あらすじ
「立春に結婚しましょう」──7日後に急に祝言をあげる決意をした花世と源太郎。花世は、英語の勉強にかまけて花嫁修業に目もくれなかったつけが回り、てんてこ舞いに。一方、源太郎は法律を学ぶ身で十分な収入がないのを不安に思っていた。若い2人は無事結婚できるのか? 表題作ほか、老舗の糸屋で起きた連続殺人事件「糸屋の女たち」、築地居留地の清国人の不審死にはじまる人情譚「抱卵の子」など全6篇。ますます好調、明治のかわせみ第3弾!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ついに花世が源太郎と祝言をあげる。後半の3遍は推理ものとしても読み応えあった。世代交代してからミステリー要素が強くなってるような気がする。勝ち気で時には麻太郎達よりも鋭い推理をする花世のキャラがとても良い。
Posted by ブクログ
急展開すぎません?というのが正直な感想。
源太郎くんと花ちゃんの行く末、
うれしいけど、あっさりしすぎだわぁ。
幼い頃からの二人を知っているだけに、
もっと盛り上がってほしかったです。
千春大好き麻太郎兄さんはどうなるんだろう。
Posted by ブクログ
源太郎君・花世ちゃん、やっとだね、おめでとう♪お吉ではないけれど「赤ちゃんの時から存じ上げて居りますから、そのお二人が、いつの間にか御立派に成人なさり、御夫婦になるなんて、まあ、長生きはするものでございますね。」って本当にそんな気持ちで読みました…
それにしても新シリーズになって今ひとつ爽快感が無いのは江戸じゃなくなってチャンバラできなくなったからかなぁ…
Posted by ブクログ
あれよあれよと急展開のうちに結婚。あんまり夫婦という実感がなさそうな二人ですね。
「新・かわせみ」もこれで3巻目。源さんが死に、東吾の安否もわからないという設定がなかなか受け入れられず、まだ新世代にも馴染めないけど、ゆるゆると今後も読んでいくつもりです。
Posted by ブクログ
全体の流れは、以前のかわせみのように登場人物が定まり、役割分担が分かってきて、落ち着いて読めるようになった。ただ、花世さんの性格が読めなくて、感情の移ろいがわかりにくいので、ちょっと戸惑う感じがある。
Posted by ブクログ
相変わらず、むちゃな花世。正直言って、女性には嫌われるタイプかも。
でも、結婚はうれしいです。新シリーズは暗めなので、明るい話がほしいですね。