平岩弓枝のレビュー一覧
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御宿かわせみシリーズの中で、好きな巻のひとつ。
表題の「十三歳の仲人」は、こどもたちの成長が感じられてぐいぐい引き込まれました。
麻太郎くん、かっこいいな。どんな大人になるんだろう。Posted by ブクログ -
時代小説でも読みやすい短編集。
こどもの手を 「紅葉」 という表現が大好きです。
時代関係なく、ひとのあったかさに触れるのはジーンときます。
~木が大きく枝葉をひろげて下の者をかばおうとすると、
下の者はお日さまに当れなくて伸びようとしても伸びられない。
程よく育ったら一人一人、...続きを読むPosted by ブクログ -
イチオシ「卯の花匂う」。夫婦と親子なるものの深さにこみあげ指数up。
「師走の客」、役者がたっぷりと伏線されたるおもしろさ。
「江戸は雪」、これまた短編ながら大勢の役者がきっちりと配置され。Posted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ7編。表題作では子を愛さない母親、「吉松殺し」では無軌道な子供が出てくる。江戸時代も現代と一緒と読むより、平岩さんは現代の事件を江戸時代に移し替えてるようだ。滑稽編の「初春夢づくし」や三家の子供が絡む人情物「招き猫」も面白かった。シリーズでは良いレベル。Posted by ブクログ
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TVドラマシリーズになった『御宿かわせみ』シリーズ。
本当に平岩弓枝の時代小説は面白い。
江戸時代の話なんだけど、現代の人の感情の表現の仕方で
ほんのささいな日常を語らせたら一番面白いかも。
るい役の高島礼子は本当私のイメージぴったりです。Posted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ8編。「花世の冒険」がダントツに楽しい。お転婆の花世ちゃんには、るいも霞む。花世ちゃんと元締コンビがシリーズを喰ってしまいそうだな。畝一家と麻生一家が絡むと子供中心の人情物になってしまう。これからは、花世ちゃんファンとして、このシリーズを楽しもう(笑)Posted by ブクログ
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職場の人に薦められて。
平岩弓枝さんは、昔のエンタメ、いわゆる娯楽小説の名手ね。
短い場面の間に山有り谷ありの緩急があって、ページをめくらせるのが上手い。
なんということはないのに、意外性の連続で読ませる。
今のエンタメとは違う手法だけど、まあ参考になります。Posted by ブクログ -
昔、国営放送でドラマになっていて、小野寺昭・真野響子だったとおもう。それがとても質の良い人情物話だったのを覚えている。懐かしさにてにとって読んでみると原作も中々味わい深かった。
とりあえず2巻まで読み終わっている。Posted by ブクログ -
2月3日~2月7日
麻生家に通う途中で見かけた新内流しの娘の視線に、思惑を量りかねる麻太郎。ある日その娘がひったくりに遭い、その荷物を麻太郎が取り返してやるのだが…。麻太郎、花世、源太郎たちが大活躍する表題作をはじめ八篇を収録。次巻より、文明開化の東京へと舞台を移す人気シリーズ、「江戸のかわせみ」の...続きを読むPosted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ短編7編。宗太郎と七重は、その組み合わせがあったかと嬉しくなる。連作でも展開があるとマンネリ防止にいい。次巻でるいと東吾の関係にも変化が起こりそうな含み。今回の作品レベルはそれほどでもないが、内輪ネタが楽しめた。復活予告で気になってた悪役も、やっと登場して極刑になったし(笑)Posted by ブクログ
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昭和36年から46年の作品です。
もう40年前後前の作品ですが、時代小説だと何年経って読んでも色あせない感じです。
殆どの作品の最後はハッピーエンドで終っています。
その後を読みたくなる作品ばかりです。
何作かはちょっとすねた??感じの終り方。
あとがきに平岩弓枝さんを男性と思ったとありましたが、...続きを読むPosted by ブクログ -
家が26歳(S33)から43歳(S55)の長い年月に書かれた7編。
その年の心も反映しているのでしょうか?
女心が描かれている作品群です。
題表作の「江戸の娘」 ハッピーエンドで良かった。Posted by ブクログ -
御宿かわせみの33弾。
大きくなった麻太郎と源太郎の少年コンビが活躍しています。
こちらも世代交代なのかな??
主人公だった東吾や源三郎がすっかり後ろ盾の様な感じです。Posted by ブクログ -
2009年12月23日、少しずつ読み始めました。
2009年12月27日、読み終わりました!
最初は、割と平坦な展開に「飽きるかも・・・」という思いを抱いたのですが、全くそんなことはなく。
るいと東吾のいちゃつきぶりがほほえましいです(笑)Posted by ブクログ