り易い。
    ルネッサンスというとらえどころがないムーブメントの正体を
    色鮮やかに語ってくれる本です。
    イタリア、フィレンツェへの旅行前に読みました。

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    2012年05月27日
  • 終わりの始まり──ローマ人の物語[電子版]XI

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    ローマの盛隆と衰退を書いた塩野七生の本。
    11巻『終わりの始まり』を読んで、衰退は国ではなく人から始まっていくと感じた。

    国が最盛期の安定している頃は、戦争に行くのに観光しながら長時間掛けて向かっても問題にならなかったりもしたけれど、逆にそれにより人は衰退しても国を存続できるシステムが稼動できたという経験によって、錯覚を起こし、問題に気づきにくくなるんだろうと思う。

    でも2代目で会社が潰れるなど、学べる事・気をつける事などの気づける事は身近に沢山あると思う。

    先人が残した書物があり海外のものも翻訳されて沢山学べるようにはなったが、命が脅かされる事が非常識となった安定的な今は、学ぶ必要がないと錯覚しても当然かもしれない。そうなれば、その後のシステムの崩壊からの国の滅亡も自然の摂理として言えるのかもしれない。

    もしそうであれば、世代を通して今日本人は衰退していっているのか。国のシステムはまだ保ったまま。

    なるほど自然の摂理という考えが一番しっくりくる。

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    2012年05月08日
  • ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I

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    ローマが王国として成立し、その後共和制になるまでを描く。気にはなりつつもその分量から手をつけかねていたが、実家にあった文庫本の1巻目を読んだら面白くて止まらなくなった。

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    2012年05月07日
  • ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II

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    カルタゴのハンニバルがローマ攻略に乗り出す。ローマには若い武将スキピオが登場し、ハンニバルに挑む。イタリア、スペイン、北アフリカを舞台に息もつかせぬ大スペクタクルが繰りひろげられる。共和制ローマのシステムの完成度は見事。また、双方とも戦争の継続のため補給路の確保にいかに腐心したかがわかる。

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    2012年05月06日